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もこもこ雲



空を見渡してみた

真青な空の中にひとつだけ

もこもこ雲が浮かんでいた



じっと見ていると風に押されながら

微妙に変化し南へ移動している



今の今も自分の心が定まらず

雲みたいに変化し続けている



自分の中ではこうしたいという

確たる気持ちがあるのに

その気持ちがぐらぐら揺らぎ

溜息だけが吐き出される



こんな事ではこんな事では駄目だ

最後にひとつ大きな溜息を吐きだし

頑張ってみるぞ!と

歩きはじめた



空のもこもこ雲が笑顔に見えた













残暑お見舞い申し上げます

残暑お見舞い申し上げます

残暑と言っても
まだまだ真夏みたい
暑い
暑いです

異常が多すぎました
雨も多すぎました
災害が多すぎました
被災された方お見舞い申し上げます

またまた台風が日本を狙っています
来ないことを祈っています
海の上で消えてしまえばいいのに

それにしても暑いです




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ボート



ギッギッ

僕は力強くボートのオールをこいだ

オールが湖面をかく度に

ピチャピチャと音をたて

ボートは気持ちよく進んだ



ボートに乗るには少し涼し過ぎる陽気だ

僕の前には彼女が座っている

彼女は微笑みながら

「ねえ、知ってる?デートの時

ボートに乗るカップルは別れるんだって!」と



僕は「馬鹿だなそんなの迷信に決まってるさ」

と言いながらも

嫌な予感が脳裏をよぎった



一週間後僕は観てしまった

彼女が知らない男と楽しそうに

腕を組んで歩いていたところを



馬鹿なのは自分の方だった

あのボート遊びは

彼女が僕と別れる為の演出だったのだ



それにうまく乗せられた自分が滑稽に思えた














真夜中のぶらんこ



誰も彼も寝静まった頃公園から

ギーコギーコとぶらんこを漕ぐ音がする

こんな真夜中に誰がぶらんこを



よくよく目を凝らして観ると

黒い俯き加減な塊がぶらんこを揺らしている

大きさから見て多分大人だろう



どんな理由で

何を想い

真夜中のぶらんこを揺らすのか

寂しさだけは強く伝わって来る



暫くして音はなくなった

しかし塊はぶらんこにそのまま



やがて意を決したのか

塊はぶらんこから立ち上がり去っていった



塊の去ったぶらんこは

先程より強い寂しさを漂わせ

静かに垂れ下がっていた














八つ当り



無性に腹がたった

だから地球を蹴ってやった

気分はすっきりしたが

蹴った足が少し痛い



私には聴こえた

地球が「ざまをみろ」と言ったのが



私の八つ当りの蹴りが

地球にそう言わせたのだ



痛かったのだろう

何の罪もない地球を

蹴った私が悪かった



おまけに靴の先が

少し痛んでしまった



ところで何に対して

腹が立っていたのか

思い出せない私に



腹が立っている














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金魚



金魚鉢の中に金魚が三匹

黒の出目金と白の尾っぽのふわっとしたのと

そしてもう一匹は緋色をした鮒みたいの



去年のお祭の時とても面白そうなので

金魚掬いをやってきた



三回もチャレンジして

結局五匹掬った

そのうち二匹はすぐに死んでしまい

今残っているのは三匹



じっと観ているととても可愛く

心がふんわり癒される



私のそんな気持ちも知らず

思い思いに泳いでいる

白い金魚は私の指をつつきにも来る



あ~癒される癒される

いつまでもいつまでも長生きしてね














いい予感



雨があがりました

あれほど強く降っていたのに

なぜかピタリと止み

雲間から陽の光さえ差してきました



まるで沈んでいた心に

一条の希望がわいたみたいです



俯き加減になっていた顔を

真っすぐに前に向かせ

足を一歩ふみ出したい気持ちです



ゼラニュウムの花が

色鮮やかに咲いています

何かいいことが来る予感



心が少しときめきます

ちょっぴりお洒落してみます














守ってほしい



子供の頃は早く大人になりたかった

好き勝手な事をしても怒られないから



大人になったら不自由になった

好き勝手な事をしたら責任を取らされるから



大人になって分った

子供の方が好き勝手が出来たと



怒られても責任を取らされない

なによりも守ってくれる人が居た



守ってもらえるって

いくつになっても嬉しい



多分歳をとれば歳をとる程

守って守って守ってほしい














文字の花束



文字のひとつひとつを拾い

ノートに写してゆく



何でもない文字が集って

やがて命を与えられたように

一行いちぎょうが意味を持ってくる



どこにでも咲いている野の花が

一本だけではもの足りなくても

何本もいく種類も束ねると

素敵な花束になる



文字を束ねて花束にする

文字の花束は光っていますか














笑っていて欲しい



「仕方がないじゃない」とか

「だって」とか

否定の言葉から始まる君の会話



僕は別にかまわないけど

そう云う言葉って

君にとってとてもマイナスじゃないかな



慎重なのは分るよ

でも時には余計な事考えないで

飛び込んでゆくって事があってもいいじゃない



ほらほら苦虫を潰したような顔しない

笑って笑って!



こんなに笑顔が素敵な人ってあまりいないよ

僕が好きになった人だから

だから笑っていて欲しい














蝉の骸



入道雲がもくもく出ている昼さがり

やけに暑い晩夏の道端の木に

あぶら蝉が止まったまま死んでいた



暑いあついあまりに暑い夏を

彼はやけくそで哭き通したのか

それとも悟りきって哭いていたのか



短かいみじかいとても短かい地上での

只哭くだけの一生を

何を思って哭き通したのか



彼の骸は潔く木にしがみついたまま

体は木に残し魂は昇華していった



骸はまだ生きている様だ

やがて地上に落ちてしまうだろゐ

それまで威厳を保ち木に留まっている

あっぱれなあっぱれな最期ではないか














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秋よ来い!



早朝の散歩

あれ程にぎやかだった蝉時雨も

ぴたっとやみ虫の音が聴こえる



赤い大きな太陽が少しづつ顔を出し

西の空には白い月がくっきりと浮かんでいる



太陽は少しづつ高くなり

赤から黄に近くなると

月も白く薄く透けてくる



虫の音も徐々に小さくなり

時折法師蝉の声が聴こえたりする



日中はまだまだ残暑が厳しいが

季節は着実に秋に移行している



秋には近付いているようだが

暑くて体中から汗が噴き出す

目の下の汗は涙のように頬を伝う



本当のすっきりした秋よ

早く早く来い!














波紋



すとんと

心に

落ちた言葉の

波紋

美しく大きく広がって・・・














あきあかね



あきあかね

あきあかね

まだ真紅になりきれぬ

あきあかねが

夕焼けに

きらきらと染まり



萩へゆき薄へゆき

そして真紅な太陽へ

全身を金色に輝かせ

すべるように飛んでゆく



この刻は

この今の刻は

私の出番だと

大きく円を描いてみせる



本当の秋は

あの山の向こうに来ている

そう言いたげな

あきあかねが

小川の上に出て

楽しげに

橋の下をくぐって行った














在庫一掃セール



何にしよう

今日の夕食何にしよう

さっき朝食食べたばかりなのに

もう夕食のメニューが頭をよぎる

冷蔵庫の中にある物だけで

メニューを決めなければならない



明日はスーパーに行くから

よしっ!

だったらあれしかない!

今日は在庫一掃セール



こんな事毎日考えながら創る夕食

それでもそれなりの物が並ぶ



決して贅沢なおかずではないが

我が家流それなり料理



少々加える愛情スパイス

それで子供も大人になった

今日も在庫に愛情スパイス

ぱらぱら・・・














コーヒーカップ



昔動物園で子供とコーヒーカップに乗った

生まれて初めての体験



そんなカラー写真が

今では色褪せてアルバムにはられている



想い出したようにアルバムを繰らなければ

そんな事は全く忘れていた



あの日は少し体調が悪かったが

子供と約束していたので行った



コーヒーカップはぐるぐる廻り

止った時には少し目が廻っていた



子供達は楽しそうにはしゃいでいたが

私はしっかりハンドルを握って

振り落とされないようにと必死だった



大人になると無邪気に楽しめない

何かが備わってしまうのか



もう少し楽しめば良かったと

アルバムを見ながらふと苦笑いがこぼれた














お盆


お盆です

日焼と、蚊に気を付けて

お墓参りに行ってきます



太陽がいっぱい

道路

渋滞していなければいいんですが・・・・・。



行ってきます












秦本幸弥


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なかなか



なかなかですね

なかなかです



なにがなかなかですか

わからないけどなかなかです



わからないのになぜなかなかですか

どうしてでしょうか



いいかげんですね

いいかげんさがなかなかいいのです



ではなかなかとはいいかげんのことですか

そんなかんじですね



それってちょうなかなかですね

そうです

よのなかってなかなかなことばかりですから



なかなかですね

なかなかです













心って



心ここにあらず

心が空っぽ

心変わりがする

心が虚ろ



心ってどこにいるんでしょう

心ってどこが好きなんでしょう



あゝ 心って 心って・・・














許してやらなきゃ



無理してる

私 いつも心に無理してる



私は私なんだから

私の他には変われないよ



それなのに一体何をしろというの

自分が一番分っているくせに



いい加減許してやろうよ

こわれちゃうぞ



苦笑いでもいい

そうそう笑って笑って

笑っていれば



ほら

笑いの神様も安心してるよ



そして誰よりも

あなたの傍に居る人が

一番・・・














幸せのノルマ



不幸は突然不作法にやって来る

何の予備知識もなく

只々面喰らうばかりだ



それに毅然と立ち向かうか

おろおろするかは

その人の性格によって違ってくる



只云える事は

私は確実に後者である



大なり小なりの違いはあるが

奴は年に二三度は訪れる

誠にもって不本意だ



まだ半年しかたっていないのに

もう二度も来た



ノルマは達成したのだから

不幸よもう絶対来るな!



幸せだったらいくらでも来い

幸せのノルマは?

幸せのノルマは至って不明



その不明の幸せを

毎日今日か明日かと待っている

そんな自分がなんともいじらしい














 眠れない



眠れない眠れない

今日もまた眠れない



どうぞ眠りの国に誘って

眠れぬままに寝返りばかり

何度も何度も繰り返す



心配事の風船に

空気が徐々に入ってゆき

もう少しで爆発だ



想うな想うな心配事

探そう探そう楽しい事



楽しい事って何だろう

宝くじが当たった夢

それも何と三億円



三億円で何買おうか

家と車と海外旅行

え~とそれからそれから



眠れなくても夢を見た

三億円の夢を見た














感動の鞄



私は小さな鞄を持って出かけた

鞄の中にはこれから見る物や

感動した物を入れる



前から兄妹らしき幼児が

仲よく手をつなぎ

小走りで通り過ぎて行った



何と可愛らしいこと

この感動をさっそく鞄の中へ



橋の中程まで来て川をのぞいた

川の中の大きな石の上で

亀が二匹甲羅干しをしている

何とのどかで平和でしょう

これも鞄の中へ



それからもあちらでひとつ

こちらでひとつ

鞄の中へ感動を詰めた



鞄の中に一杯詰まった感動を

家に帰りテーブルの上にあけた

テーブルの上には感動の山が出来た



今私はこの感動に浸りつつ

詩を書いている














秦本幸弥



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暑中お見舞い


暑中お見舞い申し上げます



いえいえ、今年の場合、酷暑見舞いでしょうか。

とんでもない暑さです

こんな日は、なぜか海でも見たくなります

浜辺の松の陰に入り

はるか沖をゆく大きな船や

休むことなく姿を変えている雲の峰を見て

できればアイスなど片手に



なんて夢を見ていたら

日常がものすごいスピードで

追いかけてきます

ハイハイ

大至急致します

夢の続きは夜まで持ち越しです















空を見上げると

二種類の雲が浮かんでいる



下の雲は上の雲より色が濃く

上の雲より早く流れてゆく



次から次に形を変え

白い雲を追い越してゆく



上の白い雲は白い雲で

ゆっくり形を変えながら進んでゆく



私は雲を観るのが好き

三十分位あきずに観ている事がある



雲も観られているのを分っているかのように

様々な形になり楽しませてくれる



きっと雲にも心があるんだ

自分で楽しんで人まで喜ばせてくれる



雲よあなたの気持が嬉しくて

私は今日も空を見上げる
















鏡の中に自分の顔がある

それは外観しか写していない



心の中はどうしたら写し撮れるのか

レントゲンでも駄目だ



だが確かに心は存在している

存在しているのに観ることが出来ない



心は千差万別

おそらく顔より種々雑多だろう

一人でいくつも持っている



鏡の中の自分に問いかける

お前は何者だ?と



しかし残念ながら

自分で自分が分らない



善人の自分も居るし

悪人の自分も居る



悪が勝ってしまった時

人は悪事を犯してしまう

時には善から出てしまう悪もある



心をコントロールしていくのは難しい

心が弱ければ弱い者ほど



心よ

あまり問いかけないでくれ

そしてやさしく労わってほしい














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