あの日に帰りたくて



ふと

あの日に帰りたくて

遠い記憶をたぐり寄せてみる



よく晴れた秋の日だった

空には雲ひとつなく

絵の具をぶちまけたような青



空とひとつになりたくて

何度も深呼吸をする

その傍らに君が居て

眩しそうな瞳で私を見ていた



あまりに幸せすぎて

刻よ止まれと願った

そしてその幸せはずっと続くと信じていた



何が理由だったのか分らないまま別れ

いくつもの秋が過ぎていった



真っ青な空を見ると

あの秋をふと思い出してしまう









流される



流される

刻に



今に

現実に



流される

人に

自然に

空想に



流されっぱなしの私の人生

ぷかぷか流れに身を任す









その時だから



涙が出る

哀しくないのに



それはかって哀しかった時の

心の雫だと思う



あの時は気が張っていて泣けなかった

その時の想いが

安心しきった今

堰を切ったように溢れ出たのだ



今ならいい今なら

安心して泣けばいい

自分で作った枷から自分を外そう



今だけが唯一その時だから









崩れてゆきそう



もう駄目

私が

私じゃなくなって

崩れてゆきそう



山茶花の花が散っている









もどかしい



メールってもどかしい

直接話しかけたいよ

こんなにきれいな夕日を観ているのに

横にあなたが居ないなんて

左手があなたをさがしてる









あなたへの想い



あなたへの想いを

言葉にできず

ひたすらに想いつづける

こんな自分から脱したいのに

また今日も

行き過ぎるあなたを

振り返って見つめるだけ

お願い気付いて!









こんな夜は



書けない

何も思いつかない

こんな夜は

ショパンのノクターンをしみじみ聴く

このまま眠ってしまいそうです









カップルの会話



前からカップルが歩いてきた

「君は人の良い所をみつけるのが上手だね」

彼女は

「だってその方が幸せじゃない」



それだけが聞こえた



人の良い所をみつける

その方が幸せ



そうだよね

悪い所ばかりみつけたって

お互いに

嫌な気持になるだけ



束の間の二人の会話から

あのカップル

きっとうまくいくなと思った









子供の特権



公園の片隅の

東屋に

子供達がたむろしていた

何をしているのかと思ったら

それぞれ好きな方を向いて

ゲームをしていた



わざわざ公園まで来て

ゲームをするなんて考えられない



何故体を動かして

喚声をあげて遊ばないのか



子供の遊びは子供のうちにしなければ

いつ遊べるの?



ほら 遊具が寂しがってるよ

体を動かして喚声をあげて

思いっきり遊ぼうよ

子供の特権だよ遊びって









わたしの道



道はどこまでも続く

わたしと云う道を

てくてく歩いている



寄り道をしたり

早足で歩いたり

時には花とおしゃべりをする



寒さに震えあがったり

厳しい暑さにしゃがみこんだり



その時々に優しく差しのべられる手に

感謝し涙し

これからも続くわたしの道



まだまだ途中

さっもうひと頑張り









写真展



写真展の案内状が来ていたので行った

どの作品も一年間じっくり時間をかけ

国内だけでなく

海外で撮った作品もあった



長い時間シャッターチャンスを待ち

その一瞬を見事にファインダーに捉えている



苦労して撮ったのであろう

写真家の心が伝わって来る



色々説明をして頂き頷きつつ

どの作品もじっくり観て

時折感嘆の声をあげ

こんな所へ一度行ってみたいなあ

こんな光景を目の当たりにしたいなあ

と思いつつ観て回った



最後にお礼を言い

芳名帳に名前を書き会場を後にした

心がちょっぴり満たされた秋だった









掴まえていてほしい



私をしっかり

掴まえていてほしい

でないと私

どこかへ行ってしまいそう



あなたが私を望むなら

離さないで

その手を



私もあなたから

離れたくないから









沢山の昨日



いくつもの朝を迎え

いくつもの夜を送り



頬にいくらかな微笑みを浮かべ

唇を真一文字に結び



いくらかの汗をかき

真っすぐに進む



後ろを振り返った時

わずかなそよ風が吹き



沢山の明日達が

私にウインクする









唐突



あまりにも

唐突だったから

嬉しさよりも

愕きの方が勝ってしまった

あなたからの「愛してる」の言葉









あなたへの想い



寄せては

引いてゆく

波のように

あなたへの想い

まだ定まらずにいる



ああ

じれったい









心の溝



なにもない所に出来た

あなたと私の心の溝

見た目には全く分らない

だからずっと大丈夫だと思っていた



なのに

あの地震があった翌日

覗いて見てびっくりした

中は狭かったけど

とても深い亀裂が入っていた



今迄ずっとごまかしていたのに

でももう駄目みたい

思った以上に深い亀裂を

お互いに見ているしかなかったね










馬鹿げた発想



馬鹿げた発想は

馬鹿げた発想からは出てこない

それは

計算しつくされた発想の中から

じわりじわりと生まれるものだから











何もしないということ



あれをやっても駄目

これをやっても駄目

何をやっても全て駄目



そうだこんな日は

何もしないに限る



しかし

何もしないということは

いわゆるひとつの

何もしないという選択のひとつ



全く何もしないということは

それはそれで

難しいことだと心から悟った









あの日の雨



あの日私は

降りしきる雨を観ていた



アスファルトの水たまりには

次から次に波紋が広がり



灰色の空から

止めどなく雨粒が落ちていた



あの日私は想っていた

この降りしきる雨のシャワーのように

あなたから

私にだけ愛のシャワーを注いでほしいと



そして

今日の雨はやけに虚しく烟っているだけ









私は私



ふらふら

ふらふら

私の心はいつもふらふらしている



信念というものがなく

ああした方がいいのかなとか

こうした方がいいのかなと考え

およそ一貫性がない



自分で自分が嫌になる

受け入れ難いが

これもいわゆるひとつの私



ふらふら

ふらふら

揺らいで揺らいで



それでもやっぱり私は私











コスモスが風に揺らぎ

桜の葉がちょっぴり色づく



金木犀が香り

赤とんぼが飛び回る



どっぷり秋が秋を主張しています









そぼ降る雨



きのうはずっと雨でした

そぼ降る雨を観て

本を読んでいます



雨の中を歩くのは好きじゃないけど

部屋の中から

そぼ降る雨を観るのは好き



そぼ降る雨を観ながら

胸をキュンとさせ

悲恋の小説を読む



私にはとても出来ない悲恋

そぼ降る雨と似ている悲恋



きのうはずっと雨でした

悲恋にどっぷりつかりました










心が躍る



いつからかしら

こんなに心が躍るなんて



今だって

ほらこんなに



あなたのあのひとことは

魔法の言葉









欠けている何か



欠けている

何かが



それが何かかは分らないが

私の体の中で

疑問符となって蠢いている



欠けている何かは

それを必要としなくなった時

ひよっこり顔を出す









自分に正直に



自分に正直に

無理をしないで生きたいと思う



でもそれって

案外むつかしい



何かしらの事に

無理をしなければ生きられない



それでもやっぱり

自分に正直に生きたい



それってもしかして

我ままなのかな









なんとなく



なんとなく

只なんとなく

可愛いと思った



なんとなくって

曖昧だけど

曖昧って必要なことだと思う



なんとなく

なんとなく私がいて

しっかり横には

私のあなたがいる










何かいい事



何かいい事やってこないかな

小さくてもいいけど

大きかったらなお嬉しい



人は言う

いい事は待っていても駄目

積極的に動かなければと



分ってはいるが

私は動くより

待っている方が好き



たとえ確率が

百分の一になろうと









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