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夢と目標



大人になったら何になろう

なんて何も思わずダラダラ生きてきたしまった



今頃になって

もっと何か夢なり目標を持って

生きてきたらと思っている

その結果として

もう少しはまともな人生を送っていたか



それとも夢破れ

もっとハチャメチャな人生になっていたか



どう転んだかは分らないが

やはり夢や目標を持てばよかった

などとしきりに思うこの頃だ














蝉時雨



四時五十分

目覚し時計に起こされる

外ではもう蝉がうるさい程に鳴いている



今鳴いておかなければ

今鳴いておかなければと競って鳴いている



あまりの蝉時雨に

風情を通りこしてうるさい



閑かさを詠った

芭蕉さんとは違い

風流ではないわたしは

これだけ鳴き通している蝉は

疲れを感じないかと

変なところで感心している



わずか十日程の間に

子孫を残して死んでゆく

蝉だって鳴かずにはおられないのだ














砂時計



砂時計の砂が

サラサラ サラサラ



上の器から下の器へ

サラサラ サラサラ



上の器の砂が凹み

下の器に小さな山をつくる

サラサラ サラサラ

飽きもせず三分の間

砂の落ちるのを見ていた



心の中の重いものが

何か落ちていったような気がした

サラサラ サラサラと














添削



詩のひとつを読んでみる

全く忘れてしまっていたが

あの時こんな事を考えていたんだ



今ならこの部分をこうして

あっ、このくだりはこの方がいい



問題箇所をああしてこうしてと

添削にてんさくを重ね

かなり別物の詩になった



多分以前書いた時は

気持ちが沈んでいたんだ



今日は今日の気持ちで添削した

十年後にはこの詩を

どんな気持ちで読むんだろう














冷えたコーヒー



あの日の私が間違っていたとは思えない

しかし行掛り上

何となく自分の意見を押し通してしまった

まずいなって感じが自分の中にもあった

でも引き返せなかった



きまずい雰囲気が流れ

一人また一人と去っていき

気が付くと一人になっていた



カップの中に残った冷えたコーヒーを飲み干し

重い足どりでカフェテラスを後にした



あれから月日が流れ

私は私なりの生活をしている



買い物をしたり映画を観たり

それでも時折り思い出す

あの日の自分の行き過ぎが

今も私の心に影を落としている事に














サボテンの花



あの時

もっと強く言えばよかった



勇気がないばかりに

呑みこんでしまった言葉



私って

いつもそうだ

いつだっていつだって・・・



ベランダには

サボテンの花がきれいに咲いてて

少しだけ心が癒される



初夏の太陽が眩しい














私の心



私の心は

いつも平均台を渡ってる

あちらにふらりこちらにふらり



さっき決めたことが

今はもうぐらついている



困った心に「気を付け」をさせてみるが

それはほんの一刻だけ



お願いだからふらふらしないで

私が心に頼んでみても

ニヤと嗤って私を裏切る



心とは何とも困った生き物だ














まあいいか





私の頭の中には妄想しかない

いや

妄想などというようなものさえなく

言葉ともいえない何者かが

金魚すくいの逃げ回る金魚のように

上下に左右に

頭の中を駆け巡っている



これ等のものを何とか取捨選択して

紙面に並べてみる



なんとなく詩らしいものにはなったが

何か物足りない



まあいいか

いつも私の詩とは

そんなものだから














鳴き通す



蝉が鳴いている

煩いほどに

今鳴いておかなければ

七日後にはもう鳴けない



儚い

とても儚い

だからこそ今を思いきり

何がなんでも鳴かなければ



土の中の七年分まで

鳴いてないてなき通す



八日目の事など気にしないで

今は鳴く事しか考えない

いや

それすらも考えないで














意地っぱり



あなたから

大きなため息がひとつ



それを聴いたわたしもひとつ

我慢できずにもらすため息



何かが切なくて

何かがやるせなくて

お互いに横を向いたまま



こんなに天気がいいのに

こんなに気持ちいい風がそよいでいるのに

何故?



二人の思いが交じり合わず

平行線を辿ってる



一歩だけ

ほんの一歩だけ

どちらかが思いを譲ったら



今日の天気が

そよ吹く風が

気持ちよく感じられるのに

意地っぱりねわたしたちって














鳥のように



私は突然変な事を思った

鵜飼いに使う鵜は

歩いたり

水中を泳いだり

空を飛ぶこともでき

三つの世界を楽しんでいる



人間と云えば

泳ぐ事は出来るが

空を飛ぶ事は出来ない



かっては夢の中で何度も空を飛んだ

最近は運動能力が低下したのか

とんと空を飛ぶ夢も見なくなった



現実的にもかって出来た事が

出来なくなって来ているのだ

夢の中にまで限界があるとは

誠に寂しい限りだ



もう一度だけでいい

気持ち良く空を飛んでみたい

鳥のように

夢の中で














買溜め



テレビでアイスクリームのC・Mをやっている

無性に食べたくなる



あ~食べたい食べたい

夜の九時半

コンビニに行けば売っている



この時間にアイスクリーム食べたさに

コンビニまで行く気がしない



食べたい・行きたくない

食べたい・行きたくない

暫し葛藤は続く

結局行きたくない方が勝った



仕方なく冷蔵庫から氷を取り出し

口の中に放りこんだ



こんなものでも何とか慰められる

明日はこんな時の為に買溜めしておこう














夏の刺激



また夏がやってきた

もう何十回も夏を過ごしてきたのに



ここ数年の夏は

何の刺激もなく過ぎている



子供の頃の

あの若い頃の

言いようのない濃密な夏は

もう味わえないのか



心は欲している

今も・・・



何かをするのに

遅すぎることはないと言うが



やはり若い肉体があってこそ

刺激は強く楽しい



今年の夏は

どんな刺激が待っているかと

期待するのも

またひとつの刺激になる














あなたへの想い



寄せては

引いてゆく

波のように

あなたへの想い

まだ定まらずにいる



ああ

じれったい














ワクワク



サイダーを

コップに注ぐと

シュワシュワと

夏の弾ける音がして

心がワクワク踊りだす



私少し若返ったみたい














吐露



私は勇気をふりしぼり

胸の中のもやもやを吐露した



長い間のうっ積していたものを

一遍に放出し

胸のつかえがおりすがすがしくなった



それまでは

何もかもが灰色にしか見えなかった世界が

今は全てが薔薇色に見える



こんな気持ちになれるなら

もっと早く言えばよかった



梅雨のうっとうしい雨までが

幸せのシャワーに感じられた














各駅停車



ふと

各駅停車の電車に乗ってみたくなった



駅弁などを買って

ひとり電車に揺られ

車窓をぼんやり観つめる



景色は流れ流れゆき

自分も景色の中の一部と化してゆく



様々な人が乗り降りをし

会話が交され

それらが旅のB・G・Mとなる



ああ

なんてのどかなんだろう



心の中までリフレッシュされ

元気が泉のように湧いてきた














笑顔



「何が一番好き?」って訊いたら

「あなたの笑顔」って返って来た



笑い下手な僕は

「努力します」

と苦笑で答えた














秦本幸弥



●『死神とエプロン』
双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto


ISBN978-4-575-52224-2.jpg



妻と幼い息子を残し急逝した西野は、訳あって冷徹な死神となってしまった。
それから1年後。上から指示された10人目のターゲットは、上のミスにより妻に設定された。
西野に生前の記憶はない。
最愛の妻を手にかけてしまうのか。それとも……。




★ 秦本幸弥公式サイト
http://yukiya1.com/












もしも



もしも 大地震がおきたら

もしも 火山が爆発したら

もしも 竜巻がおきたら

もしも 大型台風がきたら

もしも 飛行機が墜落したら

もしも 列車が脱線したら

もしも もしも戦争がおこったら



こんなもしもが地球のそこここで

あたり前顔してやってきている



誰もが皆想っている

もしもの当事者にはなりたくないと



もしもはいつまでももしもでいて欲しい

誰もが皆

心から平穏を願っている

だからもしもはいつまでも

もしものままでいて欲しい














封印



言えることもある

でも言えないことは

もっともっと沢山ある



言ってしまったら

おしまいだって思うから

心の中の抽斗に

そっと封印














私はわたし



私はもう随分前から

私に飽きてしまった

何に飽きてしまったかと問われれば

全てにと答える



自分がもしも

あんな風だったら

こんな風だったらと色々思ったりもする



しかし自分はじぶんでしかなく

飽きてしまおうがどうしようが

自分をやっていくしかない



今日も暑くなりそうだ

ベランダのきゅうりが少しだけ大きくなった

このきゅうりの苗も

こんな狭苦しいベランダで一生を終える

きゅうりはそれを何と思っているんだろう














君の笑顔



君の笑顔が

あまりに

素敵だったから

私の平坦な人生が

軌道修正されてしまった














お願い



あなたにお願いがあるの

決して難しいことではないの

でも あなたにとっては難しいかも



そんなに構えないでよ

大したことじゃないんだから

あのネ

もう少しポジティブになってほしいの



ほら~ そんな顔して

もっと明るく明るく

一度にじゃなくていいの

少しづつ 少しづつで



無理してでもそうしてると

世の中変わるよ きっと



だってわたしも変わったんだから

私のお願いきいて



ネ!!

お願い














ほくそ笑む夏



今はまだ

夏はなりをひそめている

カラッとした

気持のよい風の奥で

とぐろを巻き

今か今かとそしらぬ貌で

出番を待っている

そしてある時

ぬっと目の前に現れるのだ



そんな時体の芯から汗が吹き出る

皆不快な顔で

汗をぬぐったり腕まくりをしたり

木蔭に入ったりしてやり過ごす

夏はニンマリほくそ笑んでる



これからは黙っていても

汗が出る季節がくる

皆涼を求め

エアコンの利いた所へ逃れる

夏の思う壺だ



夏に負けるな!

夏の胸座をつかみ背負い投げしてやる

それとも夏に塩をかけてしゅんとさせてやるか



夏はほくそ笑んでる

なりをひそめて…














秦本幸弥



●『死神とエプロン』
双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto

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●「パティスリー幸福堂書店はじめました 2」
双葉文庫
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遠くへ



遠くへ行ったみたい

ふとそんなことを思ったりして



別に今が不満な訳ではなく

何となく・・・只何となく



あるでしょ誰にもそんなこと

実際に行けなくても

頭の中で旅をする

それだけで楽しくなる



今の私って

まさにそれなんです














あなたが居ない



夕暮れの砂浜を歩いた

海からの風が心地よく頬をなでる



素足の足裏には

夏の太陽の名残の熱が伝わり

忘れていた何かを想い出させる



薄かった月が

黄色く濃さを増し

不思議な感情が心を過ぎる



そうだ!あの日・あの日も

こんな気持ちのいい夕暮れだった



ひとつ違うのは

私の横にもうあなたが居ない

唯それだけ














星の恋



七月七日は毎年と云っていい程

曇りか雨で彦星と織姫のデートも観られない



都都逸にもあるが

「人の恋路を邪魔する奴は窓の月さえ憎らしい」とある



彦星と織姫も雲という煙幕を張って

人間に邪魔されない様に

一年振りの逢瀬を雲の上で楽しんでいるのだろう



きっと下界の人間なんかに

邪魔されたくないのだ



人間だって自分達のデートを

邪魔されたくない

それと同じだと思う



七月七日にもし空が曇っていたら

あ~デートを邪魔されたくないのだなって

あたたかく見守ってあげよう














こんな詩



分らない

何を書いたらいいのか

分らない

分らないままに

筆を走らせる



今朝は何を食べたっけ

いつもと同じ物だよ

毎朝同じ物食べてて

よくあきないね

何となく食べてるから

それでいいじゃないの



本当は旨い物食べたいよ

だけど面倒だからさ

やっぱり同じ物になる

それでいいじゃないの



何となく筆を走らせたら

こんな詩になった

名文なんて浮かばないから

これでいいじゃないの

こんな詩があったって














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