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赤信号



赤信号

また

赤信号で止まってる

躓きだらけの

人生みたい













秦本幸弥



「パティスリー幸福堂書店はじめました」

(双葉社:2018/1/11発売予定)
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto

祖父の代から続く歴史ある書店を継いだ本田安子。
しかし、残念ながら経営はずっと赤字続き。
このままでは、自分がお店をつぶしてしまう。

そんな悩みを抱えたある日、安子は美味しいお菓子や珈琲を出す、
カフェを併設した書店の存在を知り――。

甘いお菓子と本の知識で、お客様のお悩み解決!?
ケーキと本が大好きな書店員・安子と、ケーキ以外には興味がない
クールなイケメンパティシエ・創。
そんな二人がオープンさせた、
「パティスリー幸福堂書店」の物語!











雨粒



枯れ木に花が咲いた

雨粒の花が咲いた

雨粒の花は朝陽に輝き

キラキラしている

花のひとつひとつが

今を映している

時々刻々変る

今を映している

雨粒の花は

朝陽に輝き

やがて

糸を引きつつ散っていった













人間ウォッチング



突然思いたちバスに乗った

平日にも拘らず案外人が多い

それも七割方老人だ

只単に暇なのか

大切な用事が出来たのか

それとも通院か



黙っている人

ひたすらおしゃべりに終始する人

訳の分らない独り言を話す人

イヤホンで音楽を聴く人

観察していて飽きない



朝の通勤時とは違う

午前中の乗降客



四十五分間の

人間ウォッチングを終え

終点でバスを降りた

他人から観て私はどう映ったか

もしかしたら変り者だったかもしれない













異常



雪深い東北をテレビは写している

屋根の雪を

老人が懸命に落とす



核家族になり

命がけで降ろす雪



去年も確か豪雪だった

近年は異常気象が続き

竜巻何ぞ外国の物と思っていたが

最近はそれも増えている



異常は天候だけではなく

社会も異常を来たしている



あたり前に暮らしてゆく事が

難しくなって来ている



不安ばかりを言っても

はじまらないだろうが…













一葉の気持ち



詩の一行目の言葉を探していた

丁度その時一枚の葉が

私の目の前に落ちて来た



きっとこの葉は

いつ枝から落ちようか考えていたようだ

そこへ私が通って

何やら困っていそうだからと思って

意を決して私の前に落ちてくれたのだ



何と心の優しい葉なんだろう

お前のお陰でフレーズが湧いてきた

君の命を無駄にはしないよ



私は君の行為に答え

私の大切な本の間に君をそっと横たえた













スキップ



スキップなんて

ここ十数年した事がない

もしかしたら出来なくなっているかも



外でするのは恥ずかしいから

家の中でやってみた



大丈夫まだ出来る

しかし何となくぎこちない



スキップって

心が思わず楽しくなった時に出るもの



ぎこちないのは

久し振りにしたせいもあるけど

楽しさがなかったからいけなかったかも



今度何か楽しい事があったら

スキップしてみよう

きっとスムーズに出来ると思う

楽しい事早く来~い来い













秦本幸弥



「個人商店の利益を上げるIT活用術」:電子書籍

すばる舎
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto


************************************************


「本日、職業選択の自由が奪われました」

秦本幸弥

双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto


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「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~」

かいぜん

「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~2」
「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~3」

TOブックス
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto











胸を満たした何か



私は何かを待っていた

じっと指先を見つめ

自らの息づかいを感じながら



その時

得体の知れない何かが

裸木の梢を揺らした



私は小さく息を吸い

その何かに耳を欹たせた

それは私の後れ髪を揺らせ

そっと通り過ぎていった



その気配を感じた後には

何とも云えない幸福感が

私の胸を満たした











アルミ缶の誇り



ペシャンコに潰されたアルミ缶が

十二月の木枯らしの吹くアスファルトに

横たわっている



何度も車に踏まれたであろう缶は

今はアスファルトと一体化している



それでも缶であった名残の

鈍い色を太陽に反射させ

己を誇示している



アルミ缶は最期の最期まで

アルミ缶である事を

棄てていなかった











無くしてしまった物



何処かに無くしてしまった物を

捜し求めるような仕草で

私の顔を見つめるあなた



長い間一緒に居るうちに

お互いに何かを無くしてゆき

何かを得ているのであろう



見つめられている顔を

窓の外に向ける

真青の空には

小さな白い飛行機が流れてゆく

あの機内にも

私達のような人が乗っているかもしれない



お互いに無言で向きあい











不器用



あなたに書いているこの手紙

一時間以上書き出しがみつからなくて



その間に三杯のコーヒーと

二個のケーキを食べてしまいました



とても美味しいケーキの筈なのに

何となく味が分りませんでした



気持が何て書こうかっていう方に行っていて

美味しい回路が留守になってたんですね



書きたい事は山程あるのに

出だしにつまずくと書けないのです

別にそんな事気にしなくたって

いきなり書きたい事書けばいいのに

どうして書けないのでしょう



こういうのを筆不精っていうのでしょうか

あっ違いますよね書く気持はあるのだから



何はともあれあなたに手紙を書いています

私の気持ちって伝わったのでしょうか

こんな私を笑わないでください



そうそう私筆不精ではなく不器用なのです

そんな私をこれからも宜しく













焦らさないで



さあここまでおいで

もう少しで手が届くというのに

私の夢よ

どうしてそんな所で足踏みしているの



もうすぐだってば

お願いだから頑張って

私、嫌いなんだよ焦らされるのは



こんなに近くに居るというのに

夢よ夢よ

お前はどうしてそんなに意地が悪いの



私はほら

こんなに近くに居るんだよ

鼻歌うたってスキップして来て

焦らさないで!私の夢よ











ワタリガニ



ワタリガニ小

旨そう

でも

可哀想かな











秦本幸弥



「個人商店の利益を上げるIT活用術」

秦本幸弥 Yukiya Hatamoto
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救世主はネコ?!

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傲漫な気紛れな風が

私の前にひとつの嘘を置いていった



その嘘はどうやら群れる事を好み

嘘の上に嘘を積み重ねていった



嘘の中に紛れこんだ小さな真実が窒息しそうに

私に救いの手を求めている

それなのに私はその真実を救ってやる事も出来ず

只ただ見ているばかり



気紛れな風に

今度は嘘を吹き飛ばしてほしいと

頼んでみたが無駄だった



やがて雪だるまのように大きくなった嘘は

小さな真実と一緒に

弾けて闇の中に消えてしまった












十二月の太陽



角砂糖が一滴の水に

じわりじわりと溶けてゆくように

私の心の中の信念が

がらがらと音をたてて崩壊してゆく



あれ程固く誓っていたのに

こんなに脆く崩れてゆくとは

一体なんであったのか・・・



苦笑いを堪えつつ

角砂糖をまたひとつ口の中に放りこんでみる



それと同時に崩れた信念を

私はもう一度

新たに構築しようと

十二月の太陽に誓った











つよし君のしゃぼん玉



つよし君はしゃぼん玉を吹いた

ストローからは小さなしゃぼん玉が

次から次に飛び出して行った



しかしつよし君は

自分が入れる程の

大きな大きなしゃぼん玉が欲しかった



それはとてもむずかしかったが

ついに成功した



つよし君は入った

大きなしゃぼん玉の中に

しゃぼん玉の中から観た世界は

虹色に輝きとてもきれいだった



そしてつよし君は虹の橋を見つけると

迷わずに

夢の世界へ入って行った











いきています



わたしはいきています

はなをみると

うつくしいとおもいます

ときどき

くしゃみやせきもします

きゅうにわらったりします



わたしはいきています

まんまるのつきをみると

きれいっていってしまいます

わるぐちをいわれると

きづつきます

たからくじをかったりします



わたしはいきています

あちこちにいたいところがあります

おいしいものをたべると

うれしくなります

くちべたで

ききじょうずです



わたしはいきています

しょくじをつくらなければなりません

すこしばかりの

ゆめをいだいています

しぬとおはなばたけに

ゆけるとおもっています













ハッピー



今日を生きる

毎日が今日の連続

過去なんてどうあがいたって

変えられない



明日だって

予定をたてていても

何があるか分らない



今日と云うより今

今の連続が

過去現在未来になる



今がハッピーですか

今をハッピーにしたいなら

今をハッピーて思っちゃおう



ちょっと無理でも

無理矢理思えば

思った人には必ず来ます



ハッピーが













柚子



柚子小


お湯によし

料理によし











秦本幸弥



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もう十二月



毎年書いている事だが

もう十二月になってしまった



ついこの間

「おめでとうございます」と言った気がする



そして寒い日が長く続いたから

桜の花も開花するのが遅かった



寒いの暑いのと言いつつ

また寒い冬に突入



何も大した事もせず

一年一年を無駄に過ごし

このままでいいのだろうかと

自責の念にさいなまれる



頑張りたくない

努力したくない私であるが

少々焦りを感じている

何か 何かをしなければ…















私は生まれてからずっと

縄をなってきた

人生という縄を



その一本の縄には

種々雑多な物が編み込まれている



無色だった縄には

親から受けた

世間から受けた

それが善であり悪であっても

数々な色が編み込まれている



時には切れそうな事も

時々あった



舐めてみると

しょっぱかったり甘かったり

酸っぱかったりする



これから先どのような色の

どのような味の

縄をなってゆけるのか



振り返って見ると

太さと色が様々な縄が私の後にある



私という名の縄よ

いとおしい

とてもとてもいとおしい













泣いちゃいました



泣いちゃいましたわたし

とても涙もろいんです

嬉しくて泣いて

感動して泣いて

哀しくて泣いて

惜しくて泣いて



でもね

わたし泣けることに感謝しているの

だって生きてるんだもの

色々あるってことだよ



生きてるんだから

生きてるんだから

涙だって出ちゃうんだよね



これからもきっと泣くでしょう

生きてる限り泣くでしょう













クレパス



クレパスが

ちいちゃく箱に

居並びて

子のあの頃の

笑顔が浮かぶ













失ってみて



あなたという人は私にとって何だったんだろう

居なくなって初めて空虚感に気づく



傍に居た時は

不満ばかりが心の中を満たし

何ともやりきれなかったのに

失ってみてから初めて気づく大切さ



あの時何故気がつかなかったんだろう

あなたという人の良さを・・・

今更ながらの後悔

笑ってしまう程のバカな私



こんなに心は沈んでいるのに

今日の空は何故こんなに青いのだろう











紙風船



紙風船小


想いよとどけ

天までとどけ











秦本幸弥



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秦本幸弥 Yukiya Hatamoto
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救世主はネコ?!

親から継いだ小さなお店をやっているけれど赤字続き。
もうお店をたたんだほうがいいのかな……。
そこに突然現れた救世主は妙に人間くさい「ネコ」だったー

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雨やどり



突然の雨に

今雨やどりをしています

雨だけを見つめていて

頭の中はからっぽです



もともとあてなんかなかったんです

只じっとしていられなくて

家を出て来てしまいました



無駄な事をするなとばかりに

雨は激しく降ってます

何か心の中を見すかされたようで

哀しいです



雨はやがて小降りになり

薄日さえさしています

私の心の中にあったどうしようもないものが

雨の中に溶け出して

今は少しさっぱりしています













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