皆様良いお年を



ついに12月31日になってしまいました。
今年一年こたつむりの部屋にお越しいただきありがと
うございました。
時間の進むのが早いの、遅いのと、詩の中で、色々文
句をつけたりして来ましたが確実に、時計は時を刻ん
でくれたようです。どうも、人には測れる時間と測る
ことの出来ない時間とやらがあるようです。

皆様はこの一年如何なものだったのでしょう・・・・。
そしてこの年末最後の日を何をなさっておられるので
しょうか。
そして、良いお年を迎えて下さいます様お祈り申し上
げます。









今日が暮れてゆく



今日が暮れてゆきます

それぞれの人が

それぞれの今日を

心に抱いて暮れてゆきます



明るい今日でしたか

楽しい今日でしたか

それとも・・・



たとえどんな今日であっても

明日と言う日は何食わぬ顔をして

また今日を続けてゆきます



今日が暮れてゆきます

それぞれの明日に向って









不思議



逢ったこともない

あなたに

今日も手紙の

返事をしたためている

不思議









冬日



穏やかな冬日が差しています

それに応えるかのように

三色すみれがシクラメンが

あたたかい微笑みを返してくれてます



花がくれる微笑みが

心の奥の奥に触れ

わたしはまったりまったりしています









明日は感動させるから


私は呟く只何となく

その言葉が地上に落ちないうちに

真白な紙に筆を走らす



決して上等な言葉ではなく

ありきたりのその辺に転がっている

手垢で汚れたような物



そんな言葉でも埃を少しだけ

きれいな布で拭いて飾りをつけてやる



そんな作業を四五回繰り返し

何となく詩らしい物にしてゆく



外で急に鴉が馬鹿にしたように

激しく鳴いた

そんな詩でいいのかといいた気に



どうやら鴉はお見通しのようだ



お願いだから今回は見逃して!

明日は感動させるから・・・・・









一月の前の月



十二月に翻弄されている

毎年くる十二月だから

もういい加減に慣れればいいのに

齢を重ねる毎に

それはひどくなる



忙しい・・・

気ぜわしい・・・



十二月十二月

なんたって十二月



こうなったら

どんと構えて



十二月?

一月の前の月でしょ

それ以上でも以下でもない









にらめっこ



にらめっこしようよ

わたしわらいむしだから

すぐにわらっちゃうとおもう



だからまけるとおもうけど

まけるのきらいだから

わたしがかつまで

にらめっこしよう



いまのわたしって

ちょっぴりごうじょう

あなたがあいてだから

まけたくない









尖った月



私が私でなくなるような日は

凍て空に浮く

尖った月が

心に刺さり

抜けないでいる









小さな嘘



小さな嘘

何度もついてしまった



嘘をひとつついた時

早く気がつけばよかった



こんな自分が

あなたに好かれる訳ないと・・・









消しゴム



チビてゆく

消しゴムが毎日チビてゆく



身を削り小さくなりながら

詩を紡ぐ手伝いをしてくれる



感謝しているよ君に

でもあまり君を酷使しないで

いい詩が出来たらそれが一番



今の私にはそれは無理

やはり君を手離せない



君をあまり使わなかった時の詩は

自分でもいい詩だなって思う



しかしまだまだ君は必要

これからもヨロシク









心躍るような何か



私は何かを待っている

何だか分らない何かを

心躍るような何かを



しかしその何かはやって来ない

待てども待てども・・・



もう待ちくたびれてしまった

それでも密かに待っている



もしかしたら

何かはもう来ているのか?

それなのに

それに気付く感性さえ

失ってしまったのか



何かは諦め顔で

気が付くのを待っているかもしれない

私のすぐうしろで・・・









言葉は



言葉は不意に口から飛び出し

すごい勢いで横丁を曲がり

橋のたもとまで来た



橋の中程まで来ると

何やら川を覗きこんでいる

小魚でも見ているのだろうか



やおら動き出し

傍らに立っている木に登り

木の葉と一緒に風にゆらぎ

風と共に空へ舞い上っていった



言葉は

あちらこちら寄り道をしながら

やがて宇宙に昇り

星のひとつになっていった









二人の間



二人の間には

言葉以上の

何かがあるから

お互いに

無言でいられる









四つ葉のクローバー



いつの頃からか

図書館から借りてくる詩集から

誰かがはさんでいた

四つ葉のクローバーがなくなっていた



詩集を開くたびに

四つ葉のクローバーから貰っていた

小さな幸せを失ったようで

少し寂しくなった



所詮縁起物でしかない

四つ葉のクローバーにすぎないが

それだけではない

何か大きな物を失った気がする









心ころころ



不思議!

何かすっごく不思議



ありきたりな

いつもの言葉が

キラキラ光って

私心躍ってる



それって多分

私の中の何かが変化したから

そう思えるんだ



心を少しだけ

少しだけ変化させるだけで

こんなに楽しくなるなんて

心ころころ躍っちゃえ!











冷たい雨がそぼ降る夕べ

一つの傘に二人

無言で歩いていた



突然彼が

僕のこと好き?

と訊いた



迷った挙句

うんと言ってしまった



本当は好きではなかった

傷つけまいと言った嘘



その嘘が一人歩きして

一つの嘘が二つになり三つに



傷つけまいと思って言った嘘で

自分が傷つき



そして彼は

私以上に傷ついた



本当のことを言っておけばよかった

傷つけたくなかったのならば・・・



冷たい雨がしとしとと降る夕べ

あの頃の苦い過去を

ふと思い出してしまう









待ってます



私心が萎んでます

萎んだ私の心を

ぷっくり膨らませるのは

あなたのあたたかい

優しい言葉しかありません



待ってます私

あなたのウイットに富んだ

イースト菌たっぷりの

ほっころとしたまろやかな

こ・と・ば









傍にいるね



どうでもいい

もうどうでもいいよ

何かやけっぱちみたいに言っちゃって



本当はどうでもいい訳ないくせに

素直になれない君に

どんな言葉をかけてあげたらいいのか



今はただ君にそっと寄り添う

それしかできなくて・・・



ごめんねこれだけで

ありきたりな言葉をかけても

多分今は受け入れて貰えないと思うから



君の心が落ちつくまで

黙って傍にいるね









「愛の・・・」



「愛って壊れやすいものなのよ

だから求めあうのよ!」



コーヒーショップの隣の席から

二十代後半らしき女性の声



そんな声を聴き

愛か~いいな~

何か他人事みたい

かっては私だって・・・



いや今だってある

心の奥底には

チョロチョロと燃えている



そのうちマグマがドカーンと

なんて事はないよね



いやいや死ぬまで分らない

愛を語るのに年齢なんてない



そう自分に言い聞かせ

最後の一口を飲み終え

コーヒーショップを後にした









詩を編む



ほんのわずかな

言葉や風景に

触発され

文字を紡いで

こたつで詩を編む









遺失物



遺失物係りの受付にいった

私は何かを無くしたようだが

ここに届いてないかと尋ねた



何かとは何だと訊かれたが

その何かが分らない



分らない物が届いてないかといわれても困る

分ってから来てほしいといわれ

考えてみたが分らない



無くしたことだけは確かだ

何となくそんな気がするから



考えに考えはたと思いあたった

私の無くした物

それは子供の頃の記憶だ



そんな物はどうでもいいようであって

どうでもよくない



私はいきなり大人になった訳ではない

大切な記憶だ



私の子供の頃の記憶は届いてないかと

あらためて遺失物係に訊いた



そんな形の無い物は無理だといわれた



私はどこかに落ちてないかと

今来た道を探しながら戻った









透き通る



私はすっかり曇ってしまった

もっと透き通っていたかったのに

いつの間にか透明度を失った



かっての私は

美しい物をより美しく映していた



木々を吹きわたる風

満天の星あかり

草花の香りさえも



それら全ての物を今はもう映さない

哀しいまでに



ずっとずっと透き通っていたかった

青ざめるほどに









逢いたい



逢えそうで

逢えないあなた



夢の中で逢う

夢の中でしか逢えないあなたは

私に逢いたいと思っていますか



私はこれほどまでに

強く強く願っているのに・・・









今なら分かる


今なら分かる

あの時はかなり感情的になって



自分で自分がおさえられず

強い言葉を投げ続けたっけ

全く笑っちゃうよ



自分の言っている事が矛盾してるって

思いながら停めることが出来なかった



素直に

俺駄目だなって思う



今なら分かる

少しばかり大人になったから



多分余裕を持って

人の話を聴けると思う

君に嫌われっぱなしじゃ寂しいから









あと百年は



これまで十分泣いて

十分笑った



これから先はあと何十年

泣いて笑えるのだろう



もちろん

もうあと百年は

ちょっと無理だろうけどね









ドキッ



ドキッドキッ

いつもドキッ



素敵な言葉にドキッ

きれいな花にドキッ

あなたとの出会いにドキッ



あまりにいつもドキドキすぎて

わたしの胸はパンクしそう



パンクしてもかまわないから

いつもドキッドキッしていたい



ドキッの数だけ楽しくて

生きてることが嬉しくて

ドキッの虹の橋かけてみたい

かかったらいいな世界の空に









迷子



わたしは迷子

妄想の迷子



妄想列車は

特急列車

小さな駅には止まりません



妄想が次から次へと

景色のように行き過ぎる



妄想迷子の降り立つ駅に

ひとっ子ひとりの影もなく



わたしは迷子になっている

妄想の迷子になっている



誰か見つけてくださいな

妄想に迷ったこのわたし

旅に疲れたこのわたし









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