FC2ブログ

君の言葉



君の言葉が

オアシスにも

砂漠にもなる

近づき過ぎてしまった分だけ

危うさが交錯する















みちくさ



みちくさくった

とちゅうでくった

みちくささくさく

みちくさくった



みちくさみちくさ

たのしくて

たのしかったが

おこられた

みちくさくって

おこられた

おこられちゃったが

たのしくて



またまたみちくさ

いっぱいくった

みちくさみちくさ

はらへって

たくさんくったが

はらへった



たのしいみちくさ

いっぱいくって

いっぱいおこられ

はらへった



それでもくいたい

みちくさみちくさ

いっぱいくいたい

はらいっぱい














同じ夢



二十四色のクレパスが

白い紙の上を自在に走り

思ってもみない

美しい風景が現れた



クレパスは風景の中に

次からつぎに

動物を走らせ

鳥を飛ばせ

きれいな花を咲かせた



私はその絵の中に飛びこみ

小道を走り

木の実をとり

湖で泳いだ



そう云えば

昨日も同じ夢をみたっけ















傲漫な気紛れな風が

私の前にひとつの嘘を置いていった



その嘘はどうやら群れる事を好み

嘘の上に嘘を積み重ねていった



嘘の中に紛れこんだ小さな真実が窒息しそうに

私に救いの手を求めている

それなのに私はその真実を救ってやる事も出来ず

只ただ見ているばかり



気紛れな風に

今度は嘘を吹き飛ばしてほしいと

頼んでみたが無駄だった



やがて雪だるまのように大きくなった嘘は

小さな真実と一緒に

弾けて闇の中に消えてしまった














無口な私



私は無口です

だからって

何も思っていない訳じゃないよ



むしろ

おしゃべりな君の何百倍も

心の中で

おしゃべりしているよ














愛でる心



コスモスの花を手折り

一輪差しにさしました



それはどことなく儚気で

寂し気に観えました



しかしコスモスの花はそのままで

儚気で寂し気に観えたのは

私の心がそう感じただけだ



どんな花を観ようと

素晴しい景色を観ようと

今の自分の心が反映してしまう



多分明日観れば

きっと輝いて観えるに違いない

今日はきょうの心で花を愛でておこう














言の葉の糸



紡ぐ詩が

どうしようもなく

こんがらがり

解くにほどけぬ

言の葉の糸















気になる



何故こんなにも気になるのか

とうの昔のことなのに

忘れようと思っても

常に頭の一角にひっかかって

それは消えることがない



まるでパンドラの箱を

空けてしまったようだ

今は閉め方も分らず困惑している



せめて眠っている時だけは

その呪縛から解き放されるだろうと思ったが

夢の中までそれは追いかけてくる



しかしそれはふとした時から消えた

皮肉にも

新たな悩みが私の心を占領したからだ














とびっきりの何か



何かを探さなきゃ

生き甲斐のある何かを

とびっきりの何かを



でもその何かが分らなくて

掴めないまま

今日まで来てしまった



逢いたい

早く逢いたい

生き甲斐のある何かに



もしかしたら

それはとっくの昔に

私の前を通り過ぎたのかもしれない



それなのに

私は何をボケーとしていたのか

このままでは終わりたくない

いつかはきっと掴んでやる

待ってろよ














ポケットの中の青空



青空の一角を切り取って

胸のポケットに入れた



そうするとたとえ曇っていても

雨が降っていても

私の心はいつも晴れていて楽しい



青空よ

私のポケットの中の青空よ

どうぞいつまでも褪せないでいておくれ
















コスモスが風に揺らぎ

桜の葉がちょっぴり色づく



金木犀が香り

赤とんぼが飛び回る



どっぷり秋が秋を主張しています














朝が来ると信じて



朝が来て目を覚ます

大きなあくびをひとつする

ついでに手と足を思いきり伸ばす



朝が来てガラッと窓を開ける

太陽におはようと云う

太陽もおはようと答える



朝が来て鳥が鳴く

チュンチュンチュンチュン囀っている

鳥達の大合唱だ



朝が来て歯を磨く

シャカシャカシャカシャカ歯を磨く

リスが餌を頬ばる顔をして

グブグブゴボゴボ口をすすぐ



朝が来てあたり前に朝が来て

それがあたり前と思っている

いつかあたり前じゃない日が来るのに

朝が来ると信じている














グッバイ



忘れてしまったはずの悔恨が

また頭をもたげてくる



あの時あの一言

あの一言が何故言えなかったのか



それが自分の性格といえばそれまでだが

そんな不甲斐ない自分が嫌で

許せないでいる



弱い自分

それも全て含めてそれが自分

自分ではあるのだが・・・



仕方がないという思いと

情けなく悔しい思いが混在する



もうこんな自分と数十年も付き合ってる

いい加減あきらめるしかない



でもやっぱり心から思う

そんな自分とグッバイしたいと・・・













秋が



コスモスが

揺れる静かな時間

君と浸っていたい



秋が深くふかく

二人を包んでくれているから














何の迷いもなく



何の迷いもなく

直線を引くように



何の迷いもなく

あなたの元から去ることが



今の私なら自然に出来る














新しいこれから



あなたが好きだった

萌黄色のスカートをはいてみました



秋風がスカートの裾をゆらし

とても気持ちいい



私がこのスカートをはくと

いつも眩しそうな瞳で私を見てた



そんなあなたがいなくなって

どれくらいの秋が過ぎたでしょう



この季節になると

いつも想いだします



でもこのスカートはもうはきません

それじゃないと先へ進めないから



私の新しいこれからを

見守ってくださいね
















もう何度秋を経験したことか

素晴らしい秋を



その素晴らしい秋を

うっかりするとただ何となく過ごしてしまい

すっかり忘れてしまっている



美しい紅葉

息をのむような夕焼け

空を飛び交う赤とんぼ

鰯雲の泳ぐ様

金木犀の香り



どのひとつをとってみても

胸の高揚を感じた



これからも

生きてる限り

その時々で様々な秋を感じていく



これからはアンテナの感度を

もう少し高めてゆこう















戻れない



もう戻れない

あの頃に



あんなに純粋だったのに

何かが少しづつ降りかかり

色がくすんでしまった



剥がしても剥がしても

こびりついたものは取れなくて・・・



もう戻れない

あの頃に



それでも

心の一隅には

変わらない何かがそっと潜んでいる

今でも














こんな日は



バスが発車しそうで

急いで走っていたヒールの踵が折れる



強風に煽られ舞っていた新聞紙に

突然顔を覆われる



いつもは止まるのに今日に限って無視した一旦停止で

警察官に違反切符を切られる



行列の出来る店の最後尾に並んだら

その後一人も並ばなかった



新調した服を着て歩いていたら

車に水溜りの水をおもいきりかけられる



こんな不運な出来事が

案外続いて起きることがある



こんな日は こんな日は・・・















パンドラの箱



何故か分らないけど

何か・・・気になる事がある

その何かを探すのだけど

やっぱり分らない



きっと遠い記憶の中の事だと想う

まだ物心がつくかつかないかの



それは想い出したくないから

記憶に蓋をしてしまっているのかもしれない



それなのに出来たばかりのかさぶたを

はがすような事はやめよう



それはきっとパンドラの箱

開けない方がよい



いつか「何か・・・」も気にならない刻がくる

かさぶたが知らないうちに

ポロッと落ちてしまうように














別れ



あなたと別れてから

街を歩いていても電車に揺られていても

あなたの顔を探してしまう



本当は別れる気持ちなんてなかった

何となく勢いで

「私達別れましょ!」って



本気じゃなかった

そう言えばあなたが

「馬鹿だなまたむきになって」って



そう言ってくれるものだと思っていた

それなのに

あの時に限ってあなたは

「そうだね別れよう僕達」



私 少しも本気じゃなかった

いつもの様に私の我がまま許してくれると思ってた



未練たらしくいつまでも

あなたを探している自分が

そんな自分がとても憐れです














カレンダー



毎日見ているカレンダーから

数字がポロポロ落ちてゆく

日にちという数字が落ちてゆく



床の上に落ちた数字を集めた

過去という日にちを集めた



一月から今日までの数字

その過去を掃除機に吸った



ビューという音と共に

過去は吸われていった



カレンダーには

十二月までの数字が残っている

今日からの数字が

ちょっぴり光って見えた














秋の風



勘違いしていました

あなたはもっと心の大きな人だと



かいかぶっていました

あなたは私より物知りだと



思い違いしていました

あなたは私だけを思ってくれていると



小さな小さな思いこみが

刻を経て

やがて大きく大きくなって

二人の間に深い溝を作りました



秋の風が

二人の間にそっと吹き

私の頚筋を撫でてゆきました














神様の見るもの



神様お願いです

お金と幸せと愛と健康をください



たった百円のお賽銭で欲張りだって?

だって人間てみんな欲張りじゃないですか

五円でもっと色々お願いする人もいるでしょ



たった百円だけどもう三年もお願いしてるのに

まだひとつもお願いは叶ってませんけど



心がこもってないって?

そんなことはないです必死でお願いしてます

必死さが足りないって?

これ以上どうしたらいいんですか



お願いはやめて必死に働けって?

じゃあ神様はいらないじゃないですか

えっ?

神様はちゃんと空から見ているって?



神様って何を見ているのかなあ














言葉の刃



あなたの言葉が

刃のように

続けざまに投げかけられた時

私の心の中に育ちはじめていた

「恋」と言う果実が

音をたたて割れていた














心の滾り



あなたを好きになってはいけませんか

この歳でこんな事を言うのはおかしいでしょうか



人を好きになるには若くなくてはいけませんか

やはり変でしょうか



おかしいものですね

体は老いても心は若い時と

あまり変わらないのです



でも安心しました

私の中にもまだこんなに熱い物があるなんて



だけどこの気持ち

やはりそっとこのまましまっておきましょう

この心の滾りを糧に明日に向っていこう














一葉の気持ち



詩の一行目の言葉を探していた

丁度その時一枚の葉が

私の目の前に落ちて来た



きっとこの葉は

いつ枝から落ちようか考えていたようだ

そこへ私が通って

何やら困っていそうだからと思い

意を決して私の前に落ちて来てくれたのだ



何と心の優しい葉なんだろう

お前のお陰で素晴らしいフレーズが湧いてきた

君の優しい気持ちを無駄にはしないよ



私は君の行為に答え

私の大切な本の間に君をそっと横たえた













ふいうち



どれ程の涙を流せば

この私の想いはあなたに届くのでしょう

いえ、あなたは私が涙している事さえ知らない



あの時ふいにさよならを告げ

私を置いたまま去って行った



さよならのふいうちはやめて

あまりにも辛すぎるから



どれ程の刻がたてば

あなたを忘れられるでしょう

そう、あなたは私が忘れられずにいる事さえ知らない

あの時のさよならは嘘だったんだと

言ってくれるのを待っている私



さよならのふいうちはやめて

あまりにも辛すぎるから



どれ程自分をごまかして

あなたの事を待ってたでしょう

もう分ってたの

あなたは決して戻らないと

あの時さよならを告げられ

これでおしまいだという事を



さよならのふいうちはやめて

あまりにも辛すぎるから













冬支度



去年の落葉の上に

今年の落葉が舞いおり

布団の厚みを増してゆく



朽ちた落葉の上の

今年の落葉はまだ色あざやかだ



団栗は落葉の布団の中で

幼い芽を出す準備をしている



森はどこまでも静か

鳥の囀りの他何もない



時々木々の間を風が通り

鋭い音をたてている



去年の落葉の上に

今年の落葉が舞いおり

冬支度をしている














彼岸花



朝夕すっかり涼しくなった



散歩していても気持がいい

そんな中あちこちに

彼岸花を見つける事が出来る



彼岸花は長い茎の上に

葉もつけず凛と咲いている



この花はどこか妖艶で昔からあまり

縁起のいい花ではないと云われて来たが

私は好きだ



これから先もう少し

この花を愛でながら

散歩する事になるだろう













プロフィール

みよ@こたつむり

Author:みよ@こたつむり
FC2ブログへようこそ!

旬の花時計
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
FC2カウンター