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ラッキー



紅葉を愛でながら歩いていたら

どこからともなく子犬が走って来た

私の前で止まり尻尾を振っている



野良犬でない事は

首輪が付いている事で分かる



頭をなでてやりながら

君どこから来たの?

飼い主さんが心配してるから早く帰りなさい



そう言っても私のそばから離れず

歩き出すとまた後を着いて来る



私は足を止め

子犬の目線までしゃがみこみ

彼の瞳をじっと見た



なんとも言えない愛くるしい顔で

クーンクーンと言いつつ私の顔をじっと見つめている

どうしたらいいものかと思っていたところ

どこからか「ラッキーラッキー」

と言う声がした



子犬は耳をピクリとさせたかと思うと

声のする方へ一目散に走っていった



飼い主さんの安堵する声が聴こえ

再会を喜んでいるようだ



彼の名前はラッキーか

私も彼からちょっぴり癒しを貰い

ラッキーな気持でそこを後にした














香りを楽しむ



今 歩いていると

あちこちから金木犀の香りがする



これだけ多くの家から香ってくるという事は

縁起のいい木なのだろうか



歩いていて程々の間隔をおき

香って来るのがいい



秋も深まり

今 金木犀の香りが熱い

もう少しの間

この香りを楽しみ歩こう














神様のはからい



最近朝夕めっきり冷え込んで来た

夏の間

あれ程嫌っていた日差しが

恋しくなって来た



花水木の葉は紅くなり

銀杏の葉も上の方が

色づき始めている



季節の一番過ごしやすい時期は

どうしてこんなに短いのか



一年中十月初旬位の陽気だったらと

勝手な事を想っている



厳しく寒い冬や

暑い夏があるからこそ

短い春や秋が

恋しいものとなるのだろう



神様のはからいは

万事においてそつがないのかもしれない

しんみり考えさせられた秋の一日だった














幸せに生きてます



毎日同じ事の繰り返しに

少々うんざりしながら生きている



しかし同じ事の繰り返しの中の

ちょっぴり光る事に

好奇心という名のスパイスを振りかけ

少しづつ違う味をつけて

美味しく食べてます



私一人で食べるのは

もったいないから

写メなんか撮っちゃって

ブログに載せて観て貰い

コメントなんかして貰ったら

超嬉しくなって



うんざりしつつ生きていた事が

嘘みたいで…

私 幸せに生きてます














夢の通路



夢と夢の間には

微妙な通路があり

その通路を通り抜け次の夢にゆく



よく夢はモノクロだと云われるが

私の夢は全てカラーだ



そして何故か嫌な夢が多い

自分が嫌だと想っている事を

様々な角度から

何度も何度も見させられる

もううんざりだ



何故か楽しい夢は少ないが

楽しい夢を見た日は一日が輝いている



起きた時は忘れてしまっていても

夢を見ない日は一日もない

今夜も夢の通路を通り

何本の夢を見るのだろうか














露草



あなたに逢えて

嬉しかった

思わず

見とれて

しまいました















散歩道



道 小道がある

人ひとりが通れる道

舗装もされていない細い道



何故かほっとする

小道の散歩



両側の草花を見つつ

足を進める



季節はずれの

蝶が舞い驚きの声をあげる



細い小道は

心の小道



足裏も喜ぶ

ほっとする

小道の散歩














心躍らせていたのに



悲しくなった

心が悲しくなった

突然わいてきた感情だ

胸がしめつけられ

拳大の石がある様だ

季節のうつろいが

そうさせるのか



夏が去り

あれ程待っていた秋なのに



秋が来たら何処へ行こうか

秋が来たらどんな装いをしようか



あれ程心躍らせていたのに

心躍らせていたのに・・・














齢の暴走



私の齢が

勝手に実齢より速く進んでいる



どうりで脚腰の動きが

めっきり悪くなったはずだ



つい先日までは

何の支障もなくさっそうと歩けた



私が眠っている間に

齢が暴走しているのかもしれない



これはうっかり眠っていられない

いつ齢が暴走するか分らない

しかしずっと起きているのは辛い

眠気には勝てない



そうだ!隠しカメラを付けてやろう

そうすれば齢がいつ暴走するか分る

その少し前に目を覚ませば

暴走されずにすむ



隠しカメラには

午前三時に暴走するのが写っていた

それも私がしっかり眠っているのを確かめてだ



私は翌日から目覚し時計をかけ

二時半に起きて齢の暴走をくい止めた



翌朝そんな夢から目が覚め

どっと疲れていた














怒ってるぞ



僕は怒ってるぞ

絶対許してやるものか

たとえ「ごめんなさい」と言われても



大体僕がこんなに怒っていること

あいつは気が付いているだろうか?



あいつのあの顔見ていたら

そんなことこれっぽっちも思ってなさそうだ



あいつが思ってないのに

僕だけ思っているなんて



そんなことってそんなことって

絶対に損

損だけど怒ってるぞ



あ~損だ損だ

損でも怒ってるぞ

もう~ 怒るの損



や~めたと

ふ~















曼珠沙華



曼珠沙華の花が

また今年も妖艶に咲く



日中は暑くとも

花は季節の移ろいを感じとり

決して忘れることなく咲く



秋は

曼珠沙華の燃えるような

あの美しさにいつも見とれてしまう

それは自分にはない

激しさのようなものがあるからかもしれない



昔は死人花とも呼ばれたが

それはその姿形

そして

彼岸と云う名から来ているのか



鮮やかに舞い踊る曼珠沙華

私はその激しさが好きだ














ありのままの自分



人は私を

いい人と言ってくれるが

本当はいい人なんかじゃない

我がままで自分勝手で



つまり外面がいいだけで

その分ちょっぴり無理をしている



だから外でも本当の自分が出せたらと思うが

気が弱いから出せないでいる



それを人は誤解して観ているから

いい人に観えてしまう



本当はほんとうは外でも

ありのままの自分を出せたらと

ずっと思いつつ今に至ってしまっている














四ッ葉のクローバー



詩集を繰っていたら

思いがけず

四ッ葉のクローバーがハラッと落ちた



今年の春花見に行った公園で

摘んだ一葉だ

匂いを嗅いでみると

ほんの少しだけど

まだ青臭さを残していた



このクローバーのお陰で

またあの公園での

楽しかった一刻を

想い出す事が出来た



いつかまたこの詩集を

繰った時の楽しみのため

同じページにそのまま

クローバーの葉をそっと

はさんでおいた














金木犀



早朝いつもの道を散歩していた

あまりの涼しさに少し首をすくめ



神社の境内まで来た

んっ?この香り

金木犀だ!



今年も季節を忘れずに咲いてくれている

しばらくその香りの余韻を楽しみ歩を進めた



今年は災害が多くあった

そんな天変地異がありながらも



花や木は自分の咲き時を忘れない

たとえ人々の心は移ろっていても



花達や木々の健気さに励まされ

いつもより散歩の足が速まった














思い違いの恋



思い違いから始まった恋は

思い違ったまま進み



違和感だけがふくらみ

どうしようもなくなっている



それでもその恋は爆ぜようとせず

何となく続いている



お互いに思っている

思い違いの恋も恋

そんな関係があってもいいのだと














まったりとまったりと



うざったい

心がうざったい

さも分ったようなしたり顔して

私の体の中に巣くう



嫌なことなんて想いたくないのに

自分をいじめたくないのに

もっと楽しいこと想いたいのに



私の気持ちを裏切って

心は暗い方へ暗い方へと落ちてゆく



もう!心なんて心なんて

石っころみたいに静かにしてろ!

全くうざったいんだから



空を観た

きれいな夕焼が広がっている

空が雲が茜色に染まり

少しづつ心が茜色に染まってきた



うざったさも茜色に溶けていった

心がまったりと夕焼を観ている

まったりとまったりと














潮騒



最後まで

言えなかった言葉が

潮騒みたいに

胸を

行き来する














自画像



自画像を描いてみた

少しだけ似ていた



私という人間は

毎日こんな顔をして生きているのだ



美人ではなく

さりとてそれほどの醜女でもなく

俗にいう並だ



この顔で笑い

この顔で泣き

この顔で怒るのだ














雨が降っている



雨が降っている

救急車が走っている

鳩が鳴いている



遠い山が今は霞んでぼんやり見える

空はしっとりと灰色で

灰色の空から雨が落ち続ける

何もかもが雨の中にある



雨が水溜りに輪を作り

ピチャピチャ音をたて

心の中に波紋が広がる



心の中の波紋が次第に大きくなり

不安に変わる

形のない不安に身をまかせ

雨音だけを聴いている














始まれなくて



始まりがあってのおしまい

始まりがあるからおしまいがある

始めからおしまいはない



それなのに始まる前から

すでに終わったような気持ちが

胸を押しつぶす



嫌われたら嫌われたらどうしよう

深く想っているからこそ

始まれなくて



このやるせなさを持てあまし

降り続く雨を観ている














今日が暮れてゆく



今日が暮れてゆきます

それぞれの人が

それぞれの今日を

心に抱いて暮れてゆきます



明るい今日でしたか

楽しい今日でしたか

それとも・・・



たとえどんな今日であっても

明日と言う日は何食わぬ顔をして

また今日を続けてゆきます



今日が暮れてゆきます

それぞれの明日に向って














曼珠沙華



曼珠沙華の

赤・赤・赤・燃える



火傷しないうちに

君から去らなければ

心が痛い














鈍感力



「鈍感力」なんて本があったけど

鈍感になれない自分がいて

心がトゲトゲしている



そんなトゲに

自分自身が刺され

どうにもこうにも

身動きできないでいる



トゲを抜きたいのに

刺さったトゲを見つけられず

痛みだけを味わっている



鈍感力というルーペで

トゲを見つけて抜こう



ほらレースのカーテンが

秋の風を連れてきているから














露草



あれはいつ頃のことか

記憶も定かではないが

露草の花が咲いていて

それがひどく可憐でいとおしく

しばし眺めていた事があった



その露草の花が

今朝の散歩の時

道端に静かに静かに咲いていて

あの時と同じような思いにかられ

しばし足を止め花に見入ってしまった



単なる野草でしかない露草ではあるが

人の心を揺り動かす力がある



見過ごしてしまえばそれだけだが

野草には人の足を止めさせてしまう

そんな魅力があるのだろう














若い日に



私は若い

若くはないけど



今日が一番若い

後は日々老いてゆくのみ



それでも今日は昨日より若い

今日の若い日に

出来るだけ

やれることをやっておこう



もしかしたら

明日という若い日が

なくなってしまうかもしれないから














天国



天国

天の国

これまでどれだけの人が行ったことか



とても素敵な天国

私もいつか行くであろう天国

どんな国だろう



お花畑があって

明るく光り輝いて

酒の旨い国



そんな天国に

私もいつか行く

楽しみだ














私を裏切らないで



お願いって

叶うものなの

叶わないもの



分らないけど

今は分らなくても

只ただ祈るだけ



叶えてほしいから

叶うと信じて



今のわたしには

それしかできない

叶うと信じて

祈ること



お願い神様

私を裏切らないで














乗りきる



まあいいや

と思う日がある



と云うより

そう云う日の方が多い



今日は最高だ

と思える日は

本当に幸せで

心がわくわくして

生きているのが嬉しい



しかし

そんな日は長く続かない



まあいいやが

長く続く間に

最高に思える日を

密かに待ち望み

まあいいやをひたすら乗りきる














言葉の雨



雨が降っていますパシャ

雨が降っていますパシャパシャ

雨が降っていますパシャパシャパシャと



雨で足が濡れ

雨で服が重くなり

雨で心までもが濡れています



心が濡れたのは

雨だけのせいじゃない

心ない言葉の雨が降ったから



大好きなあの人からの

言葉の雨だったから一層と

心の芯の芯までずぶ濡れになりました














明日はきっと



もうどうしようもない程切なくて

この切なさをどこへ持ってゆこう



傍らの小川に佇んで

片足を冷たい水にさらしてみる

切なさが足の先から放たれて

少しだけ自分が戻ってくる



空はこんなに青いのに

雲は楽しそうに流れ

木々の葉は風にそよいでいるのに



木を思いっきり抱きしめ頬をつけ

切なさを吸い取ってもらう



自然の中で少しづつ

自分を取り戻してゆく

明日はきっと違った自分に逢えるかも














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