参ったなあ



もう

参ったなあ全く



ここまで書いて後が続かない

後が続かないなら

書かなければいいのに

書き出してしまったからには

続けるしかない訳で



詩なんて

ちゃんと言葉が決まってから

書き出さなきゃ詩にならないでしょ



それなのに

私ったら言葉も決まらないのに

書き出したりするんだから

本当に参ったなあ









大空に



私の傍らに詩の本がある

本に耳を傾けると

何か囁く声がする



ヒソヒソ ヒソヒソ

本の中の言葉が

思い思いに話しかけて来る



詩の一編一編が

ページを繰ってほしくて

声をあげているのだ



私が本の中程を開いた途端

いきなり言葉が

弾けて飛び出し



言葉はタンゴを奏でるように

心地よいリズムを刻み

大空に流れていった











吐露



私は勇気をふりしぼり

胸の中のもやもやを吐露した



長い間のうっ積していたものを

一遍に放出し

胸のつかえがおりすがすがしくなった



それまでは

何もかもが灰色にしか見えなかった世界が

今は全てが薔薇色に見える



こんな気持ちになれるなら

もっと早く言えばよかった



梅雨のうっとうしい雨までが

幸せのシャワーに感じられた









遠い日



遠いとおい日に

思いを馳せる



一面の蓮華畑に座りこみ

蓮華の花の首飾りを作ったり



小川で歓声をあげ

網で小魚を追いかけ廻ったり



レールに耳をあて

遥か遠くの列車の音を聴いたり



何もかも全てが

幻だったような夢だったような



そんな遠い日に

思いを馳せている



あの頃の純粋だった無垢な心が

確かに私にもあった









子供みたいなあなた



あなたって子供みたい

そんな子供みたいな所が

ちょっぴり好きで

ちょっぴり嫌い



もう少し大人になってよ

とウザク思ったり

その子供っぽさが好き

と可愛く思ったりする



私はすっかり大人になって

子供みたいなあなたを観てる











私は夢を持っている

しかしこの夢は少しばかり重い



夢を叶えるには

したくない沢山なことをしなくてはならない



生憎私は怠け者

夢はあくまでも夢であって

現実には程遠い



まあ仕方ない

夢は無いよりあった方がいい



夢は夢のままで終わるかもしれないが

もしかしたらある日突然叶うかも



そんな日を夢みて

夢を見ている









クッション



私は失いたくない

あなたと云うクッションを

いつもたれても

程よく気持ちいい

とても便利なクッション



言葉のクッション

体のクッション

心のクッション



全てすべて心地いい

私の存在は

あなたのクッションで成り立っている









溜息だけ



溜息だけが

次から次に口から零れて出る

頭の中には

何か大切な言葉が

そう

今言わなければいけない

大切な言葉が詰まっているいるのに

溜息だけが

またひとつ出る











冷たい顔



泪なんて見せないでよ

哀しいふりなんてしないで

嘘ばかりついて



そういう時は

最後まで

冷たい顔で

「じゃあな!」って



そう云うものよ











勇気があったら



私はこう想っているのに

相手に強く言われると



喉元まで出ている言葉を

呑み込んでしまう



情けないと想う

言えばいいのに

ほんの少しの勇気がない



しかし何でもかんでも

言ってしまわない方がいい時もある

その時は「良かった!」と想う



だけどやっぱりもう少しだけ

勇気があったら…

と 心から想う











あなたの居ない日は



あなたの居ない日は

一人でコーヒーを飲みながら

とてつもなくロマンチックな本を読む



勝手に恋をして

勝手に別れて

狂おうしい程に傷ついたふりをして

冷めかけたコーヒーを啜る



ヒロインに

そこまでのめり込むからいけないのだ

と思いつつも

私ものめり込む程の恋をしてみたかった

と思ったりもした









退屈



一人で居るのは退屈だ

本を読むのにも厭き

パズルを解くのにも厭き

掃除は嫌いだから見て見ないふり

退屈と一緒に

退屈ごっこ



ぼーとして

妄想を膨らますことさえ面倒で

瞳をつむり雨音を聴く



心地いい

まるでBGMみたい



雨音が

退屈を消してくれる

やがてうつらうつら










あの日から



もうどうでもいいと思った



美味しいものを食べたい

綺麗な服を着たい

素敵な所へ旅行に行きたい



あらゆる全てのことが



何故か自分が抜け殻になったみたい

感動という感情が

線香花火のように

パシュパシュと輝いては消えてゆく



ついこの間までは

欲望と云う名のあらゆる快楽を

貪欲に求めていたのに



そう

あの日を境に

あなたが逝ってしまった日から










言葉のパズル


パズルをしている

言葉のパズルを



言葉があちこちに散らばっていて

なかなかうまく収められない

どれもこれも

形が似ているようで少し違う

う~ん難しい



私の語彙の貧しさが

うまく収められない原因だ



あ~あれでもない

これでもない

どのピースが一番いいんだろう



考えにかんがえ当て嵌めてみたが

なんとなく歪な形の詩になってしまった









眠れない



眠れない

どうしても眠れない

また眠りの世界から爪弾きされている

眠る事に必死になっているのに

眠れない頭に

無理矢理空想が押し付けられる



空想が空想を呼び

頭の中は空想で爆発しそうだ



やめて!!

私はこんなに眠りたいのに

空想よ去れ



眠りよ眠り

どうぞ私を安らかな

眠りの世界へ誘って



蒲団の上で悶々としている間に

いつの間にか外は白々と明るみ始め

今日もまた

寝不足のまま

朝を迎える









夢の癒し



昨夜あんなに思いつめていたのに

今朝は少し楽になっていた

どうしてだろう



そう云えば

夢を見たっけ

忘れかけていた夢を思い出そうと

瞳をつむって考えた



それは

とてつもなくきらびやかで

大きなメリーゴーランドに乗り

楽しそうに

何周もなんしゅうも廻ってた

そこへ空から色とりどりの星が降ってきて

私の体をすっぽり包んでくれた



やがて瞳が覚めたら

なんとなく心が楽になっていた

夢が悩みを吸い取ってくれたのだ

夢にも癒しの効果がある事を知った









言葉の雨



雨が降っていますパシャ

雨が降っていますパシャパシャ

雨が降っていますパシャパシャパシャと



雨で足が濡れ

雨で服が重くなり

雨で心までもが濡れています



心が濡れたのは

雨だけのせいじゃない

心ない言葉の雨が降ったから



大好きなあの人からの

言葉の雨だったから一層と

心の芯の芯までずぶ濡れになりました









あれから一年



思い出してよ

あの日のこと

あまりに楽しくて

二人で笑い合ったね

観るもの全てが虹色に見えた

そして

私は今一人でここに立っている

あの日のことが

まるで夢みたい



ずっとずっと封印していたこの場所に

やっと今日立つことができた

あれからもう一年

まだ一年



この一年の間に私のできたことは

あなたを忘れられなかったこと









おいてけぼり



ついこのあいだ

お正月を迎えたばかりなのに

もう六月になってしまった

梅雨の雨が木々に

そして家々に降りそそぎ

憂鬱な日々が

早足に過ぎ去ってゆく



私は何の変哲もない時間を

淡々と送っている

木々の緑は色を増し

花々は色鮮やかに咲き誇り

人々は忙しげに働き

世の中は目まぐるしく変化してゆく



交差点で

信号待ちをしながら

雨に打たれた私がひとり

世の中から

おいてけぼりになっている











一人旅



ほんの少しの夢と

ほんの少しの希望と

ほんの少しの勇気を

小さなカバンにつめこんで

一人旅に出た



旅の途中嵐にもあった

険しい坂道もあった

きびしい暑さも寒さもあった

だけどカバンの中の

夢と希望と勇気は

ちょっぴりだけどふくらんできた



何度もやめようと思った

何度もあきらめようと思った

何度もくじけそうになった

だけどカバンの中の

夢と希望と勇気を

一生懸命育ててきた



夢を見続けるって

希望を持ち続けるって

勇気を出すことって

とても大変だけど

それが叶った時

全てがむくわれるから…



やがてカバンの中の

夢と希望と勇気が

きれいな花を咲かせ

実を結んだ

やめないであきらめないで

そしてくじけないで良かったと

心の底から思った…











明日はきっと



もうどうしようもない程切なくて

この切なさをどこへ持ってゆこう



傍らの小川に佇んで

片足を冷たい水にさらしてみる

切なさが足の先から放たれて

少しだけ自分が戻ってくる



空はこんなに青いのに

雲は楽しそうに流れ

木々の葉は風にそよいでいるのに



木を思いっきり抱きしめ頬をつけ

切なさを吸い取ってもらう



自然の中で少しづつ

自分を取り戻してゆく

明日はきっと違った自分に逢えるかも









うつむく



君が好き

そんなたやすい

言葉さえ

喉に詰まらせ

うつむくばかり











私はわたし



私はもう随分前から

私に飽きてしまった

何に飽きてしまったかと問われれば

全てにと答える



自分がもしも

あんな風だったら

こんな風だったらと色々思ったりもする



しかし自分はじぶんでしかなく

飽きてしまおうがどうしようが

自分をやっていくしかない



今日も暑くなりそうだ

ベランダのきゅうりが少しだけ大きくなった

このきゅうりの苗も

こんな狭苦しいベランダで一生を終える

きゅうりはそれを何と思っているんだろう











海が見たくて

一人で来たが

五分も海を見ていると

なぜここに

自分がいるのか

分らなくなって来る



あなたが横にいてくれたなら

そう

あなたが横にいてくれないから

私は今ここに来ている



あなたがいれば

私はここに

来てはいなかった



潮騒って

こんなに悲しい音だったのかしら











新月



新月の夜の

潮騒は

寂しくて

よせては返す

あなたへの想い











OFF



何もやりたくない日がある

そんな日は

ソファーにごろんと横になり

瞳をつむる



ついでに頭もからっぽにしたいけど

どうでもいいようなことが

後からあとから雲のように

ムクムクと湧いてくる



今日は何もやりたくないんだから

頭の中も休んでほしい



頭にそっと声をかける

今日は全てOFFだよと









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