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路上の石



路上の石に目がいった

最近路上に石が転がっていることは少ない



思わず蹴りたくなった

何か心がもやもやしてたから



結構飛んでいった

石がニヤリと笑った気がした



「気が済んだかい」と

石に心を読まれていた



石のお陰でもやもやが少し晴れた

蹴られた石は何もなかったように

プラタナスの木の下に転がっていた














自分を表現したい



たとえそれが

良いことであろうと悪いことであろうと

言いきってしまえる人を羨ましく思う



口下手で勇気がないって最悪

結局強い人には負けてしまう



別にゴリ押しをしようという訳ではない

自分の気持ちをはっきり話せたらと



それが言えない自分を不甲斐なく思う

それもこれも生まれ持っての性格だから

仕方ないけど

悲しい



もう少し自分を上手く表現できたら

生きていても楽しいだろうと思う



聞き上手には

もう厭きてしまったから














バカな私



バカだね

私何てバカなんだろう



七時に会おうなんて言われ

その言葉を真に受けて

三時間も待った



始めから分ってた

その気はないと

だけど僅か

ほんの僅かに賭けてみたかった



空の尖った三日月に

「お前の負けだ」と言われた



バカだね

私なんてバカなんだろう














その時だから



涙が出る

哀しくないのに



それはかって哀しかった時の

心の雫だと思う



あの時は気が張っていて泣けなかった

その時の想いが

安心しきった今

堰を切ったように溢れ出たのだ



今ならいい今なら

安心して泣けばいい

自分で作った枷から自分を外そう



今だけが唯一その時だから














退屈



退屈をもてあまし

退屈におぼれ

退屈にもてあそばれ

退屈を味わってる

退屈

なんて贅沢な

豊潤な時間であることよ














秦本幸弥

●「異世界マルチビジネス ~今の収入に加えて毎月金貨一枚もらえたら?~」
KADOKAWA
秦本幸弥 Yukiya Hatamotos

マルチビジネス


マルチビジネスの世界でトップに上り詰めた主人公・ユートは、その直後、命を落とす。親から虐待を受けていた彼は転生した異世界で、温かい家庭に恵まれる。しかしある日、両親の営む商店がライバルの豪商に嵌められて潰され、さらに両親は犯罪者に仕立て上げられる。

再び不遇な人生を送ることになるのかと悲嘆に暮れるユートだったが、ある考えが浮かぶ。それは、前世で多くの人の人生を狂わせ、多くの犠牲者を出し、多くの恨みを買ったマルチビジネスを、異世界で再び始めることだった。ユートは異世界で、マルチビジネスによって成り上がり、豪商に復讐することを誓う。

「たったの小銀貨一枚の登録料で、リスクなしの商売を始められるんです! もう、やらない理由、ないですよね?」
最強のビジネス! どうせなら明るく! マルチビジネスで、異世界を席巻します!




●「パティスリー幸福堂書店はじめました 3」
双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamotos


幸福堂書店3


閉店の危機にあった町の本屋をパティスリー併設の人気書店に蘇らせた本田安子。
雑誌の取材を受けるなど、お店の経営は軌道にのっていた。そんなある日、常連客の三鈴がやってくる。
彼女の姿を見つけたイケメンパティシエ・創は途端に不機嫌な顔になり――。

2人の過去の軋轢とともに、創の謎に包まれた生い立ちが明らかに!美味しくて、タメになる物語がついに完結!!



★ 秦本幸弥公式サイト
http://yukiya1.com/












詩を編む



ほんのわずかな

言葉や風景に

触発され

文字を紡いで

こたつで詩を編む














自己詭弁



思いつめて思いつめて思いつめて

もう疲れてしまった



思いつめても思いつめても思いつめても

結局答なんて出なかった

いや答が出なかった訳ではなく

答を出そうとしなかっただけ



何の為の時間だったか

自分自身への言い訳だけが

無駄に流れたにすぎない



徒労という名の自己詭弁














学習できない



もう何度思っただろうか

あの時もう少し考えてから

次の言葉を発していたらと



あまりにも考えが浅かった

考えるよりも先に

言葉を発してしまう自分に

今迄も幾度となく

痛い目にあっている



浅はかな自分に

「いい加減に学習しろよ」と

冷めた目で見ている自分がいて

苦笑いに顔が歪む



分っていながらこれからも

こんな自分と付き合ってゆくしかない

学習なんてやっぱりできそうもないか














待ってます



私心が萎んでます

萎んだ私の心を

ぷっくり膨らませるのは

あなたのあたたかい

優しい言葉しかありません



待ってます私

あなたのウイットに富んだ

イースト菌たっぷりの

ほっころとしたまろやかな

こ・と・ば














寒い夜



カタカタと

カタカタと

冷たい夜風が戸をたたく



外は寒いのだろう

暖かい部屋の中にいて

心だけが寒い



カタカタと

カタカタと

何度も何度も戸をたたく

野良猫の声が不気味に響く



首すじに寒いものが走る

心の中の冷たい何物かが

むくりむくりと頭をもたげ

私を笑っている



もういい

失うものは何もないのだから














春待ち顔



忘れたいこと

忘れてしまったこと

忘れなければならないこと



様々な思いを胸に

春待ち顔で

今日も台所から外を見ている














秦本幸弥



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双葉文庫
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再び不遇な人生を送ることになるのかと悲嘆に暮れるユートだったが、ある考えが浮かぶ。それは、前世で多くの人の人生を狂わせ、多くの犠牲者を出し、多くの恨みを買ったマルチビジネスを、異世界で再び始めることだった。ユートは異世界で、マルチビジネスによって成り上がり、豪商に復讐することを誓う。

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溜息



朝から溜息ばかりが口をついて出る

これは何に対しての溜息か

自分自身の不甲斐なさに対してか

それともあなたに・・・



自分でも分らない

分らずに繰返す

そんな自分が嫌になってくる



あの時あなたが言った事は正しいと思う

だからこそ余計にむなしくて

自分の心の狭さが恥ずかしい



今度あなたに会うまでには

もう少しましな私になっておきたい

それまでは会わせる顔がない



もうひとつ

思いきり大きな溜息をついて

終わりにしよう
















目覚める

三秒前の夢が

走馬灯のように

流れる



現の心地よさ














才能と努力



努力しても

努力しても

やっぱり駄目なことってあると思う



人それぞれの

生まれ持っての才能というものがあり

それプラス努力だと思うから



昔から「天才とは九十九パーセントの努力と

一パーセントの才能だ」っていわれてるけど

それって違うと思う

でもこれって出来ない者の僻みなのかな



努力の足りない結果が

今の自分なのかもしれない














あっけなく



いつか私は死んでゆく

どの様な死に方をするのか分らないが

出来る事ならあっけなく死にたい



「死」の詩なんて書くべきではないかもしれないが

赤ちゃんが生まれる事と

同じだけ死もあたりまえに存在する



それなのに何故か

死を口にするのは憚られる



生とは明であり死とは暗だからか

やはり別れとは辛い事だ

だからなるべく口にしたくはないのだろう



出会いがあれば別れもある

いい別れ方をしたい

いつか私は死んでゆく



あっけなくあっけなく死にたい














はぐれそうな心



はぐれそうな

心を

つないでくれたのは

君だった



そして離したのも君














あなたって人は・・・



全く

あなたって人は・・・

私怒っているんです

それもかなり強く



それなのにあなたは

飄々とした顔をして

おまけに笑顔なんかうかべたりして



怒っている自分は

一体何なんだろう

笑ってるあなたを観ていると

自分が馬鹿らしく思える



それって

あなたの悪いところであり

いいところでもある

それにいつも騙されてしまう私














秦本幸弥

新発売

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あたり前



人は何かを失なった時

失なったものの大切さを

痛い程知らされる



なぜ失なう前に気がつかないのか

それはいつもそこにあったから

あたり前に思っていた



あたり前であることが本当は

あたり前ではない

それに気がついた時は失なった時














四つ葉のクローバー



いつの頃からか

図書館から借りてくる詩集から

誰かがはさんでいた

四つ葉のクローバーがなくなっていた



詩集を開くたびに

四つ葉のクローバーから貰っていた

小さな幸せを失ったようで

少し寂しくなった



所詮縁起物でしかない

四つ葉のクローバーにすぎないが

それだけではない

何か大きな物を失った気がする
















冷たい雨がそぼ降る夕べ

一つの傘に二人

無言で歩いていた



突然彼が

僕のこと好き?

と訊いた



迷った挙句

うんと言ってしまった



本当は好きではなかった

傷つけまいと言った嘘



その嘘が一人歩きして

一つの嘘が二つになり三つに



傷つけまいと思って言った嘘で

自分が傷つき



そして彼は

私以上に傷ついた



本当のことを言っておけばよかった

傷つけたくなかったのならば・・・



冷たい雨がしとしとと降る夕べ

あの頃の苦い過去を

ふと思い出してしまう














水と油



まるで万華鏡みたいな君

次から次に美しく違った世界を創り



夢の世界に行ったり来たり

君は常にその中に身を置き

ナルシストみたいにうっとりしている



私ついてゆけない

君が美しすぎるから

そっと去ってゆくね



夢の中に生きている君は

私にとって異世界の人



私の万華鏡は

曇ったまま何も写さな

君とは水と油だね














心ころころ



不思議!

何かすっごく不思議



ありきたりな

いつもの言葉が

キラキラ光って

私心躍ってる



それって多分

私の中の何かが変化したから

そう思えるんだ



心を少しだけ

少しだけ変化させるだけで

こんなに楽しくなるなんて

心ころころ躍っちゃえ!














私の琴線



ふいにあなたの事を思いだした

もう何年も会ってないのに



今頃どうしているのかな

今は何を考えているのかな



普段は全く忘れていたのに

ふいにあなたを思い出したのは

私の琴線に何かがふれ

小さく揺さぶったのかもしれない














秦本幸弥

本日発売

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マルチビジネス


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心の枷



自分で

自分の心にかけた枷



知恵の輪みたいにこんがらがり

外せなくなってしまった



あゝじれったい





******************************************

2019/1/5発売

●「異世界マルチビジネス ~今の収入に加えて毎月金貨一枚もらえたら?~」
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秦本幸弥 Yukiya Hatamotos















電話



あなたのことふと思い出したりして

どうしてるかな?と思う



一旦思い出すと

次からつぎに思いが巡り

やもたてもたまらなくなり電話してしまった



思っていた通りの明るい声が

私の鼓膜を揺らし

止めどなく会話は弾み

数年分の空白を埋めてしまう



さわやかな秋の空気と

あなたの声が気持ちよくて

気がつけば一時間が過ぎていた



いつか逢えたらいいねなんて

なんて叶うはずのない言葉を最後に電話を切った



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心が躍る



いつからかしら

こんなに心が躍るなんて



今だって

ほらこんなに



あなたのあのひとことは

魔法の言葉














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