翻弄される



本の中で

文字が踊ってる

文字が囁いている

文字が笑っている

文字が怒っている



その度毎に私の心は

踊ったり

囁いたり

笑ったり

怒ったりする



私は完全に本に翻弄され

やがて満足して

本を閉じて眠る









いい所



あなたは私の中の

いい所を引き出すのが上手

私が全く気が付いていないのに

どうして分るのかしら



そんなあなたのいい所

私沢山知っている

だって私のいい所

見つけてくれた人だから・・・









あたり前



あたり前って

なくした時

あたり前じゃないって

気付くんだね



まだまだ



いくつのあたり前を

持っているんだろう



気付いても気付かなくても

あたり前があるって

幸せなんだ



あたり前に包まれて

あたり前に生きてゆけることに

只々感謝









この恋



真赤なりんご

がぶりと齧る勢いで

一言君に伝えていたら



この恋

成就していただろうか









大自然との対峙



狭いせまい部屋の中で

くよくよ考え黙り込み

頭をかかえ沈み込む



そんな自分を思いきって外に連れ出し

大自然の前に置いてみる



果てしなく広がる大海原か

高く聳える荘厳な山でもいい



そんな大自然と対峙すると

自分がくよくよ思っていたことが

ちっぽけな取るに足りないことのように思え

何かしら希望までもが湧いてくる



明日からの自分が

夢色に輝く気がする









君の笑顔



やっと笑った

だってずっとムッとしているんだもの

怒っているかと思っていた



やっぱりいいよ

君の笑った顔

その笑顔に僕はひかれて

好きになったんだから



いつもいつもとは言わない

僕のために

とっておきの笑顔

プレゼントしてほしいな









猫の存在



猫が鳴いている

雨が降っているのに

濡れていないだろうか

台風がやって来るといっている



飼い猫ならいいが

野良猫だったらこの雨を台風を

どこでやり過ごすのだろう



普段なら気に留めない

猫の声が存在が気になる



多分自分の中の何かが

そんな気持ちにさせるのだろう



雨の音と猫の声

今日はなぜかとても気になる









あなたのしたこと



手を差しのべてくれたのはあなた

目覚めさせてくれたのはあなた

喜びをくれたのもあなた



そして

暗闇に落とし込んだのもあなた









ビーフシチュー



じゃが芋の皮をむいています

カレーかシチューかそれとも肉じゃが



どれにしよう

迷って迷ってじゃが芋むいて



今の気分はビーフシチュー









でも・・・とは



でも・・・とは言わないで

だって・・・とも言わないでください



もう沢山

言い訳の言葉は



いつもいつも同じことばかり

私はあなたが変わることを願っている

只それだけ



あなたは困って言葉を探す

下を向いて溜息ひとつ

口の形は「で」で止まってる



それでもお願い

でも・・・とは言わないで

だって・・・とも言わないでください









目標



毎日を淡々とすごす

何の目標もなく



それでもそれなりに充実している

本当は何か目標を持って

いきいきと生きた方がいいのだろう



しかしそれなりの目標を持って生きるのは

簡単そうでなかなか出来ない



いや目標は一応持っている

それが持続しないだけなのだ

つまり忍耐力がない



忍耐力を強く持つスポーツマンを尊敬する

あれ程でなくても

やっぱり目標は持たなくてはと思う









夕焼け



真赤に染まった夕焼けは

内緒話がよく似合う



真赤に染まった夕焼けは

長い影がついてくる



真赤に染まった夕焼けは

お寺の鐘の音がする



真赤に染まった夕焼けは

カラスの鳴き声よく響く



真赤に染まった夕焼けに

指きりげんまんまた明日









恋などは



恋などは

とうの昔にあきらめた

毎日淡く生きている



心の奥にちらちらと

くすぶり続ける埋み火を

ちらりと横目で通り過ぎ



毎日淡く生きている









あなたが教えてくれたこと



山を観るのが好き

海を観るのが好き

森を歩くのが好き



みんなあなたが

教えてくれたことばかりだから









胎児のように


ぬるま湯にどっぷり浸かり

手足を大きく伸ばし息を吐き

両膝を抱え小さくなる



母の胎内に居るような心地よさ

羊水の中に漂う胎児みたい

目をつむりゆったりする



いつの頃からか

自然に数をかぞえるようになった

いくつまでとは決まっていない

どうでもいい数を

何となくかぞえる



胎児はいくつまでかぞえたら

母の体から出てこられるのか



気持ちよく湯に浸かり

身も心もまったりできた



今日は二百をかぞえザバッと上がった









良い詩ができた夜は



良い詩ができた夜は

眠らずにおこう



翌朝読み返してみると

きっと破ってしまうから



だから

良い詩ができた夜は

気持ちよく朝まで飲もう

決して詩を破らないために



良い詩ができた夜は

・・・・・・ZZZZZZZZ









ワクワク



炭酸飲料

コップに注ぐと

シュワシュワと

夏の弾ける音がして

心がワクワク踊りだす



私少し若返ったみたい









エスカレーター



エスカレーターに

流されてゆく

人・ひと・ヒト



流されながら皆

他人の顔をしている









グッバイ



忘れてしまったはずの悔恨が

また頭をもたげてくる



あの時あの一言

あの一言が何故言えなかったのか



それが自分の性格といえばそれまでだが

そんな不甲斐ない自分が嫌で

許せないでいる



弱い自分

それも全て含めてそれが自分

自分ではあるのだが・・・



仕方がないという思いと

情けなく悔しい思いが混在する



もうこんな自分と数十年も付き合ってる

いい加減あきらめるしかない



でもやっぱり心から思う

そんな自分とグッバイしたいと・・・









川を観ている



川を観ている

今川を観ている

深い谷の底を

水は低い所をめざし

ひたすら流れている



川を観ている

今川を観ている

大きな岩と岩との間を

競い合うように

ざあざあ音を立て落ちてゆく



川を観ている

今川を観ている

この躍動する水の美しいさまを

どう言葉に表わしたらいいのか

分らぬまま・・・



川を観ている

今川を観ている

何もかも全てを忘れて









優しさ



もともとそこにあった優しさに

少しも気付かず

私は一体どこを探していたんだろう



うつろな瞳であちこち手さぐりをして

優しさという

得体のしれない物を

私は必死で捜し求めていた



もっと瞳をあけて

落ちついて見れば

すぐ瞳の前にあった優しさなのに



心を見失うと

見えるものも見えなくなってしまう



本当の優しさは

あなたが持っていたのだ









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