大晦日です


12月31日です。大晦日です。
こんな言葉を被せると何か特別な日に聞こえます。

色々ありました、この一年。

楽しかった事、辛かった事。
もっとゆっくり浸っていたい特別な時間は早く
悲しくて、苦しくて早く抜け出したい時間のなかなか
進まなかった事。

そんな良い時も、悪かった時も、全てを含め
私の一年でした。早かったです。

たった一日、いや一時間、いやいや一秒進むだけで
次の日、元旦がやってきます。私の気持ちなど
少しも気遣わず、秒針は確実に進んでゆきます。

少々心にゆとりを持ちながら、あの思い遣りもなく進む
時計には乗り遅れないよう頑張るつもりです。

皆様、良いお年をお迎えください。

来年もこたつむりの部屋をよろしくおねがいいたします。









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タイムトラベル



タイムトラベル出来たらと想う

何十年や何百年前後でなくとも

たった一日 いちにちでいい



一日後にタイムトラベルし

宝くじの当選番号を見て

すぐに当日に戻り宝くじを買いに行く

たった一日後にタイムトラベルするだけで

たちまち億万長者になれる



何日か後の新聞やT・Vで

大津波を見て

当日に戻り人々に高台に逃げろと言えば

多くの人々の命を救える



いつの日かこんな旅行が出来たら面白いけど

多分出来ないだろう

もしも出来たら歴史が歴史でなくなる

神様がO・Kを出さないだろう









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希望という名のあなた



どこまでも

どこまでも真直ぐに行けば

きっと希望という名の君に逢えるはず



なのに今はまだ君に巡り逢えない

いえ 逢おうとしていないのかもしれない



それなのにまだ真直ぐに進む

進むしかないのだ

それしか今の私には残されていない

たとえ君に巡り逢う事が叶わずとも



今の私にはそれしか出来ない

それでもいつか

いつかきっと巡り逢えると思う



いつか いつの日か

希望という名のあなたを

信じて それだけを信じて









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初心



人はたやすく初心を忘れずに

って言うけど初心程たやすく

忘れてしまうものはない



その結果として色々な事がおこる

人間て忘れやすい生き物だ



そして結構都合よく

忘れた方がいい事と

忘れてはいけない事が逆になる



忘れた事さえも忘れ

初心などどこかに置き去りにされている

人間て忘れやすい生き物だ









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目出度い奴



鏡の前であっかんべーをした

鏡の中の多分私と思われる奴も

あっかんべーをしている



しかし全くもって可愛くない奴だ

私がする事と同じ事をする



いや 同じ事はしていない

左右逆だ

悔しかったら同じ手を動かしてみよ



そんな事を云って得意になっている自分は

もっと可愛くない



大体鏡の中の奴と張り合って一体何になる

全くもって情けない



もしも鏡の中の奴が自分と違う動作をしたら

その時はどんな顔をしたらいいのか



目が点 絶句 悲鳴を上げる

その時の為にどうするかを

イメージしておかなくては



そう思っている私はかなり目出度い奴だ









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お正月が来る



お正月が来る

お正月が来る

十二月から一月に

十二月から一月に



私の心は急いでいる

顔だけはゆとりがある様に見せている

しかし頭の中はぐるぐるだ



今全国がお正月に向けて走っている

のんびりした人もあわてものの人も

お正月に向けて走っている



たかだか十二月から一月になるだけなのに

それが

それが一大事なのです









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程々に



皆と同じ事をするのを嫌だと思い

少しづつ何かを違う風にしていた



結果として一人ぽっちになった

一人ぽっちになった自分は皆とは違う



違った自分になれた事には満足したが

やりきれない寂しさに襲われた



一方を満足させれば

もう一方が満足出来ない物になる



全てを満足させるのは

やはり限界がある



何かを犠牲にさせなければ

満足が得られない事が

犠牲を得る事で分った



何事も程々に

程々に









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最終レース



最終レースが終え

外れ馬券が

紙吹雪の様に空を舞った



全て金を使い果ししょんぼりした男は

紙吹雪の中にキラリと光る一枚を目にした



馬券を追い掛け拾いあげ

よくよく見てみると大穴馬券だった



とことん付いてなかった男の

ラッキーなラッキーな

最終レースだった









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詩を書き始めた矢先

何となく爪の形が気になり

今度は爪の長さが気になる



爪をまじまじと観ていて

結局意識は爪の方へ行ってしまい

詩を書くのは中断し

やおら爪切りを捜しだし

爪を切り始めてしまった



爪を切り終わり

やっとすっきりして紙面に向かい

爪の詩を書いている



やれやれ

何と時間のかかったことか









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褒めてやろう



今日人に褒められた

私は人に褒められる何も持たないのに

それでもその人には

私を褒める何かがあったのだろう



嬉しかった

素直に嬉しかった

自分には褒められる何物もないと思っていたから



自分には分らなくても

人は気がついてくれた



それを大事に大事に育てていこう

自分の中にあったいいところ

自分が気づかなかったいいところ



そんなところがあった自分を褒めてやろう

ちょっぴり自信を持った









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二〇二〇年



二〇二〇年

日本にオリンピックが来る年に

私はまだ生きているだろうか



普通にゆけばまだ十分生きられる年齢だ

しかし人間いつ何が起きるか分らない

分らないがなんとなく

只なんとなく

大丈夫な気がする



多分今生きている人の

大部分はそう思っているだろう



二〇二〇年

私は

日本はどうなっているんでしょう









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貧乏性



書く事がなくなったので

持っていたシャープペンシルをじっと見ながら

ぐるぐる回してみた



こうしたからと云って

何か言葉が出てくる訳ではないが

とりあえず回しながら

ペン先から頭までじっくり見てみた



ペンの芯は2Bを使っている

あまり良い物を買わなかったので

芯がたえず尖った所が出ず

かなり使い勝手が悪い



尖った所が常に出ると云うペンを

買いたかったがかなり高かったので

まあこれでいいやと

つい買ってしまったのだ



失敗だった

貧乏性が災いした

と・こんな失敗の買い物をちょくちょくする



ペン一本で貧乏性の詩が書けた


それにしても書きにくいペンだ









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偽善者



あの時はショックだった

あなたに言われたあの言葉



それを否定する為ではなく

自分の中に

こんな醜い自分があった事に

気が付いてしまった事がショックだった



それを人に言われて気がつくなんて

この醜い部分を封印して

私は何を偽善者ぶってたのか



みっともない

全くもってみっともない



それでもそれが私

そんな私を許して

認めてやろ









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言葉以上のもの



十五歳の少年は

未来に夢を持ち

希望に満ちた毎日を送っていた



八十七歳の老人は

後何年生きなければならないのだろうかと

体じゅうの強い痛みに不安を感じていた



奇しくも公園の同じベンチの

右端と左端に腰掛けていた



何となく瞳が合ったその時

老人は心なしか生きる勇気が湧き

少年は夢と希望を

今以上に強く持とうと思った



二人は無言のうちに

言葉以上のものを交わし合った









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スニーカーが欲しい



スニーカーが欲しい新しい物が

今履いている物もしっかり足に馴染み

それはそれで捨てがたい



スニーカーがしっかり私の足の形になっている

靴底も足の癖のままにすり減って

まるで私の分身のよう



このスニーカーとは色々な所へ行った

私の体重を支え文句も言わず

そんな愛しい奴だが

そろそろ浮気もしたい



スニーカーが欲しい新しい物が









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心は散歩中



今日私の心は散歩中

何をしていても心はそこには居ない

何かをしながらぼんやり空に居たり

数日前に読んだ本の中に居たり



突然指が鼻の頭にある時も

心は空中を彷徨っている



目はテレビの画面を追っている

心は今指先を意識している

どうやら爪が伸びたのが気になっている様だ

心と体がバラバラだ



心をとり戻そう

ちゃんと体にとり戻そう

心の自分勝手に

私はすっかり疲れてしまった









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十二月



十二月が過ぎてゆく

知らん顔して過ぎてゆく



人々にとって十二月は特別な月

それなのに淡々と只淡々と過ぎてゆく



気忙しい

何となく気忙しい

それなのに暦はいつもと変わらない顔をしている



十二月は十二月で

十一月のそれとは何も変わりない

それなのに十二月と云う月を

日本中が意識して過ごしている



十二月は只十二月に過ぎないが

やはり意識せずにはいられない月


焦らせないでよ十二月









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暖かい誘惑



布団の中

まったりまったり暖かく



起きなければいけないのに

暖かい誘惑に負け

布団から抜け出す勇気が鈍り



あと五分あと五分と

時計とにらめっこ



もうこれ以上駄目!

掛け声ひとつ

温もりの残った布団を後に

上着を羽織る









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またいつか逢えたら



久し振りにあなたに逢った

昔私が好きだった時のあなたと違う

あの時とは別の魅力を身につけていた



私と言えば

随分色褪せてしまった

あなたの瞳にはどう写っていたか



それでもあの時と同じ様に

私に接してくれた



まだ輝きを持った瞳で

未来を語るあなたに

眩しささえ感じていた



私にはあなたに語る未来もなく

只頷いて聴くばかり



「何かすっかり落ちついちゃったね」っと言われ

苦笑いでしか返す事が出来なかった



只ただ戸惑っている私に

「またいつか逢えたらいいね」

と嬉しい言葉を残し

爽やかな顔で去っていった









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早朝散歩



冬がどんどん色を濃くしてゆく

昨日まで数枚の葉を付けていた桜の木も

今日はすっかり裸になっている



そこここに転がっている石ころさえも

冬の色を濃くしている



若者が白い息を吐き

自転車で勢いよく坂道を登ってゆく



出勤の人々は寒そうに早足にゆき

通勤バスに吸い込まれてゆく



白い三ヶ月がキンとして冴えかえり

胸に突き刺さってきそうだ



早朝散歩の一コマ一コマを瞳に焼き付け

家路に着く









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パンドラの箱



日差しはあるが寒い中

公園の噴水のあるベンチに二人座った



噴水を観るとはなく観ながら

どうでもいいような話をした



そのうち話題もなくなり

只噴水だけを観ていた



夏ならそこに小さな子供が

ずぶ濡れになりながら歓声をあげ

噴水の中に飛び込んでいったものだ



今は冬

その子供達も居ない



冷え切った体のまま座り

本当はもっと話すべき

大事なことがあるのに

お互いにパンドラの箱を開けようとしない



そしてどちらからともなく

「もう行こうか」と立ちあがる



言わなきゃ言わなきゃと云う言葉を

お互い呑み込んだまま噴水を後にした









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妄想力



妄想だけが

風船のようにぷうぷう膨らみ

やがて萎んでゆく



こんなことを繰り返し繰り返し

一人で悩み

一人で悶え

一人で苦しむ



愚かな事をやっている



妄想が逞しいって

超ウザイ


ウザイウザイ馬鹿な私









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C・M



T・VにあるC・Mが流れる度

あの人を想い出してしまう



それは忘れよう忘れようと思っている人だ

なのにC・Mは無神経に

私に否応なしにあの人を想い出させる



その度に私の胸は痛む

もうあのC・Mは流さないで欲しいのに・・・

私はこんなに努力しているのに・・・

あのC・Mは私の心の中に土足で入り込む



C・Mが短いサイクルで変わっていく中

あれだけは未だに・・・

私の心の中で尾を引いている



もうそろそろ

もうそろそろ・・・









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参った



参ったなあ

君はそれだけの能力しかないのか

なんて言われても



参ったのはこちらの方だ

始めから私には能力なんてないのだ

参ってしまわれても私も困る



勝手にこちらの能力をかいかぶって

結局私は私でしかなくそれ以上のものではない



以後私の能力はこの程度だと思ってほしい

そうすればこれ以上私に対して

落胆することはないのだ



参ったよ本当に









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暗い性格



僕は自分の暗い性格を持て余していた

自分でも嫌になる

どうして?

どうしてこうなんだろう



それなのに君ときたら

とことん明るい

何をどう変えれば君みたいになれるのか



まず声が違う

トーンが高い

嫌な事があっても

「後はいい事が必ず来るよ」だって

どこから来るのその自信は



類は友を呼ぶと云う

確かに君の回りには明るい人が多い



君を真似していれば君のようになれる

多分

分っている分っているけど無理みたい

結局分ってないんだね









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心はいつもマリオネット



心はどんな形をしているの?

丸それとも三角?

いえ四角にも星形にも



もやもやにも透明にも

そしてとても醜い形にも



心は常に変幻自在

現れたり消えたり

そして失ったり



それは誰が操るの?

もうひとつの心?



心はいくつもあるのかな

そうかもしれない



心は変幻自在で

いくつもある



そしてその中の一番強い心に

振り回されている

まるでマリオネットみたい

心はいつもマリオネット









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