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クリオネ



クリクリ クリオネ クリクリオネ

海の妖精クリオネは

小さなおててパタパタと

揺らりゆらして散歩する



おててパタパタ揺らゆらと

蒼い海を散歩する



海の妖精クリオネは

冷たいきれいな海が好き



小さなおててパタパタと

揺らりゆれてる君が好き



小ちゃなちいちゃな君だけど

人はあなたに癒される

クリクリ クリオネ クリクリオネ














秦本幸弥

2021年2月5日発売 もうすぐです

●新入社員、社長になる
小学館文庫

著/秦本幸弥

新入社員社長になる


「えっ、俺がコイツの部下になるの!?」
 名古屋市にある菓子メーカー・押切製菓。そのオーナー社長である押切謙二が、新入社員である都築俊介を社長に抜擢し、なぜか総務課長の島田高志がその教育係になってしまった。

 都築は会社の慣習など我関せずと改革を推し進め、社内の人間関係は最悪に。当然、そのしわ寄せは教育係の島田のもとへとやってきた。島田と都築の関係も、ぎくしゃくしていった。

 そんな中、ライバル企業である大那フーズが、押切製菓の模倣品を発表した。押切製菓の売上はみるみる減っていき、ついには倒産の二文字が。しかし、新米社長の都築はこの大ピンチを驚くべき手段で切り抜け、さらにライバル企業を打倒するべく、島田に新たなミッションを与えるのだが――。


秦本幸弥公式サイト
https://yukiya1.com/












心揺さぶられ



人は時に

ある曲を耳にした時

想いに浸ることがある



その歌詞やメロディに

かっての出来事あぶり出されて

心揺さぶられるからだ



私にもそんな曲がある

その曲が流れていたりすると

想いがその頃へタイムスリップする



何とも言えない気持ちになり

しばし想いに耽る



歌詞には

曲には

そんな不思議な力がある



今もあの曲が頭を駆け巡っている














心ときめかせて



手鏡の向うで

ちょっぴり春が

見えかくれしています



風も ほら

春の匂いがしませんか



手鏡の中の私に

うすくれないの紅さして

お気に入りの帽子をかぶり



春に逢いにゆこう

心ときめかせて














流れ星



この恋を

成就させたく

空を見る

流れ星ひとつ

つかまえたくて














凍えそうな星



夜風がカタカタ戸を揺らしている

寒さが一段と増して来た



空は冴えかえり

星が凍えそうに瞬いている



三日月はナイフのように光り

私の心を貫いている



何処からか猫の無気味な泣き声が

長く尾を引いている

こんな夜は君が隣に居て欲しい














逝くと云う事



逝くと云うのは

歳の順ではない事を

嫌という程思い知らされている



お正月そうそうの

通夜の葬儀場に

あれ程元気だった人の

顔を柩の中に見ている



その顔が

いつ自分に変ってもおかしくない



普段自分だけはまだ

そう思っているから生きてゆける



だから夢もみられる

いつ逝くかは今は分らない

でもそれまでは見続けよう

ほんの小さな夢でいいから













心の錘



海を観てみたい

海を観ていたい

誰も居ない砂浜に座りゆっくりと



砂を手に掬っては零し

掬っては零し

嫌な記憶を零してゆく



遥か彼方の波間には

おもちゃのような船が浮かんでいる

どんな人が乗っているのか…

何を想って…



心の荷物が重くて

それを捨てたくて海に来た

海がそっと私を抱きしめてくれる

あなただけじゃないよって



水平線と空とがまじり合い

淡い水色になっている

百八十度海

海 海 海



海を観に来て良かった

胸の中にあった錘が少し軽くなった

明日からはまたいつもの私に戻ろう














秦本幸弥



2021年2月5日発売予定

●新入社員、社長になる
小学館文庫

著/秦本幸弥

新入社員社長になる


「えっ、俺がコイツの部下になるの!?」
 名古屋市にある菓子メーカー・押切製菓。そのオーナー社長である押切謙二が、新入社員である都築俊介を社長に抜擢し、なぜか総務課長の島田高志がその教育係になってしまった。

 都築は会社の慣習など我関せずと改革を推し進め、社内の人間関係は最悪に。当然、そのしわ寄せは教育係の島田のもとへとやってきた。島田と都築の関係も、ぎくしゃくしていった。

 そんな中、ライバル企業である大那フーズが、押切製菓の模倣品を発表した。押切製菓の売上はみるみる減っていき、ついには倒産の二文字が。しかし、新米社長の都築はこの大ピンチを驚くべき手段で切り抜け、さらにライバル企業を打倒するべく、島田に新たなミッションを与えるのだが――。


秦本幸弥公式サイト
https://yukiya1.com/












神様勝手でごめんなさい



散歩途中にある神社には

詣でる人が多い



幾許かの賽銭を入れ

頭を垂れ

長い間一心に何かを祈る人

はたまた素気無く

拍手を打ち頭を垂れ

そそくさと帰る人



しかしその中の何人が

心から神様を信じて祈っているのか



心が強く神様など必要としない人もいる

しかし人間とは弱いもので

何かにすがりたい時がある

それが友人であったり親であったり

神様であったりする



神様を信じていなくとも

苦しい時の神頼みで

合格・安産・縁結び・そしてお金

様々に勝手な願いをする

斯く云う私もその中の一人



神様勝手でごめんなさい













蝋梅



蝋梅の花は

寒い冬の中

春告げ花のように

枯れ木の中

凛と咲く



美しい花だ














本当は



本当は

少しも思ってないのに

私のことすごいと言っちゃて



それを分っているのに

あなたに褒められると

ついつい嬉しくなってしまう



そんな私の操縦法を

熟知しているあなたこそ

本当のすごい人っていうんですよ














電信柱



電信柱が立っている

寒そうに立っている

物言いたげに立っている



雪が降ってきても裸のまま

所どころ膏薬のように

貼紙も貼られている



こそばゆいから

剥がしてしまいたい



「交通事故を見かけた人は…」

などと書かれた看板も

括りつけられたりしている



「やめてよ!おしっこなんてかけないで!

いつも同じ犬がかけてゆくんだから」



僕は電信柱

広告屋さんじゃない

犬の便所じゃない



ただすっくと立っていたい

他の電柱と手を繋ぎ

仲よく立っていたい

いつまでも立っていたい














あなたはだあれ?



あなたはだあれ?

あなたはあなたであって

決して私とは交わらない

不思議な何かを持っている

得体のしれない人



あなたは突然私の前に現れたり

またふいに消えたりする

掴み所のない人



私に興味を持ちながら

さもつまらな気に

私を無視する



私はあなたに戸惑いながら

それでもあなたとの距離を保つ



私はあなたを愉快とも不愉快とも思うし

あなたはとっくにそれに気が付いているのに

知らん顔して付かず離れずにいる



あなたはあなたは

そんなあなたは

私の・・・・・

もうひとりのわ・た・く・し














マジシャン



あなたは私にワクワクをくれる

あなたと逢っているとワクワクの風船が

ぷうぷう音をたててふくらむ



でもあなたが去ってしまうと

風船の空気がシュワシュワーと抜けてゆく



だから風船の空気が抜けきる前に

また私に逢ってください



あなたはマジシャン

ワクワクマジシャン



お願い萎まないワクワク風船くださいな

あなたはマジシャンだから

私の願い

叶えられますよね














秦本幸弥



2021年2月5日発売予定

●新入社員、社長になる
小学館文庫

著/秦本幸弥


「えっ、俺がコイツの部下になるの!?」
 名古屋市にある菓子メーカー・押切製菓。そのオーナー社長である押切謙二が、新入社員である都築俊介を社長に抜擢し、なぜか総務課長の島田高志がその教育係になってしまった。

 都築は会社の慣習など我関せずと改革を推し進め、社内の人間関係は最悪に。当然、そのしわ寄せは教育係の島田のもとへとやってきた。島田と都築の関係も、ぎくしゃくしていった。

 そんな中、ライバル企業である大那フーズが、押切製菓の模倣品を発表した。押切製菓の売上はみるみる減っていき、ついには倒産の二文字が。しかし、新米社長の都築はこの大ピンチを驚くべき手段で切り抜け、さらにライバル企業を打倒するべく、島田に新たなミッションを与えるのだが――。


秦本幸弥公式サイト
https://yukiya1.com/












今日も黙って



黙って黙って

今日も黙って

生きている



黙っているのが

決して好きな訳じゃないのに














私の宝物



あなたって不思議な人

口数の少ない

あなたのその一言が



乾いた砂に雨がしみ込むように

私の心にしみてゆく



そんな不思議なあなたの存在が

私の宝物














異次元



鏡に自分の顔を写してみる

これが自分の顔なのかと

じっと観ていると顔が変ってくる



毎日観ている顔なのに

こんなにまじまじと観た事はない

まるで別人が乗り移ってきたのではないかと

錯覚すらする



以前にもこんなふうに感じた事がある

母が自分位の歳だった頃か

母の顔を観ていた時

少しづつ母が別人の顔になってゆくように感じた



その時のような違和感が私を襲った

少し時がたてば鏡の中には

いつもの自分が写っているだけなのだが



その時だけは

まるで自分の魂が

異次元を彷徨っているかのようだった














洗濯物



今日は朝から曇っています

いつ空が崩れてもおかしくない

空が泣きそうだ



それなのに沢山洗濯をしてしまった

洗濯物が乾かない

冷たいままだ



ほんのわずかな風に

洗濯物が囁いている

「こんな風じゃ乾けないよ」

「太陽の光が欲しい!」



ぶつぶつ文句を言いながら

洗濯物が揺れている



私もぶつぶつ言いたいよ

太陽の光が一杯欲しいのに

空は今にも泣きそうだ















猫が日向で

目をとじじっとしている

眠っているのか

考えているのか



名前を呼べば

かすかに「ミャーオ」と

瞳をつむったまま答える



一日の大半はこの状態だ

猫には猫の世界があり

それなりに大変だろう



しかし何となく憧れてしまう

そんな自分を寂しく想う














感情があり過ぎて



いつの頃からか

自分を心寂しい人間だと

しみじみ思うようになった



勿論感情がない訳ではない

あり過ぎる程ある



もしかしたら

それが禍しているのかもしれない



自分を傷つけたくないから

あえてその渦中に入りたくないし

入れないのかもしれない



感情があり過ぎるのか

自分では判断できないが

それはそれでいいかと

痩せ我慢でなく思っている














秦本幸弥



●新入社員、社長になる
小学館文庫

著/秦本幸弥 Yukiya Hatamoto


「えっ、俺がコイツの部下になるの!?」
 名古屋市にある菓子メーカー・押切製菓。そのオーナー社長である押切謙二が、新入社員である都築俊介を社長に抜擢し、なぜか総務課長の島田高志がその教育係になってしまった。

 都築は会社の慣習など我関せずと改革を推し進め、社内の人間関係は最悪に。当然、そのしわ寄せは教育係の島田のもとへとやってきた。島田と都築の関係も、ぎくしゃくしていった。

 そんな中、ライバル企業である大那フーズが、押切製菓の模倣品を発表した。押切製菓の売上はみるみる減っていき、ついには倒産の二文字が。しかし、新米社長の都築はこの大ピンチを驚くべき手段で切り抜け、さらにライバル企業を打倒するべく、島田に新たなミッションを与えるのだが――。



既刊
●『死神とエプロン』
双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto












行ってきます



同じ径を同じ時間に歩いていても

出逢う人は微妙に違って来る

それもまた楽しい



「おはようございます!」と

そよ風のような挨拶を交わしたり

季節の短い言葉を交わす



一服の清涼剤みたいに

すがすがしい



景色も同じように見え

少しづつ違う



昨日咲いていた花が今日はしぼみ

蕾だったものがきれいに咲いている



川には鵜や鷺が

姿を見せている事もあったり

思いがけない物に出逢ったりする



生きているって

驚きの連続



今日はどんなドラマに出逢えるのか

さあ靴を履いて

行ってきます














地球の願い



私がまだ樹だった頃

地球はこんなに汚れていなかった



人間は言語も持たず手で話をしていた

そしてテレパシーのようなもので

神と意思の疎通が出来た



それから刻を経て人間は言葉を持った

その頃から人間は徐々に

神との意思の疎通が出来なくなってきた



人間は傲慢になり

自然を少しづつ破壊してきた



そして今 神の声も聴こえなくなり

好き勝手に自然を破壊し

地球が生き物だという事さえ知らずにいる



地球はこれまで何度となく

これ以上自然を壊すなと警告してきた



しかし人間はその警告も無視し

やりたい放題の手を休めない



地球は今怒っている

人間よいい加減に目を覚ませ

お前達は私の借家人でしかないのだ

もっともっと謙虚になれ



そうしなければ そうしなければ

いつかきっと全ての人間が

泣く日が来るであろう

私はそこまでしたくはないから・・・














自分の道



七歳の私が写真の中で笑っている

これから先自分がどの様な人生を

送るかなんて少しも考えていない顔で



自分の人生がどうなるのか分っていたら

多分多くの人が二の足を踏むだろう

知らないからこそ

まだ明日を生きようと思う



人は生まれてから死ぬまで

決められた道を歩いてゆくと聞いた事がある

だったら努力をしても

頑張っても無駄じゃないかと思ってしまう



しかし努力する事も頑張る事も

決められた道だとしたら

あなたはどう思いますか?



少なくとも私はもう少しなだらかな

面白おかしい人生だったらと思う














何かいい事



心はお天気屋

昨日はあんなに楽しかったのに



どうして今の心は曇ってるのかな

まるで今日の天気みたい

どんより曇り今にも泣きだしそう



何が原因なんだろう

そうだ!

今朝方見た夢かもしれない



とても悲しく残酷な夢

内容はひどすぎて書けない



目が覚めた時ショックだった

想えばあの時から心が沈んでいた



何やってるんだろう私

夢じゃない夢



そんな夢きれいさっぱり忘れ

今日これから起きるかもしれない

ワクワクな事を期待して

ポジティブポジティブ



あっきれい!

雲の間から何本もの光が差して来た

何かいい事が起こりそう














カプチーノ



冷たい風が吹き

黒い雲が垂れ込めている

家々の窓は固く閉ざされ

人をも拒むようだ



こんな日は

雪でも舞いおりそうだ



思い出したように

時折犬が激しく吠く



雪の精が

舞いおりるのを迷っているのか

冷たい風だけが

頬をなでてゆく



ああ こんな日は

無性に温かい

カプチーノが飲みたくなる














新しい年



新しい年が

心の準備もないままに

駆け足でやって来てしまった



十二月三十一日と一月一日

何がどれ程違うと云うのか



秒針が僅かに右に移動しただけ

それなのに去年と今年



ああ それだけなのに

心の準備もないままに

新しい年が来てしまった



仕方ないから

少しづつ新しい年に

慣れていこう



少しづつ 少しづつ














秦本幸弥



2021年2月5日発売予定

●新入社員、社長になる
小学館文庫

著/秦本幸弥 Yukiya Hatamoto


「えっ、俺がコイツの部下になるの!?」
 名古屋市にある菓子メーカー・押切製菓。そのオーナー社長である押切謙二が、新入社員である都築俊介を社長に抜擢し、なぜか総務課長の島田高志がその教育係になってしまった。

 都築は会社の慣習など我関せずと改革を推し進め、社内の人間関係は最悪に。当然、そのしわ寄せは教育係の島田のもとへとやってきた。島田と都築の関係も、ぎくしゃくしていった。

 そんな中、ライバル企業である大那フーズが、押切製菓の模倣品を発表した。押切製菓の売上はみるみる減っていき、ついには倒産の二文字が。しかし、新米社長の都築はこの大ピンチを驚くべき手段で切り抜け、さらにライバル企業を打倒するべく、島田に新たなミッションを与えるのだが――。

既刊
●『死神とエプロン』
双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto












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