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秦本幸弥

●新入社員、社長になる
小学館文庫

著/秦本幸弥

新入社員社長になる


「えっ、俺がコイツの部下になるの!?」
 名古屋市にある菓子メーカー・押切製菓。そのオーナー社長である押切謙二が、新入社員である都築俊介を社長に抜擢し、なぜか総務課長の島田高志がその教育係になってしまった。

 都築は会社の慣習など我関せずと改革を推し進め、社内の人間関係は最悪に。当然、そのしわ寄せは教育係の島田のもとへとやってきた。島田と都築の関係も、ぎくしゃくしていった。

 そんな中、ライバル企業である大那フーズが、押切製菓の模倣品を発表した。押切製菓の売上はみるみる減っていき、ついには倒産の二文字が。しかし、新米社長の都築はこの大ピンチを驚くべき手段で切り抜け、さらにライバル企業を打倒するべく、島田に新たなミッションを与えるのだが――。



既刊
●『死神とエプロン』
双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto


ISBN978-4-575-52224-2.jpg


秦本幸弥公式サイト
https://yukiya1.com/












夢の癒し



昨夜あんなに思いつめていたのに

今朝は少し楽になっていた

どうしてだろう



そう云えば

夢を見たっけ

忘れかけていた夢を思い出そうと

瞳をつむって考えた



それは

とてつもなくきらびやかで

大きなメリーゴーランドに乗り

楽しそうに何周もなんしゅうも廻っていた

そこへ空から色とりどりの星が降ってきて

私の体をすっぽり包んでくれた



やがて瞳が覚めたら

なんとなく心が楽になっていた

夢が悩みを吸い取ってくれたのだ

夢にも癒しの効果がある事を知った














アメ玉



アメ玉をしゃぶった

とても大きなアメ玉だったので

頬っぺがもっこり盛りああがる



頬っぺの盛り上がりが

右へ行ったり左へ行ったり



ぼんやり雲を見上げていたら

少しづつ頬っぺも雲も

小さくなり

やがてアメ玉も雲も

きれいになくなっていた














一週間



月曜日は日曜日の後急ぎ足でやってきて

少しでも早く火曜日にバトンを渡そうとしている



その火曜日はなんとなく過ぎ去り

水曜日はあくびをかみしめボケーと過ごすと

知らぬ間にやってきた木曜日は

もう金曜日の夜に思いを馳せている



しかし期待していた金曜日はさらりと過ぎ去り

待ちに待った土曜日も素知らぬ顔で遠ざかる



ならばならばと

あらためて日曜日に大きな期待を抱く



日曜日は思いっきり羽目を外して遊ぶ

月曜日よ来ないでくれ



こんな一週間を何度も繰り返し

私はやがて老いてゆく














三叉路



一本道ばかりを歩いてきた私は

三叉路に来てはたと迷った



背中をしっかりと押して

行く道を教えてくれる

そんな人が居ないかと

振り返ってみたが

そこには誰も居なかった



迷いにまよって

左の道を選んでみたが

どうやら選択を誤ったようだ



あとどの位で終点か分らないが

それでも最後のさいごで

美しい花が咲いていてくれたなら

それで良しとしよう














秦本幸弥

新刊 発売中

●新入社員、社長になる
小学館文庫

著/秦本幸弥

新入社員社長になる


「えっ、俺がコイツの部下になるの!?」
 名古屋市にある菓子メーカー・押切製菓。そのオーナー社長である押切謙二が、新入社員である都築俊介を社長に抜擢し、なぜか総務課長の島田高志がその教育係になってしまった。

 都築は会社の慣習など我関せずと改革を推し進め、社内の人間関係は最悪に。当然、そのしわ寄せは教育係の島田のもとへとやってきた。島田と都築の関係も、ぎくしゃくしていった。

 そんな中、ライバル企業である大那フーズが、押切製菓の模倣品を発表した。押切製菓の売上はみるみる減っていき、ついには倒産の二文字が。しかし、新米社長の都築はこの大ピンチを驚くべき手段で切り抜け、さらにライバル企業を打倒するべく、島田に新たなミッションを与えるのだが――。


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既刊
●『死神とエプロン』
双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto












気づいてくれなくても



私はここに居ます

誰も気がついてはくれないかもしれないけど



私はここに居ます

あまりにも存在感がなくて

だんだん透明になっていくみたい



私はここに居ます

誰にも気づかれなくてもいいんです



私が私であることを

私が一番よく知っているから



そう・・・

私が私であることは間違いないから












人間の性



世の中には

どうでもいいことと

どうしようもないことがある



どうしようもないことは

やっぱりどうしようもなくて

普通は

どうでもいいことで悩む



悩んで解決することと

悩んでもやっぱり解決しないこともあるが

それでも一応は悩んでみたりする



何となく無駄なような

馬鹿なような気もするが

それが人間の性という

何ともならないものかも知れない














とうせんぼ



誰か とうせんぼして



ああではないかしら

こうではないかしら



私の心はとてもおしゃべり

それも楽しくない事ばかり



もうやめようよ

いい加減にしてよ



そこまで自分をいじめて

何が楽しいの



どうせおしゃべりするんだったら

おもわず笑っちゃうような

そんな楽しいおしゃべりしようよ



誰かとうせんぼして

私のくだらないおしゃべりを

心の中のおしゃべりを















ぺんぺん草



なずな

ペンペン

ペンペン草



白くて小さななずなの花は

ハートの種を

段々に

付けてペンペン咲いている



種を下から引っぱって

くるくる廻せば音がする

ペンペンペンと音がする



誰が名付けた

ペンペン草



くるくるペンペン

ペンペン草

ペンペンペンペン

ペンペン草













穏かに流れて



目覚し時計が鳴っている

もう少し眠りたいという欲望を

振りすてけだる気にベルを切る



開け放ったカーテンの向こうには

朝日がきらきら微笑んでいる



窓を開け春風を流し込み

今日という一日が始まる



道一本を隔てて駐車場があり

停められた車が一台また一台と

姿を消してゆく



今が加速をあげ過ぎてゆく

あまりにも早く過ぎゆく今

もう少し穏かに穏かに流れてくれ














秦本幸弥

●新入社員、社長になる
小学館文庫

著/秦本幸弥

新入社員社長になる

「えっ、俺がコイツの部下になるの!?」


もくじはこんな感じ。
新卒社長になってドタバタ→敵の登場→スッキリ解決!
という流れです。

1.新入社員が即社長!?
2.いきなりの倒産危機
3.新卒社長、会社をひっかき回す
4.大那フーズとの攻防
5.プロジェクト・エイト
6.正面対決
7.大那フーズから差し伸べられた手
8.再建
9.制裁
エピローグ



 名古屋市にある菓子メーカー・押切製菓。そのオーナー社長である押切謙二が、新入社員である都築俊介を社長に抜擢し、なぜか総務課長の島田高志がその教育係になってしまった。

 都築は会社の慣習など我関せずと改革を推し進め、社内の人間関係は最悪に。当然、そのしわ寄せは教育係の島田のもとへとやってきた。島田と都築の関係も、ぎくしゃくしていった。

 そんな中、ライバル企業である大那フーズが、押切製菓の模倣品を発表した。押切製菓の売上はみるみる減っていき、ついには倒産の二文字が。しかし、新米社長の都築はこの大ピンチを驚くべき手段で切り抜け、さらにライバル企業を打倒するべく、島田に新たなミッションを与えるのだが――。


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春よ



春よ

急ぎすぎてはいないか

春よ

このあたりで

少し足踏みをしてはどうか

春よ

このまま走って行けば

どんどん暑くなって行く

これから訪れる夏が心配だ

春よ

今からこれを言うのは

取り越し苦労だろうか













クッション



私は失いたくない

あなたと云うクッションを

いつもたれても

程よく気持ちいい

とても便利なクッション



言葉のクッション

体のクッション

心のクッション



全てすべて心地いい

私の存在は

あなたのクッション上で成り立っている














勝手な祈り



ねえ 神様

神様はどれぐらい沢山の人達の

祈りを聴いているのでしょうか



随分勝手な祈りばかりでしょうね



私もその中の一人です

神様 聴いてて笑っちゃうでしょう



だけど祈りの半分以上は

得手勝手なものが多いのです

神様 何を基準に叶えて

あげているのですか



私の祈りはまだ叶えてもらえません



おさい銭が少ないからですか

それとも心がけが悪いからですか

できたら教えてもらいたいものです



えっ? それを学ぶのが人生ですって?



祈りを叶えて貰うのって大変



それでも日々祈り続けている私です

神様 気が変わったら祈り

叶えて下さいな














春の音



ねえ

春の音聴こえる

木々の芽が芽吹く音

花の蕾が開く音

生き物が目を覚ます音



春ってとても賑やかなんだ

耳をすませて聴いてみて

あちらでもこちらでも

かさこそかさこそ

春が音をたててるよ



春ってとても賑やかなんだ

耳をすませて聴いてみて

ほら おとがするでしょ














秦本幸弥

●新入社員、社長になる
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著/秦本幸弥

新入社員社長になる



既刊*****************************************

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 そんな中、ライバル企業である大那フーズが、押切製菓の模倣品を発表した。押切製菓の売上はみるみる減っていき、ついには倒産の二文字が。しかし、新米社長の都築はこの大ピンチを驚くべき手段で切り抜け、さらにライバル企業を打倒するべく、島田に新たなミッションを与えるのだが――。


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あなたが好き



可愛い私ではないけど

頭のいい私ではないけど

勇気ある私ではないけど

行動力のある私でもない



でも

それ等全てをひっくるめて

認めてくれるあなたが好き














頑張らない



頑張らないよ私

頑張れないよ私

だって

頑張ったって

何も変わらないような気がする



たとえ

哀しくたって

切なくたって

虚しくたって

頑張らないから仕方ない



私頑張らないよ

私頑張れないよ

それが私の一番悪いところ

それが私の一番いいところ














なんとなく



なんとなく

只なんとなく

可愛いと思った



なんとなくって

曖昧だけど

曖昧って必要なことだと思う



なんとなく

なんとなく私がいて

しっかり横には

私のあなたがいる














その時は多分



いつだっていいのよ

どうせあなたは約束守らない人だから



だからってそれを認めてる訳じゃない

唯あきらめているだけ



そんな私の気持ちをいい事に

あなたはいい加減を通してる



そう云うのを「ずるい」って云うのよ

それを許してきた私もいけなかった



私ね本当は哀しかった

そう云うのって

でもきちんと云えない自分がいて

そんな自分も嫌いだった



だからこれからははっきり云おうと思ってるの

あなた直してくれる?



もしも直してくれなかったら

その時はその時は多分・・・














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