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贈り物



贈り物


ずっとずっと辛かった

やっとやっと楽になり

ちょっぴりちょっぴり喜びが



いっぱいいっぱい幸せも

来たきたきっと神様が

私にくれた贈り物













日常茶飯事



急に星が観たくて空を見上げた

曇っているのか星がひとつもない



道を歩きながら石ころを蹴っていた

運悪く前を歩いていた人に当ってしまった



ワンパック九十八円の玉子を求め並んでいた

私の三人前でなくなった



朝天気が良かったので沢山洗濯をした

急に曇り雨が降ってきた



知人が居たので大きな声で呼び手を振った

他人のそら似で振っていた手のやり場に困った



こんな事が日常茶飯事にあっても

めげるもんかと生きている私がとてもいとおしい













秦本幸弥



「本日、職業選択の自由が奪われました」

秦本幸弥

2024年、政府は新たに「雇用安定化法」を制定。
国家が国民の就職先を管理することとなった。
結果、就職活動は全面廃止、失業率やニート問題は
改善されたものの、国民は職業選択の自由を失った。
それから数年後、山田康太は緊張した面持ちで
学校の卒業式に出席していた。これから自分が働く
就職先が決定するためだ。調理師の仕事を希望する康太。
しかし、康太の就職先はブラック企業の営業職に
決まってしまい――。職業選択の自由を奪われた社会で、
本当に就きたい「仕事」を求め孤軍奮闘!?
働く人ならみんな共感の、スカっとできて最後は泣ける、
お仕事応援ドラマ!

双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto



「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~」

かいぜん

「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~2」
「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~3」

TOブックス
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto











自分の気持



決して

言い訳するつもりはないけど

あの時自分の気持を

はっきり言っておけばよかった



それで

今はなるべく

自分の気持を言葉にしようと

努力している



後悔したくないから…













齢の暴走



私の齢が

勝手に実齢より速く進んでいる



どうりで脚腰の動きが

めっきり悪くなったはずだ



つい先日までは

何の支障もなくさっそうと歩けた



私が眠っている間に

齢が暴走しているのかもしれない



これはうっかり眠っていられない

いつ齢が暴走するか分らない

しかしずっと起きているのは辛い

眠気には勝てない



そうだ!隠しカメラを付けてやろう

そうすれば齢がいつ暴走するか分る

その少し前に目を覚ませば

暴走されずにすむ



隠しカメラには

午前三時に暴走するのが写っていた

それも私がしっかり眠っているのを確かめてだ



私は翌日から目覚し時計をかけ

二時半に起きて齢の暴走をくい止めた



翌朝そんな夢から目が覚め

どっと疲れていた













心から ありがとう



もう嫌になっちゃった

詩を考えるの

たいした詩ではないけれど

こんなものでも

なかなか出てこないんだよね



こたつむりの存在

知っている人少ないから

ブログに来てくれる人も少ないし



でも…少ないけれど

確実に来てくれる人がいる

そして拍手までしてくれる人も



その人達に申し訳ないし

何より自分の為に

続けなきゃね

こんな詩でも…



こたつむりの部屋に来てくれて

詩を読んでくれて

ありがとう

心から ありがとう!













ほっとしている



秋の蝶が私の目の前をふわふわとんでいく

何気なく見上げた空に幾本かの

飛行機雲がたなびいている



郵便受にDMと友人からの手紙が入っている

遠くから暴走族のオートバイの音がする

私の手が包丁でトントン大根を刻む



隣りの部屋からパソコンのキーボードを叩く音がする

少し開けた窓から雨風がカーテンを揺らしている

何気ないない日常が静かに進んでいる



そこに自分が居ることを確かめ

何故かほっとしている













私は私



私に下さい少しだけ

「もしも」を下さい少しだけ



もしも私が若かったなら

もしも私に勇気があったなら



私は多くの恋をして

精力的に仕事をして

楽しい日々を過ごすでしょう



だけど「もしも」は「もしも」だけ

私はやはり私です



私は私を生き抜いて

私のページを閉じるまで

私はやはり私です













泣いていませんか



泣いていませんか小


泣いていませんか

苦しんでいませんか



ほんのちょっぴり

ほんのちょっぴりでいい



もしもあなたの

あなたの心の

支えになれたなら



私はそれだけで

幸せです









秦本幸弥



「本日、職業選択の自由が奪われました」

秦本幸弥

双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto



「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~」

かいぜん

「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~2」
「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~3」

TOブックス
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto











詩集



あなたの好きだった詩集の

あのページに想い出の栞がはさんである



私は時々そのページを開き

あなたの好きだった詩を読む



もうとっくに諳んじている詩

なのにそのページを開き

あなたが読んでくれたように

私も声に出して読む



おかしいですか?

いつまでもあなたを忘れられず

詩集を開いているなんて…



その詩集

今日思いきって捨てました

でも諳んじてしまっている詩だけは

困ったことに忘れられません



やっぱりおかしいですか?













出そびれる



ポケットの中には

あなたに謝る言葉が入っている



この間つい強い口調で

あなたを傷つける言葉を

口にしてしまった



あそこまで言うつもりはなかった

でも売り言葉に買い言葉で…

言ってしまってから

「まずい!」って思ったけど止められなかった



あなたは怒るかわりに黙ってしまった

私も気まずさにいたたまれず

帰って来てしまった



ポケットの中で言葉がガサゴソ動いている



どれから出そう



ピ~ンポ~ン

ベルを押した

出て来たあなたは

笑顔で「やあっ!」と言った

ポケットの中の言葉は

出そびれてしまった













ベランダのピーマン



ピーマンが生ってくれた

それも沢山



ピーマンが生ってくれた

それも小さなのばかり



ベランダに置いたプランターに

小さかった苗木も大きくなり



沢山アブラ虫が付いたこともあったけど

てんとう虫の幼虫の救世主が現れ

アブラ虫を食べてくれた



ムシャムシャムシャムシャ一生懸命に

そのお陰で

沢山のピーマンが生ってくれた



ピーマンは食べるだけじゃなく

私に癒しも与えてくれた



ありがとうね

ありがとうねピーマン君

沢山たくさんありがとう











ラッキー



紅葉を愛でながら歩いていたら

どこからともなく子犬が走って来た

私の前で止まり尻尾を振っている



野良犬でない事は

首輪が付いている事で分かる



頭をなでてやりながら

君どこから来たの?

飼い主さんが心配してるから早く帰りなさい



そう言っても私のそばから離れず

歩き出すとまた後を着いて来る



私は足を止め

子犬の目線までしゃがみこみ

彼の瞳をじっと見た



なんとも言えない愛くるしい顔で

クーンクーンと言いつつ私の顔をじっと見つめている

どうしたらいいものかと思っていたところ

どこからか「ラッキーラッキー」

と言う声がした



子犬は耳をピクリとさせたかと思うと

声のする方へ一目散に走っていった



飼い主さんの安堵する声が聴こえ

再会を喜んでいるようだ



彼の名前はラッキーか

私も彼からちょっぴり癒しを貰い

ラッキーな気持でそこを後にした














ぽかん ぽかん ぽかん



ぽかん ぽかん ぽかん

わたしは きょうもあさから ぽかんとしています

ほんとうは しなければならないことが

やまほどあるのです



それなのに わたしは きょうもまた

ぽかん ぽかん ぽかん



なまけものの わたしがすきなこと

ぽかんとして そらをながめれること



あおいそらに しろいくもがうがび

ふわり ふわりと ながれてゆく

きもちよさそうに うかんでる

ぽかん ぽかん ぽかん



きょうもいちにち すぎました

なにもしないで ぽかん ぽかん













柿小


バーゲンで買った

種なし柿

甘いかと思ったら

渋かった



世の中そんなに

甘くない











秦本幸弥



「本日、職業選択の自由が奪われました」

秦本幸弥

双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto



「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~」

かいぜん

「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~2」
「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~3」

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秦本幸弥 Yukiya Hatamoto











とびっきりの何か



何かを探さなきゃ

生き甲斐のある何かを

とびっきりの何かを



でもその何かが分らなくて

掴めないまま

今日まで来てしまった



逢いたい

早く逢いたい

生き甲斐のある何かに



もしかしたら

それはとっくの昔に

私の前を通り過ぎたのかもしれない



それなのに

私は何をボケーとしていたのか

このままでは終わりたくない

いつかはきっと掴んでやる

待ってろよ










愛でる心



コスモスの花を手折り

一輪差しにさしました



それはどことなく儚気で

寂し気に観えました



しかしコスモスの花はそのままで

儚気で寂し気に観えたのは

私の心がそう感じただけだ



どんな花を観ようと

素晴しい景色を観ようと

今の自分の心が反映してしまう



多分明日観れば

きっと輝いて観えるに違いない

今日はきょうの心で花を愛でておこう













散歩道



道 小道がある

人ひとりが通れる道

舗装もされていない細い道



何故かほっとする

小道の散歩



両側の草花を見つつ

足を進める



季節はずれの

蝶が舞い驚きの声をあげる



細い小道は

心の小道



足裏も喜ぶ

ほっとする

小道の散歩













心の洗濯



今日は心の洗濯日

ごしごしきれいに洗いましょう



よごれがとってもひどいから

心をこめてごしごしと



火曜にあの娘を傷つけた

ごしごし罪を洗いましょう



金曜は母に嘘つき

ちょっぴり後ろめたいから

謝りながらごしごしと



きれいにきれいに洗ったから

すっかり白くなりました



きれいになったこの心

物干し竿に干しましょう

お日さまにしっかり乾かして

気持ちがよくて真っ新な

白い心になりました



来週こそは洗濯を

しなくて済むよう頑張ろう













銀杏



銀杏落葉

道いっぱいを

黄に染める

私も染まる

あなたの色に













青ミカン

青ミカン


青くさいなんて

言わないで

ホラ

ちょっぴり色気が











秦本幸弥



「本日、職業選択の自由が奪われました」

秦本幸弥

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「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~」

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「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~2」
「かいぜん! ~異世界コンサル奮闘記~3」

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秦本幸弥 Yukiya Hatamoto











あなたが眩しい



影が揺れて

木洩れ日が

宝石のように輝く

あなたがあまりに眩しくて

私はずっと影でいる














明日天気だ



雨粒が

心のドアを

ノックする

切ないだけのこんな恋

明日天気だ忘れちゃえ














胸の重し



人に対して

やましい事ばかり

自分に対して

もっとやましい事ばかりしてきた



人には嘘をつけるけど

自分には嘘をつけない

それなのに嘘をつき通してきた



言い訳ばかりをして

ごまかして

とても辛かった

そんな自分に謝ろう

「ごめんね ごめんね私」



心なしか

胸の重しが少し軽くなった














椋鳥



夜明け前から

ざわざわと騒ぎ始めた椋鳥が

東の空がうっすらと明け始める頃

我先に

空いっぱいになり飛び出してゆく



あれ程の椋鳥を

どこに匿っていたのか

街の中の小さな森に

約束どおり朝が来る



椋鳥が飛び去り

太陽がしっかり登りきると

地下鉄の入口に

サラリーマンの群れが

黙々と飲み込まれてゆく










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「本日、職業選択の自由が奪われました」

2024年、政府は新たに「雇用安定化法」を制定。
国家が国民の就職先を管理することとなった。
結果、就職活動は全面廃止、失業率やニート問題は
改善されたものの、国民は職業選択の自由を失った。
それから数年後、山田康太は緊張した面持ちで
学校の卒業式に出席していた。これから自分が働く
就職先が決定するためだ。調理師の仕事を希望する康太。
しかし、康太の就職先はブラック企業の営業職に
決まってしまい――。職業選択の自由を奪われた社会で、
本当に就きたい「仕事」を求め孤軍奮闘!?
働く人ならみんな共感の、スカっとできて最後は泣ける、
お仕事応援ドラマ!

双葉文庫
秦本幸弥 Yukiya Hatamoto














ベンチの前に降りて来た鳩が

首を傾げ

おもむろに

クーと啼いた



その鳩と目の会った私も

首を傾げてみたが

クーと云う音は出てこなかった



その代わり

首の骨がポキッと

大きな音を立てた



私に興味が無くなったのか

鳩はむこうを向き

尻を振りながら

仲間の群れの中に入って行った



私はまた一人になり

首を傾げてみたが

もう首の骨は

音を立ててはくれなかった














晩夏



晩夏


つくつく法師が哭いてます

夏がゆくよと哭いてます



つくつくつくづく哭いてます

夏がゆくよと哭いてます





声をかぎりに哭いてます

夏がゆくよと哭いてます



たかが晩夏の一刻を

されどつくづく哭いてます













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