あきらめ



もういいじゃないのかな

そんなにあせらなくても

自分の中の何かが

世の中に決別したみたいに

ふと口をつく



私は私なりに生きてきた

決して満足な生き方ではなかった

自己嫌悪もし悪あがきもした

だからってどうすればよかったのか



その時々を生きた

懸命に

それが今の結果となっている

決して満足している訳ではない



あきらめ・・・

そうだあきらめているのだ

それでいいのではないか









君の笑顔



君の笑顔が

あまりに

素敵だったから

私の平坦な人生が

軌道修正されてしまった









本当の笑い



もう笑っちゃう程の不運が続く

本当は笑ってる場合じゃない

だけど何ができるかっていえば

苦笑いしかない



苦笑いから「苦」が取れて

いつか本当の笑いができる日を

待って待って待ちわびる



少しだけ楽しい人の手をかりて









夢の中



私どうしちゃったのかしら

自分が自分でないようで

やることなすこと全てが

まるで他人がしているみたい



確実に自分がしているのに

もう一人の自分がそれを見ている



気のせいよ

そう気のせい



私は私であって

私以外の何者でもない

しかしそれはそれでまた面白い



もしかしたらこれは夢

そのうち目が覚めたりして

夢の中の私は

冷静に自分を分析していた



目が覚めたその途端

急に自分がつまらない人間に思えた

ずっと夢の中の

あのままの自分であったら・・・









静寂



笑って笑って笑いころげ

そのあと怖いほどの静寂に襲われ



もはや笑った原因すら

曖昧になっている昼下り

気怠さだけが体内に満ちている



ソファにもたれ

窓外の景色に目をやると

いつから降りだしたのか霙になっている



テレビは再放送のサスペンスドラマ

観るともなく観ていたが

つまらなくて消した



外の霙はいつしか雪に変わり

うっすら白い景色になりかけている

もしかしたら積もるかも



私の心の中にも静寂が積もっていた









寒い夜



カタカタと

カタカタと

冷たい夜風が戸をたたく



外は寒いのだろう

暖かい部屋の中にいて

心だけが寒い



カタカタと

カタカタと

何度も何度も戸をたたく

野良猫の声が不気味に響く



首すじに寒いものが走る

心の中の冷たい何物かが

むくりむくりと頭をもたげ

私を笑っている



もういい

失うものは何もないのだから









思い違いの恋



思い違いから始まった恋は

思い違ったまま進み



違和感だけがふくらみ

どうしようもなくなっている



それでもその恋は爆ぜようとせず

何となく続いている



お互いに思っている

思い違いの恋も恋

そんな関係があってもいいのだと









どうにかなる



もう

どうにもならない

どうにもならないと思いつつ

どうにもならない日々が

どうにかなっていっている



どうにかなることと

どうにもならないことの

違いは?

と訊かれても

何となく曖昧模糊としていて



言ってしまうなら

世の中結局

どうにもならないことも

そうでないことも

どうにかなっている



そこには

理不尽と言う文字が交差するが









飛びたくて



心を高く飛翔させたいのに

自分の詩想なんて

たかがしれていて



いつも

詩想の欲求不満に陥っていて

何回試みても

飛べない紙飛行機みたいに

地面に墜落してしまう



上空を気持ちよく飛びたいのに

準備段階で

多分飛ばないだろうなと

自分の中で限界を決めてしまう



高く飛びたくて

もっと飛びたくて

羽をパタパタさせている自分がいる









恋が融ける



凍ってしまった恋が

融けて去る時

パシッパシッと

鋭い音がする

何とむごい音だろう









夢・・・



夢・・・

いっぱいあったあの頃は



何がよくて

何が悪いかなんて

およそ考えてもいなかった



あまりあるほどの自由と

無垢な心を

満喫していた



今は

そんなこともあったと

懐かしく想い出される



夢・・・

どこへいってしまったのか

散ってしまった夢を

何とかかき集め

少しづつ育ててみようか









始まれなくて



始まりがあってのおしまい

始まりがあるからおしまいがある

始めからおしまいはない



それなのに始まる前から

すでに終わったような気持ちが

胸を押しつぶす



嫌われたら嫌われたらどうしよう

深く想っているからこそ

始まれなくて



このやるせなさを持てあまし

降り続く雨を観ている









希望の光



このやるせない気持ちを

どこに持ってゆけばいいのか

只もてあましている



北の海には

冷たい波が押し寄せては引き

鈍色の雲が垂れこめている



一条の光を求め

あてどなく歩き

心の捨て場を探し求めている



やがてどこからともなく

うすい光・・・

胸の中の何かが揺れた



今は少し

ほんの少しだけ

希望の光が芽生えた



その希望の光に向かい

只進むだけ

今は・・・









戻れない



もう戻れない

あの頃に



あんなに純粋だったのに

何かが少しづつ降りかかり

色がくすんでしまった



剥がしても剥がしても

こびりついたものは取れなくて・・・



もう戻れない

あの頃に



それでも

心の一隅には

変わらない何かがそっと潜んでいる

今でも









とんちんかん



かんちがい

かんちがいのとんちんかん

とんちんかんのおつむには

ひろがるひろがるはてなのまーく



ひろがってひろがって

はてながはてなをつれてきて

ますますひろがるかんちがい



まわりにあつまるとんちんかん

とんちんかんのはなしには

わらいがいっぱいおもしろい



おつむとおつむをくっつけて

とんちんかんのかいわして

とんちんかんにわらいあう



とんちんかんのよのなかにゃ

ちょうどいいのよとんちんかん









言葉



何もないところに

言葉という

形もないとらえ所のない物を

発した瞬間から

それは見事に

形のある物以上に

彩と羽根をつけ

泳ぎ廻る



言葉とは

多方面に威力を持つ

不思議な人間のアイテム

心して発しなければ









ひとつになれたなら



ひとつも同じではない

今があり



ひとつも同じではない

景色があり



ひとつも同じではない

人々が居て



みんながひとつになれたなら

幸せになれると思う









言葉がなくても



あなたが私に癒されているのは

私があなたに癒されているからです



何も言葉がなくても

お互いの存在があるだけで

十分言葉になっているのです



そんな関係でいられることに

感謝の気持ちで一杯です









かくれんぼ



かくれんぼ

かくれんぼ



わたしがうまくかくれたら

お寺の鐘が鳴るでしょう

カラスが家に帰るでしょう



わたしがうまくかくれたら

夕餉の匂がするでしょう

さよならする声するでしょう



かくれんぼ

かくれんぼ



早くわたしを見つけてよ

母さん家で待っている









温もりがほしい



温もりがほしかった

只それだけなのに

それすらも叶わず

俯いてとぼとぼ歩く



私に叶えられるのは何

何なら叶えられるの



神様

あなたはとても不公平

いえいえ始めっから

神様なんて居ないんだ

あなたに縋ろうと思ってた

そんな私が馬鹿だった



だけど何かに

何かに縋りたい

たとえそれが藁一本でも・・・









鶴


一枚の紙が折られ

鶴となって空を飛び

願いを届ける



一羽いちわに想いを込め

千羽の鶴は空を飛ぶ



鶴よ千羽の鶴よ

どうか願いを届けてくれ

私に代わって……










あなたの元へ



あなたは命をくれた

私に命をくれた



それは喜びよりも

苦難の方が多かった



が・・・

九つの苦難を

一つの喜びが帳消しにしてくれた



生きてゆくのは大変なこと

そんなあなたも一つの喜びを糧に生き

天国へと旅立っていった



私もいつの日か

あなたがくれた命を終え

あなたの元へゆく



魂だけであなたの元え









神様になったら



地球が廻っているって考えた事ある

そんなのあたり前

小学生だって知ってる



だけど目も廻らないし

廻ってるって感じがしない



スゴくない

何を今更馬鹿気た事をと思ってるでしょ

馬鹿だからこそ今更思うのです



あたり前が不思議に思える事

いっぱいあるよ



花は花の種を蒔くと花になり

野菜は野菜の種から

猫は猫から産まれ

犬は犬が産む



そんなのあたり前だって

だけど不思議だと思わない

馬鹿な私は悩むのです



神様って粋な人ですね

そしてとてつもなくスゴーイ人



私神様になったら何しよう

なれないから大丈夫だって

それはそうだけど



でもひとつだけ

戦争のない

平和な世界にしたい

ただそれだけです









感情があり過ぎて


いつの頃からか

自分を心寂しい人間だと

しみじみ思うようになった



勿論感情がない訳ではない

あり過ぎる程ある



もしかしたら

それが禍しているのかもしれない



自分を傷つけたくないから

あえてその渦中に入りたくないし

入れないのかもしれない



心の成長はないけど

ちょっとばかり寂しくても

それでもいいと

痩せ我慢でなく思っている









君のまなこ



お~い君のまなこは

生きてるかい

お~い君のまなこは

輝いてるかい

お~い君のまなこは

夢を見てるかい

まなこが生きてるって

輝いてるって

夢を見てるって

素敵な事だよね

いつまでもいつまでも










アルバム



過去はどこから来るのかな

今日が昨日になったから



今日の今のこの瞬間が

一秒後には過去になる



過去がいっぱいあつまって

思い出アルバム厚くなる



今日が今が過去になる

生きるって重たいほどの

沢山の過去のアルバム創ること

重たいアルバム創ること










あけましておめでとうございます



2015年になりました。
今年も、空や鳥、草や花、風に月。そしてこたつむりの
部屋にお越しいただく、皆様に助けていただき、詩を紡
いで行こうと思っています。
コメントを頂けると、私の詩の栄養となり、昨年より少
しは、成長出来るのではないかと思います。

今年もよろしくお願いいたします









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