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おてやわらかに



冬は嫌いです

夏はもっと嫌いです



私の心じゃなくて

体が嫌がるんです



勿論四季があっての日本

四季があるから素晴らしい

それは十分わかっています

それでも体は正直で

春を待ちこがれます

秋を愛します



こんな我ままな私ですが

どうぞ夏よそして冬よ

おてやわらかに














観葉植物



百円ショップで

ビニールのカップに入った

小さな観葉植物を買って来た



始めは葉っぱが小さくて可愛かったのに

どんどん葉が大きくなり

植木鉢も二度交換した



今ではこれが百円ショップの

棚に乗っていた植物だなんて

信じられない程の大きさになり

私の目を楽しませてくれている



買って来てからもう二年以上になる

これからいつまで育ってくれるのか分らないが

日々愛情をかけ続けよう

彼?もきっとその愛情にこたえてくれるだろう














気になる



気になる

あなたの何もかもが



どうでもいいことなのに

どうしてこんなに気になるのか



私がこんなに気にしているのに

あなたは何も感じていない



人が人を気になることに

何の理由もない



しかしそこに恋という

得体のしれないものが

じわりじわり膨らんでゆく



気になる

あなたの何もかもが

それを少しも知らない

あなたがそこにいるだけ



目一杯膨らんだ

恋の風船に

私はそっと針を刺した














恋が融ける



凍ってしまった恋が

融けて去る時

パシッパシッと

鋭い音がする

何とむごい音だろう














ほしにおねがい



あなたと はなしがしたいけど

わたし はずかしがりやだから

ことのはを うたにたくしておくります



いまはよるです

そらには ほしとつきが

なにか かたりあっています



ほしは たまに ういんくをして

つきに いろめをつかっています



あっ! ながれぼしが

せいげんそくどをこえて さってゆきました

そらにも いるのですね むほうものが



むほうもの ほどじゃなくていい

あなたと じゆうにはなせるだけの

ゆうきを ながれぼしにおねがいしたかった



こんなわたしですけど いいですか














優しさ



もともとそこにあった優しさに

少しも気付かず

私は一体どこを探していたんだろう



うつろな瞳であちこち手さぐりをして

優しさという

得体のしれない物を

私は必死で捜し求めていた



もっと瞳をあけて

落ちついて見れば

すぐ瞳の前にあった優しさなのに



心を見失うと

見えるものも見えなくなってしまう



本当の優しさは

あなたが持っていたのだ














秦本幸弥



●「パティスリー幸福堂書店はじめました 2」
双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto

幸福堂書店2

赤字続きだった書店をパティスリー併設のおしゃれな書店へとリニューアルさせた本田安子。
イケメンパティシエ洋野創との仲は深まり、経営も少しずつ軌道に乗り始めた。

そんなある日、安子の中学校時代の同級生・七尾俊介が店を訪れる。
懐かしさに会話も盛り上がり、二人は旧交を温めあう。
やがて、俊介は安子に「僕の婚約者になってくれないかな?」と問いかけるのだが――。

甘いお菓子と本の知識で、お客様のお悩みをずばっと解決!? 美味しくてタメになる物語、待望の第2弾!



★ 秦本幸弥公式サイト
http://yukiya1.com/














迷子



砂時計の砂が

秋の陽を浴び

サラサラ落ちてゆく



落ちてゆく砂を見ている

私の心が

行き場をなくし



砂漠でひとり迷子になってる














秋色気分



無理ならむりって言ってしまえばいいのに

私ってバカ

そんな素振りも見せずに

「大丈夫よ」なんて



何が大丈夫なもんか

一杯いっぱいの自分まで騙し

平気な顔なんかしてさ



その挙句が大切なものを失って涙して

もう無理なんてしない

もっと自分に正直になろう



空はどこまでも青く秋色

私も今日から秋色気分













干し柿



マンションのベランダに

干し柿が吊るされ

初冬の陽を浴びている



洗濯物の端っこで

ここにいるよと

自己主張しているみたい



柿の木にぶら下がっていた実が

所をベランダに移し

一心に陽を浴び日々痩せてゆく



渋みを捨て

実は甘く甘く変身してゆく



まるで社会にもまれ

成長してゆく人間みたい














銀杏のトンネル



銀杏のトンネル

二人で黙って潜る



言葉を交わすと

何かが逃げていってしまう

そんな気がして・・・



この重い沈黙を

明るすぎるほどの

銀杏の黄色の葉が

二人に代わって

言葉を投げかけてくれるようで

不安が遠のく
















もう付き合ってられないあなたに

だって嘘ばかりつくんだもの

どうしてそんな分ってしまう嘘つくの

別に分らなきゃいいって訳じゃないけど



私も嫌になるけど

あなた自身嫌になるってことないの

そうよね

嫌になってたら嘘なんてつかないものね



あ~全く理解出来ない

あなたって人が

でもそれってある意味

自分に正直ってこと



ん~嘘つくことが正直ってやっぱ可笑しい

あ~分んない分んない

お願い

私には嘘つかないで

それでなきゃ本気で

さようなら













いい加減



あなたのいい加減さが嫌い

あなたのいい加減さが羨ましい



私もなりたいいい加減に

だけどなれずにあなたを責める

責めても変わらないあなたに嫉妬



いい加減は嫌い

でもいい加減になりたい

なんたって楽になれるから



楽になりたい

楽しく生きたい



あなたを見てると楽しそう

私も少しづつあなた色に染まってみよう



染まるぞ染まるぞいい加減色














秦本幸弥



●「パティスリー幸福堂書店はじめました 2」
双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto

幸福堂書店2

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●「パティスリー幸福堂書店はじめました」
双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto

祖父の代から続く歴史ある書店を継いだ本田安子。
しかし、残念ながら経営はずっと赤字続き。
このままでは、自分がお店をつぶしてしまう。
そんな悩みを抱えたある日、安子は美味しいお菓子や珈琲を出す、
カフェを併設した書店の存在を知り――。
甘いお菓子と本の知識で、お客様のお悩み解決!?
ケーキと本が大好きな書店員・安子と、ケーキ以外には興味がない
クールなイケメンパティシエ・創。
そんな二人がオープンさせた、
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秦本幸弥 Yukiya Hatamoto

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秦本幸弥 Yukiya Hatamoto

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秦本幸弥 Yukiya Hatamoto

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笑い声



笑い声が空から降って来た

ころころ道を転がり

坂を下って池に落ちていった



笑い声は池に大きな波紋を広げ

池全体が波打ちながら笑い出した



笑い声は池の中を駆け巡り

やがて勢いよく池から飛び出し

また空に向って飛んでいった



笑い声の去った池はしばらくざわめいていたが

やがて何事もなかった様に静まりかえった



空からは心なしか

大きな笑顔が

浮かんでいる様な気がした














一緒に笑いたい



何を笑っているの

さっきから

私何かおかしいことをした

何故何も言わないの



変な人

私おこっちゃうから

いつまで笑っているの



えっ只の想い出し笑い

想い出し笑いでそんなに笑えるなんて

幸せな人ねあなたは



私にも教えてよどんな話か

だって一緒に笑いたいもの

あなたと














掌の顔



なんの気なしに掌を見たら

自分の顔が映っているではないか



私がまばたきをすると

同じようにまばたきをする

まるで鏡を見ているようだ



うすきみ悪くて手をグーにした

そして恐る恐る指を

一本づつ伸ばしてゆくと

また顔が現われる



水道で水を流し

思いきり両手をこすり合わせ

掌を見ると濡れた顔がそこにある



不気味だまことに不気味だ

何故掌に顔が映るのだ



掌の顔を見たくないので

手袋をはめた

これで顔は見えなくなった



しかし手袋をはめたままだと

人と握手ができない

顔も洗えない



そもそもそんな問題ではない

この現象をどうしたらいいのだ

掌に顔が映るなんて

全くもって不気味だ



急にブレーキの音がして体が傾いた

どうやらバスの中でうたた寝をしていたようだ



恐る恐る掌を見てみたが

そこにはもう顔は映っていなかった



何事も無かったバスは

いつもの様に

いつものバスターミナルに入っていった














あなたと私の距離



いつまでたっても

あなたと私の距離を縮められずにいます



焦りよりも

諦めと云う文字が

行ったり来たりしています



勇気と云う名の行動さえ

あなたに対して出来ていたなら

私の未来は違うものになることでしょう



でもその勇気のなささえ

私には運命と想えます

こんな関係があってもいいのではないでしょうか














十月の下旬



十月の下旬にしては暖かい

家の軒先には

まだ青やピンクの朝顔が生っている



例年なら桜の葉も

紅葉し始めているが

今年はそれがきれいではない



「十月の下旬なのに暖かいですね」

などと言葉をかわしつつ挨拶してゆく



明日からは平年並みの気温になるとか



気温は上下しつつも

着実に季節は移ってゆく

そして日々人々は

確実に老いに向かってゆく














君を誘いたい



海を観る

君の顔が眩しくて



身体(み)も心も



わたしは

魚になって

君を誘いたい














秦本幸弥



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自慢してゆこう



いつも駄目な自分ばかりを探している私

駄目なことを探すと数え切れない程ある



しかし何かしら良いことだってあるはず

えーと・人にちょっぴり優しいとか

それから・それから何があるかしら



多分自分では分らないけど

他人から見れば

ひとつやふたつくらいあるかも



そのひとつやふたつを自慢して

もう少し自分に優しくしてやろう



それじゃないと自分が可哀想だから



私よ!

お前も少しは良いところがあるじゃない

自慢して自慢してゆこう














負けないぞ



どれだけの言葉を並べたら

あなたに分って頂けるでしょうか



黙っていては分って貰えないから

だから私の中にある拙い言葉をありったけ使って

今の幸せをあなたに伝えたい



分ってるでしょうが私口下手です

そんな私に焦れて

いつも言葉の先廻りをされてしまう



それって意外に傷ついてるんですよ

それなのにあなたはしたり顔



だからこの幸せは

顔で言葉を補おう



あなたに先廻りされないよう

顔でいっぱいしゃべっちゃおう

今度は絶対負けないぞ














実南天



実南天が

日に日に赤みを帯び

また今年も年末が

駆け足でやって来る



楽しさより

ちょっぴり愁う気持ちの方が

いつの頃からか強く感じる



台風が過ぎ去り

北からの風が窓を揺らす



ああ

秋が深まった

雲があんなに急いで

山の上を飛んでゆく














夢の花



とってもちいっちゃな夢の花

ふくらませてふくらませて

自分でも信じられないくらいに



この夢の花の持ってゆき場に困り

翻弄されている

実現させなきゃなんて



自分でも無理なんじゃないかって

そう思っている

でも絶対に無理という事は

それもないのではないかとも



もしかしたらもしかするかも

そうなったら嬉しい



自分でふくらませたこの夢だもの

ずっとずっと持ち続け

いつか花を咲かせたい

咲いたら咲いたらいいな夢の花














二度咲き



二度咲きの

金木犀の香りがして

なくした恋が

甦ったよう



ちょっとばかり

得した気分














悩み



座っている

ひざをかかえて

まるで大きな悩みが

ひざの中に入っているかのように

しっかとひざをかかえて

小さくうずくまる



人はかかえている

大なり小なり

悩みという厄介なものを



悩みとは

ガン細胞のように

現れては消えていったり

しっかり根をはったりする



悩みに振り回されたくはない

振り回されたくはないが

振り回されてしまう



悩みに長居されぬよう

早めに芽を摘みたい

悩みが気付かないうちに














秦本幸弥




●「パティスリー幸福堂書店はじめました 2」
双葉文庫
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幸福堂書店2

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そんなある日、安子の中学校時代の同級生・七尾俊介が店を訪れる。
懐かしさに会話も盛り上がり、二人は旧交を温めあう。
やがて、俊介は安子に「僕の婚約者になってくれないかな?」と問いかけるのだが――。

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メモ帳



好きなことを書こうとメモ帳を買った

好きなことを書けばいいのだから

何でもいいのだ



なのにメモ帳は白紙のまま

好きなことって

案外書けそうで書けない



これは多分に性格にもよるかも

書ける人はいくらでも書けるし

書けない人は全く書けない



見たままを

心に感じたフレーズを

サラサラと書けばいいのだから



肩肘はらずにささっと

今日は何て気持ちのいい日なんだろう

お昼はオムライス食べたいな



こんな書き出しでどうだろう














分ってください



分ってください

私という人間を

百パーセントなどとは言いません

その半分で十分です



私がバカなことをした時

こんな所もあるんだと

大目にみて笑ってください



あなたにとって

歓ばしいことをした時

ちょっと大げさくらいに感心してください

私はそれだけで十分です














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