二行だけの詩



ありきたりな

あまりにもありきたりなフレーズを

二行書いたところで

いくら考えても後のフレーズが続かない



続かないから考えるのをやめ

昨日まで読んでいた本を読む



本を読みながらもやはり

二行目が気になり

本の内容が頭に入って来ない

入らないから読むのをやめた



ボケーと窓の外を観ていた

すると雨がポツリポツリ降って来たので

雨に関するフレーズを書いてみた



どうしてもしっくり来ない

考えに考えた末

雨の三行目は削除する


結局二行だけの詩になった









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ジャンル : 学問・文化・芸術

溺れそう



迷い 迷って迷い続け

迷いの間中で溺れそうです



あなたと云う森の中で









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金魚



金魚鉢の中に金魚が三匹

黒の出目金と白の尾っぽのふわっとしたのと

そしてもう一匹は緋色をした鮒みたいの



去年のお祭の時とても面白そうなので

金魚掬いをやってきた



三回もチャレンジして

結局五匹掬った

そのうち二匹はすぐに死んでしまい

今残っているのは三匹



じっと観ているととても可愛く

心がふんわり癒される



私のそんな気持ちも知らず

思い思いに泳いでいる

白い金魚は時にはお腹を上にして泳ぐ



あ~癒される癒される

いつまでもいつまでも長生きしてね









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願い



外出から戻って来ると

部屋は無言でむかえる

もう少し愛想のいい顔をしてもいいのに

いつもぶっきらぼうだ



もう少し柔らかな表情は出来ないものか

別に無理に笑う必要もないが

その硬い顔つきを少しだけ

そうほんの少しだけ柔らかくしてくれないか



まあ君とは長い付き合いだから

性格は分っているつもりだ多分

長い付き合いだからこそ

私の気持ちも分かってほしい



簡単に言ってしまえば

癒されたいのだ私は



君という部屋に抱かれて

唯それだけを望んでいるだけだよ私は

無理な願いなのかなそれって・・・









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自分を信じる



僕はかなりつまらない男だよ

自信を持って言える

今迄だって散々な事を言われた

いくら僕だって傷ついたし哀しかった



それなのに君はそんな僕でいいのかな?

僕が君に対して本気になってしまってから

ごめんなさいって言われても・・・

今ならまだ間に合うから大丈夫



何笑っているのさ

もっと自分に自信を持てって?

君だけだよ

そんな優しい言葉をかけてくれたのは



ありがとう

君が僕を信じてくれた分

僕は君と自分を信じるよ

君に出逢えた事に

心から感謝してるよ









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時代



アルバムに貼られたモノクロの写真

何が楽しいのか笑っている



自分にもこんな時代があったのだ

それは遠い昔の事の様にも

昨日の事の様にも思う



私の横には猫が眠り

ブリキの玩具が転がり

手には人形を抱いている



畳の上には数十年前の光が差し込み

笑った顔が眩しそうだ

こんな時代があった私にも



一秒一秒の積み重ねが

もう元へは戻らない今を創って来た

これから数十年後に

またこんな気持ちを抱くだろうか

こんな時代があったんだと









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葉っぱの栞



本棚にしまってあった古い本を出した

二十数年もの刻がたち

内容は勿論全く忘れてしまっている



もう一度読んでみようと思い

本のページを繰っていたら

一枚の木の葉がはらりと落ちた



何時何処で拾った物かも定かではない

あの頃はまだ子供が小さく

子供を遊ばせながらどこかの公園で

きっと栞代わりに挟んだのだろう



二十数年の刻の分だけ

本も木の葉も色褪せてしまっている

内容は忘れてしまった本を

今は新鮮な気持ちで読み返している

勿論色褪せた葉っぱを栞にして









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枯葉の歌



空はどこまでも青く

鉄柵の影が地面に映ってる

その影の上を

木枯しに吹かれた枯葉が

音をたてて転がってゆく



カラカラカラカラ

寒い音をたてている



一瞬止まった枯葉にも

鉄柵の影が映っている



カラカラカラカラ

枯葉は転がっては影を映し

厭きる事なくその光景を続ける



真青な空の

寒い地面の上

カラカラカラカラ

枯葉の歌









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またいつか誰かの為に



パン生地を捏ねている

力を入れ愛を込め

パサパサだった生地が

段々しっとりして来る

このまま少しねかせ

ふっくらするのを待つ

あなたの事想ったりなんかして



ふっくらした生地を

色々な形にし

具材を入れたり乗せたりし

オーブンに入れて焼く



あなたはそんな私のパンが好きだった

「お店で売ってるのより美味しいよ」なんて

ちゃんとお世辞まで言ってくれた



そんなあなたの為によく焼いたっけ

今はほんの少しだけ

あの時の比べ腕も落ちたみたい



またいつか

誰かの為に焼いてあげたい

そして言ってほしい

「お店で売ってるのより美味しいよ」って









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あなたと私の距離



いつまでたっても

あなたと私の距離を縮められずにいます



焦りよりも

諦めと云う文字が

行ったり来たりしています



勇気と云う名の行動さえ

あなたに対して出来ていたなら

私の未来は違うものになることでしょう



でもその勇気のなささえ

私には運命と想えます

こんな関係があってもいいのではないでしょうか









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微笑み



笑いにも色々ある

微笑み

つくり笑い

苦笑い

そして悲しい泣き笑い

大笑いに

馬鹿笑い



どうせ笑うなら

大笑いもいいけれど

常に微笑みを絶やさない人間になりたい



微笑めるって素敵

微笑めるって幸せ



人の為にも

誰よりも自分の為に









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言わなきゃよかった



一縷の望みを抱いて

発した言葉が

思わぬ方向へ流れていった



そんなつもりじゃない

そうじゃなかったのに



発した言葉が真反対の方向に

受け取る人の取り方次第で

言葉は敵にも味方にもなる



敵になった言葉が

あちこち散歩して

自分の元に戻って来た



自分の意図していない意味となり

そんなつもりじゃない

そうじゃなかったのに



言わなきゃよかった・・・









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や・め・た



今朝腹の立つ事を言われた

腹の中に収めておくのは

健康上良くないと思い

家を出て誰も居ない道を

ブツブツ言いながら早足で歩いた



途中で草花や鳥にも聞いて貰ったが

何とも気分は修まらない



大声を出して風や水にも聞いて貰った

風や水は

仕方がない仕方がないと囁いている



仕方がない?

どうしてどうして仕方がないの



自分が損する自分が損する

自分が損するって?

そうか自分が損をするのか・・・

そうだよね自分が損するだけだよね

や~めた腹立てるのや・め・た









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あなたの言葉



暗闇の中に居ても

明るくそっと包み込んでくれる



そんな言葉をあなたって人は

心の引き出しに沢山持っている



あなたのその言葉にどれだけ多くの人が

救われたのか分りません



勿論私もその中のひとりです









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愚か者



私は私であって

私以外の何者にもなれない



それなのにあの人の様だったらとか

この人の様だったらと

なれもしないのに愚かにも想ったりしている



あの人達はその地位になるまでに

多くの努力と勉強をしてきているのだ

それなのにこの私ときたら

何の努力も勉強もしないで

只ただ羨ましがっている



私よお前って奴は

何て怠け者の愚か者だ

もっともっと自分を知れ!









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うっとうしい心



心が邪魔をする

うっとうしいたらない



自分はもっと自由に生きたいと想っているのに

そんな事をしていてもいいのかと

したり顔で邪魔をする



一度でいい自由奔放に生きたいのだ

出来もしないのに想うなって

出来るか出来ないかやってみなきゃ分らないだろう



心はニヤリとして

お手並拝見だと云う



私は魔法にかかったように足が出ない

またもや心に洗脳された

私は心からいつになったら脱する事が出来るのか



うっとうしい

邪魔ばかりする心が

実にうっとうしい









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出さない手紙



お元気ですか

御無沙汰しています

あれから数十年がたってしまいました

髪には白い物がちらほらと

いえいえちらほらなんて・・・

見栄張っちゃってます私



アルバムを繰っていて

ふとあなたの事を思い出してしまい

とても懐かしくなり筆を執ってしまいました



あの頃マドンナ的存在だったあなた

少しだけ距離をおいて観てた

私憧れてたんですあなたに

そんな私に気さくに声を掛けてくれ

仲良くなりました



卒業後は道も別々になり

遠くへ行ってしまったあなた

今は幸せに暮らしているでしょうあなたに

出す事のない手紙を書いています



可笑しいですね私って

どうぞ笑ってやってください









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もう付き合ってられないあなたに

だって嘘ばかりつくんだもの

どうしてそんな分ってしまう嘘つくの

別に分らなきゃいいって訳じゃないけど



私も嫌になるけど

あなた自身嫌になるってことないの

そうよね

嫌になってたら嘘なんてつかないものね



あ~全く理解出来ない

あなたって人が

でもそれってある意味

自分に正直ってこと



ん~嘘つくことが正直ってやっぱ可笑しい

あ~分んない分んない

お願い

私には嘘つかないで

それでなきゃ本気で

さようなら









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神様は偉大な人



神様

あなたは私が毎日何をしているか

じっと観ているのでしょうか



私は単なる普通の人間です

良い事もします

だけどちょっぴり悪い事も・・・



あっそんな事わざわざ言わなくとも

いつも観ているのなら分っていますよね



神様

あなたは分身の術を使って人々を観ているのですか

いいですね分身の術

私も使ってみたい



まあ私が何人居たからって何の役にもたたないけど

ちょっぴり楽しそうです



神様

あなたは基本良い人なのですよね

でも悪い事もしますね

災害を起こし人を困らせたり悲しませたり



神様

あなたも人間と変わらないのかしら

そんな事ないですよね

だって人から手を合わされる尊い人なのですから

やっぱり神様あなたは

偉大な偉大な人









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似た者同士



私達はよく似た者同士だねと言われる

何が似ているのか



私達はそうは思わない

むしろ反対だと思っている



何をして似た者同士と言われるのか

まっ仲が悪いねと言われるよりはいい



人がぱっと見て瞬間的に思うのと

私達の中まで入って来て見るのとでは

また違って来ると思う



似た者同士

似た者同士と言われても

何が似ているのかそれが問題だ



それはそれは詮索しないでおこう









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サスペンスドラマ



サスペンスドラマを観る

毎週人が二三人殺されてゆく



週に何本もサスペンスドラマがあるが

一体何人の人が殺されるのか



それを視聴者はあたり前の如く観ている

これが現実に起きていたら大変な事になる



しかし「事実は小説より奇なり」ともいう

実際毎日の様に

何等かの事件が起きている



ドラマや小説では

何人もの人が殺されている

わずか一二時間の間に



それをみかんの皮を剥き

コーヒーを飲みながら

観たり読んだりしているのだ



只救われるのは

大体犯人が捕まる事だ









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お前だけだった



少しづつ透明になっていく

自分自身が薄れつつある

何が自分を薄れさせているのか

光かそれとも闇か



それすらも分らない

只ひとつ言える事は

自分が薄れ薄れ

自分自身にさえも

自分の存在が分らなくなってきている事だ



ああ 自分とは何と存在感の無い

つまらない人間 いや生き物だったんだ

自分と言う存在が無くなった事さえ

気が付いて貰えていない



そんなに薄っぺらい自分は

ここに居た時から

すでに存在していなかったのだ



いや たった一人

たった一人だけ気が付いてくれていた

愛犬のブラックだ

ブラックお前だけだ

お前だけだった









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心のボール



自分の心を蹴っている

どうしても許せなくて

蹴って蹴って蹴り続け



蹴られ続けた心が悲鳴をあげている

「痛いよ苦しいよ!」って悲鳴をあげている



心のボール

もう蹴るのはやめようよ

優しく優しく抱きしめてやろうよ



抱きしめるだけの

良いところもあるよ自分にだって

ギュッとギュッと抱きしめようよ

心のボール

ほら 心が微笑んでいる









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退屈だ



退屈だ退屈だ

あ~退屈だ



別にやる事が無い訳ではない

退屈してる暇など無い程やる事が一杯ある



あるけどやりたくないから

今は退屈を満喫している



あ~退屈だ

心の底から退屈だ









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笑うって幸せ



一日に一回声を出して心から

笑える事があったら幸せだね



たとえ一年に幾度か泪する事があっても

笑いが泪を乾かしてくれる



笑うって人間の特権

笑えるてどうしようもない程の幸せ



笑う事に

笑えるって事に乾杯



笑っていれば笑う幸せが

また友達を連れて来る



笑う事に

笑える事に何度も乾杯

心から乾杯









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2014年


あけましておめでとうございます

2014年に突入しました。
昨年は多くの方に「こたつむり」の部屋にご来場、
そして暖かく嬉しいコメントも沢山頂きとても感謝
しています。

今年は午年。
馬力をかけて詩の方も頑張らねば・・・・と思って
いますが、何分にも頑張る事と努力する事が嫌いな
私です。

どこまで出来るか。どうぞ長~い目で見ていてやっ
てください。









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