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牙を剥いた夏



秋の衣に隠れていた夏が

ニヤッと笑いつつ突然牙を剥いてきた



エレガントに秋の装いをした人の

服を一枚剥ぎとっている



美しくメークした顔に

汗の粒を浮かばさせている



夏よ姑息な手段を使うな

秋に隠れて不意打ちをするなんて

夏よお前って奴は














秋を満喫



朝夕は虫の音が

爽やかな青空には

一面の鰯雲が泳いでいる



昼間の日差しは強くても

空気は秋そのものになっている



いつの日からか

春の何ともいえない生命の息吹より

秋のしっとりとした

物静かな大人の季節が

自分にはしっくり合うようになった



季節はこれから徐々に枯れてゆく

私自身も枯れてゆく



さあ思いきり秋を満喫しなければ














曼珠沙華



曼珠沙華の花がまた咲きました

珠く珠く狂おうしく咲く花です



この花を嫌う人がいますが私は好き

私の性格の中にはない激しさを

この花は感じさせてくれます



緑の中に一株づつ咲くのもいいけど

群生して咲いている姿は圧巻



まるでフラメンコの舞姫みたい

咲いて咲いて咲き尽くし

曼珠沙華は咲ききってゆきます



こんな曼珠沙華の生き方が好き

こんな曼珠沙華の花が好き














幸せな人



君の昨夜の言葉が気になって

夕べは殆ど眠れなかった



君の口からあんな言葉が出るなんて

折角美味しく食べていた夕食も

あの後から砂を噛んでいるようで



その言葉を言った君は

何事も無かった様に

美味しそうに食事もしていたし

T・Vのつまらないコントにまで笑っていた



僕はこんなに傷ついているのに

君はそれに全く気がついていない



そんな僕に君は言った

何かたそがれてるみたいだけど

悪い夢でも見たの

だって・・・



君って君って幸せな人














哀しい所業



私がわたしを

責めるのは

私が人を

責めるより簡単すぎて

厄介で哀しい所業だ














美しい



美しいものを

「美しい!」と

心の底から感じる心を

今どこかに置き忘れている



いつからだろう

覚えがないくらい前からだ



物事に感動できないなんて

あまりにも哀しすぎる



そんな心を持て余し

外に出たとたん

大きな虹がかかっているのを観た



「美しい!」と思った

心の底から














から廻り



頭がから廻りをしている



カラカラと

乾いた音だけが鳴り響き

雑音が頭に谺する



やることなすことが

全てから廻りをし振り廻されている

何をやっているのか



口から出るのは溜息と愚痴ばかり

今度こそは今度こそはと試みても

意気込みとは裏腹に

結果は惨憺たるもの



こんな日は

こんな日は不貞寝しよう














秋色



世の中が秋色になって

私の心の中も

夏とは違い

どことなく余裕のようなものができてきた



新しい料理にチャレンジしたり

机の上に積んだままの本を読んだり

ウインドーショッピングもしたい



夏の間籠っていた感情が

一斉に溢れだしたみたい



そうそう

今あいているプランターには

何の種を蒔こうかな



自然と楽しみが湧いてくる














OFF



何もやりたくない日がある

そんな日は

ソファーにごろんと横になり

瞳をつむる



ついでに頭もからっぽにしたいけど

どうでもいいようなことが

後からあとから雲のように

ムクムクと湧いてくる



今日は何もやりたくないんだから

頭の中も休んでほしい



頭にそっと声をかける

今日は全てOFFだよと














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ふと坂の上を観ると

大きな岩が転がって来た



岩を躱そうと

右に避けると右に

左に避けると左に



岩は意志を持っているかの如く

私を目掛けて転がってくる



もう駄目だと思い諦めたその瞬間

岩は私を飛び越えて転がっていった



振り返って観てみると

岩はニヤリと嗤っているではないか



これは一体何だ!と

大声で喚いた瞬間目が覚めた

傍らには愛犬が



いかにも馬鹿にした様な顔で私を観ていた














愛しているよ



照れくさくって照れくさくって

君の顔を観ながらなんて

かんべんしてよ

ちゃんと想っているよ心の底から

だから口に出して言わなくってもいいでしょ

嘘なんかじゃないってば

勿論他の人なんかには言ってないよ

君だけなんだから

もう!愛しているよ
















影がひとつ

悲しそうに俯いている



俯きながらとぼとぼ歩く

歩いては止まり止まっては歩く



悲しみがひときわ高まったのか

今度はうずくまってしまった



うずくまると

影と持ち主がひとつになり

心なしか体が小刻みに揺れている



泣いている

………



暫くして立ち上った影が

おもむろに歩き出す



そして心が決ったのか

影の足どりが急に軽くなった














あの日に帰りたくて



ふと

あの日に帰りたくて

遠い記憶をたぐり寄せてみる



よく晴れた秋の日だった

空には雲ひとつなく

絵の具をぶちまけたような青



空とひとつになりたくて

何度も深呼吸をする

その傍らに君が居て

眩しそうな瞳で私を見ていた



あまりに幸せすぎて

刻よ止まれと願った

そしてその幸せはずっと続くと信じていた



何が理由だったのか分らないまま別れ

いくつもの秋が過ぎていった



真っ青な空を見ると

あの秋をふと思い出してしまう














記憶が微笑んだら



あなたの喜びの中に

私は居ますか



あなたの悲しみの中に

私は居ますか



あなたの怒りの中に

私は居ますか



いつの間にか

あなたの記憶の中から

忘れ去られてしまった私



悲しく

寂しく

そして切ない



ほんの片時でいい

あなたの記憶が微笑んだら

私はゆきたい

あなたのもとへ














不思議な魅力



何から話せばいいのか

そんなに久し振りでもないような

すごく久し振りなような

こんなに気持ちが昂ぶるなんて

自分でも以外だ



あなたという人は

どことなく不思議な人だ

特別な何かがある訳ではないのに

他の人にはない魅力がある



それはあなたの自然な笑顔にあるのか

それとも心の中から醸しだす何かなのか

とにかく不思議だ



誰もがあなたと語りたがり

どこへ行ってもひっぱりだこ



そんな自分の魅力に気付いていない

あなたが私は一番好きだ














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