ぽっぽ


はとはとぽっぽ

はとぽっぽ

たんぽぽぽっぽ

たんぽっぽ

きしゃきしゃぽっぽ

きしゃぽっぽ

ほっぺがぽっぽ

ぽっぽっぽ

あのこに恋して

ぽっぽっぽ











テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

昨日と今日の間には



昨日と今日の間には

何が横たわっているか



昨日と今日の間には

破れた夢と実った夢がある



昨日と今日の間には

後悔と喜びが



昨日と今日の間には

逝った者と産まれた者がいる



昨日と今日の間には

老いがにんまり笑い

手招きしている



昨日と今日の間には



今と云う時間の連続が

脈々と息衝いている









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ジャンル : 学問・文化・芸術

綿 飴



空に真っ白な綿雲が

ゆっくりゆっくり流れてゆく



綿雲を長い竿でからめとリ

巨大な綿飴を作る



一人では食べきれないから

友達を沢山呼んできて



あ~でもないこ~でもないと

どうでもいいような世間話などして



巨大な綿飴を

四方八方から食べてゆく



みんなが話し疲れた頃には

綿飴は殆どなくなっている



空から綿雲が

「おかわりはいらないのかい?」って

云っているようだ



みんなお腹も心も満たされ

散りぢりばらばらに帰っていった

綿雲も満足そうに消えていった









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ジャンル : 学問・文化・芸術

自分を認めてやろう



辛い事からいつも逃げたい

自分がいる

常に己を責め続ける

自分がいる

どちらの自分からも

「グッバイ!」したい

自分がいる



そしてそれを

常に否定したい

自分がいる

どれが本当の自分なのか…

多分それは全て

きっと全て自分だろう



空の天気と同じ

雨の日晴れの日曇りの日

それらも全て空だから



自分だって自分だって

快く認めてやろう

全ての自分を…











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ジャンル : 学問・文化・芸術

待つ女



私はいつも待つ女

どうしたらいいか分からない

あれをしろと言われたら

ただひたすらにそれをして

これをしろと言われれば

またひたすらにそれをする

いつもいつも自分のない

哀しいだけの待つ女



何かしろよと追い立てられ

それでも出来ない待つ女



あいつはいつも冷たい声で

何とかしろよと急きたてる

私の心は傷ついて

棘がいっぱい刺さってる

それでも棘を抜きながら

やっぱりじっと待っている



私は心で叫んでる

神様お願い勇気という

潤滑油をください私にも

そしたらきっと私だって

待つ女から抜け出せる

一滴の潤滑油を待っている

ただひたすらに待っている



やっぱり私は待つ女

勇気の足りない待つ女












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春の珍事



ちょっと~

この詩おかしいんじゃない



感嘆詞や疑問符や擬音語ばかり

やたらに羅列されてる~

こんなの詩じゃないよ



誰が持って来たの これ

ついさっきまで何もなかったけど



そう云えばさっき窓を開けた時

風と一緒に何か舞い込んだようだったけど

もしかしたらその時かなあ



外の川岸には桜の花が満開だ

その桜の花を観ながら通る人達の

感嘆の声達が

入って来てこの紙にくっついたんじゃない?

ねえ この言葉ほっておいたらもったいないよ



ほら!ちょっと並べかえて



えっと~こんな言葉を継ぎ足して



ん~何となく詩になってきたよ



OKこれでいきましょう









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こんぺいとう



鬼のとげとげこんぺいとう

お口の中であちこちに

ころげころがし廻されて

丸く丸く月になれ

鬼のとげとげこんぺいとう

お口の中であちこちに

ころげころがし廻されて

ころりころころ毬になれ



人の心もあちこちで

ころげころがし廻されて

心のまあるい人になれ









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孤独な球乗り



私は地球の片田舎の上で

孤独な球乗りをしている



普通長い間やっていれば

かなり上手くなる筈なのに

やればやる程下手になっていく



私は孤独な球乗りは苦手だ

今日もまた足がからんで

球から落ちてお尻をしたたか打った



あまりの痛さに

泪がポロリと落ちた

お尻より心が痛かった



それでも負けずに

来る日も来る日も球乗りをした



ある日突然拍手がおこった

道端に咲いている

ハコベ タンポポ イヌフグリ ナノハナ



彼等が私に拍手をくれた

一人じゃないよ

君は一人じゃないよと



私はあまりの嬉しさに

目の中に泪が一杯たまって

彼等が沢山に沢山に見えた









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四つ葉のクローバー



図書館で借りた詩集の中に

四つ葉のクローバーがはさまっていた

誰が入れておいたのだろう

何か幸せを貰ったように

心が喜んだ

この幸せを次に本を開いた人にも

感じて貰いたくて

四つ葉のクローバーを

はさんだまま本を返した









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春に乾杯



ベランダの小松菜が

いつの間にか花を咲かせている



厳しく寒かった冬から

多少の三寒四温もあったが

一気に春が押し寄せてきた



昨年は冬が尾を引き

桜の開花が遅かった

今年は例年より早くなりそうだ



空ではヘリコプターが

旋回している



心なしかヘリコプターの音までが

春めいて聴こえるのは

気のせいだろうか



今日はどこもかしこも

春色に観える

春・春・春に乾杯









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謙 虚



春が愛想のいい顔をしてやって来た

あれ程たけり狂った冬を

年増の女が

子供をあやすように

優しく頭などなでながら

微笑むかのように



多少の早い遅いはあるが

季節は必ず巡って来る

あたり前の顔をして



こちらが「早い」とか「遅い」とか云えば

「それがどうした」と文句でも云われそうだ



しかしこの季節

最近妙に荒っぽい



そうされても仕方のない程

人間は放漫に地球を苛めてきた



私達は地球に間借りさせて貰っているのだ

もっと謙虚にならなければ



これからでも遅くはない

謙虚に謙虚になろうよ

それは誰でもない私達のために









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夢に嗤われた

分相応な夢をみろと



分相応?

分相応なら夢みる必要ないでしょう

分不相応だから夢でしょ



分不相応たって限度ってもんがあるんだ

あなたのはその限度を越えている



そんな・・・

夢に限度があるのなら

みなくたっていいよ

夢にいちゃもんつけられるなんて

信じられない

もうみない!!

夢なんて絶対に!



夢に啖呵を切ってみたけど

やっぱり夢を抱いてなきゃつまらない

しゃくだけどちょっぴりランクを下げてみた



今度こそ夢には嗤わせないから









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幸せ探し



ちょっとお尋ねします

この辺に幸せを

売っているお店ないかしら

私足が棒になる程探しているけど

まだ見つからないの



そんなに大きな物でなくてもいいの

何かキラッと光る

小さな幸せでいいのです

もし知っていたら教えて下さい



えっ!知っているんですか?

私の心の中にあるって?



いいえないから探しているんです



あのね幸せはね

幸せは気付くものなのです











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花と話が



花と話が出来たら

散歩するのが楽しい

あちらからこちらから



おはよう!

今日は天気がいいですね

なんて



あまり花と話をし過ぎて

いつも散歩の足が進まない



でもいいんだなあ

花と話をするのって



あのね・心がぽわ~んと

ぽわ~んとするの



あまりぽわ~んとし過ぎて

私も花になってしまいそう









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ポケットにありがとう



ありがとうを

ポケットにぎっしりつめこんだ

今日はこのありがとうを

いくつポッケトから

出してやれるかな?

お店三軒まわって

店員さんにありがとう!

ちょっぴり道をゆずってもらて

ありがとう!

風で飛んだ帽子を拾ってもらって

ありがとう!

想わぬ戴き物に

とびっきりのありがとう!!

あれこれ使って

ポケットは軽くなったけど

あともうひとつだけ

ありがとうが残ってる

そうだ!このひとつは

今夜の夢で使いましょう











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ジャンル : 学問・文化・芸術



人は皆自分で自分の顔を見られない

鏡の中で初めて自分が見える

しかしこれは本当の自分か?

もしかしたら鏡が勝手に描いたのかも

そうだきっと鏡が勝手に描いたのだ

だって私はもっと美人だもの

この鏡野郎!

私が自分の顔を見られないからって

私をこんなに不細工にするな!

私は認めないぞこんな顔

鏡の中で奴が言った

「現実を認めろ!」と

鏡の中の奴が握手を求めてきた

仕方ないから私も手を出した

まいいかこの顔でも

しぶしぶだが妥協しとこう

鏡の中の奴はニヤッと笑った

私もニヤッと笑った











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ひだまり



ひだまりが

ははとこどもにほほえんで

ひだまりに

ははとこどもはたわむれる

ひだまりは

ははとこどもをつつみこみ

ひだまりに

ははとこどもはとけてゆく











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鼻 歌



言葉を踏んずけた

踏みたくないけど

踏まなきゃ歩いてゆけない

きれいな言葉きたない言葉

希望の言葉怒りの言葉

喜びの言葉悲しみの言葉

あちらこちらに散らばって

歩き辛くてたまらない

そこへ清掃車が来て

言葉のゴミを拾って行った

そうか今日はゴミ収集日だ

すっかりきれいになった道を

私は鼻歌まじりに

スキップをして通った

私の後には鼻歌が落ちていた

ちょっぴり調子外れの

鼻歌が落ちていた










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「何故?」



私の胸の中にある

「何故?」を持てあました

だからそれをとうとう

公園のベンチに棄てた

そっと見ていると

男の子がそれを

不思議そうに見ていた

彼は突然「何故?」を

くしゃくしゃ丸め

蹴飛ばした

「何故?」は公園の池に

ポチャッと飛びこみ

それを池の中の鯉が

パックリ飲みこんだ

その時から私は

すっきりしている











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は る



うっかり つくつく つくしんぼ

かわいい あたまを ふんずけた

しっかり たんぽぽ ねをはって

ちいさな たいよう のにおとし

ちゃっかり いぬいぬ いぬふぐり

あおい ほしくず ばらまいた

はなも ちょうちょも とりたちも

はるはる はるを つげてます











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鏡の中に自分の顔がある

それは外観しか写していない



心の中はどうしたら写し撮れるのか

レントゲンでも駄目だ



だが確かに心は存在している

存在しているのに観ることが出来ない



心は千差万別

おそらく顔より種々雑多だろう

一人でいくつも持っている



鏡の中の自分に問いかける

お前は何者だ?と



しかし残念ながら

自分で自分が分らない



善人の自分も居るし

悪人の自分も居る



悪が勝ってしまった時

人は悪事を犯してしまう

時には善から出てしまう悪もある



心をコントロールしていくのは難しい

心が弱ければ弱い者ほど



心よ

あまり問いかけないでくれ

そしてやさしく労わってほしい









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感動の鞄



私は小さな鞄を持って出かけた

鞄の中にはこれから見る物や

感動した物を入れる



前から兄妹らしき幼児が

仲よく手をつなぎ

小走りで通り過ぎて行った



何と可愛らしいこと

この感動をさっそく鞄の中へ



橋の中程まで来て川をのぞいた

川の中の大きな石の上で

亀が二匹甲羅干しをしている

何とのどかで平和でしょう

これも鞄の中へ



それからもあちらでひとつ

こちらでひとつ

鞄の中へ感動を詰めた



鞄の中に一杯詰まった感動を

家に帰りテーブルの上にあけた

テーブルの上には感動の山が出来た



今私はこの感動に浸りつつ

詩を書いている









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幸せ屋



男は不幸に打ちひしがれていた

そこへ幸せ屋が

幸せを売りに来た



男はうつろに目を開け

幸せ屋に幸せの値段を訊いた



ポケットの中にあるお金をありったけはたき

一番安い幸せをひとつ買った



ところが男は幸せな気分になれない

男は幸せ屋に文句を言った



「人を馬鹿にしていい加減な物を売りつけるな!」

「お客さんいちゃもんつけては困ります

お客さんの買った幸せは一番安い物です

でもさっきより顔色良くなってますよ」



男はガラス窓に自分の顔を写してみた

確かにさっきまでの自分とは違う自分が居た

それを観て少し嬉しくなった



「お客さんそれを少しづつ自分の中で熟成

させていってくださいパンの生地みたいにね」



男は何となく心がふくらんでゆく様で

明日が待ち遠しくなった









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冬の悪あがき



ねえ

春って聞くだけで

心ワクワクしない?



ほら

コートを脱いで

ちょっぴりお洒落なんかしちゃって



みて

ブーツを脱いで

パステルカラーのハイヒール



もう

心は完全に春モード

外では冬が最後の悪あがきしています









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バクがね

私の夢を食べちゃうの

次から次に食べちゃうの

今度こそは内緒にしてるから

絶対大丈夫だと思ってたのに

やっぱり食べられちゃった

あまりにも悲しすぎるから

もう夢を見るのはやめようと思った

だけどそれもやっぱり寂しくて

バクが食べ切れない程の夢を見て

余った夢を育てよう












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コトコトときてますよ

すぐそこにほら春が

コトコトときてますよ

ほらここにもう春が

つくしがさくらがたんぽぽが

あちらでこちらでほほえんで

コトコトときてますよ

もう春が

わたしとあなたの心にも











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