熱い砂浜



貝殻のざわめき

熱い砂浜

君への愛

深くふかく

潜航してゆく













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ジャンル : 学問・文化・芸術

良い言葉



何処へ行くにもメモ帳を持ってゆく

しかしこのメモ帳あまり活躍しない

それなのに忘れた時に限って

良い言葉が浮かぶ



絶対忘れないぞ!

なのに家に着いた時

忘れた事も忘れてる

どうしてメモ帳の無い時

良い言葉が浮かぶのか



それはメモ帳を忘れたから

その言葉がとても良い物に思える

唯それだけではないのか



いや違う

それは忘れた事への言い訳だ

良い言葉はメモ帳を忘れても忘れなくても

やっぱり良い言葉









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別 れ



あなたと別れてから

街を歩いていても電車に揺られていても

あなたの顔を探してしまう



本当は別れる気持ちなんてなかった

何となく勢いで

「私達別れましょ!」って

本気じゃなかった

そう言えばあなたが

「馬鹿だなまたむきになって」って

そう言ってくれるものだと思っていた

それなのに

あの時に限ってあなたは

「そうだね別れよう僕達」



私 少しも本気じゃなかった

いつもの様に私の我がまま許してくれると思ってた



未練たらしくいつまでも

あなたを探している自分が

そんな自分がとても憐れです









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潔い



八月が終わる

しかしまだまだ暑い

その暑さにもかかわらず

蝉の声が遠のいてきた



耳なりにも似た蝉時雨は

どこへいってしまったのだろう



路上には蝉の亡骸が

白い腹を天に向け転がっている



長い年月地中に身を置き

わずかな地上生活を

思いきり啼ききり



後は子孫に命を託し

潔く一生を終える



見事な引き際だ

私の一生もこんなでありたいが

それはどうなる事やら

神に託すしかない









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八月の毛糸編み



八月のこの暑い日に

マフラーでも編もうと毛糸を出した

指が汗ばんでしまって

うまく毛糸が進まない



どうしてこんな暑い時季に

マフラーなんて編もうと想ったのか



私の中の一人が何となく編んでみたいなって

そう想ったとたん

せっかちな私が毛糸を探してた



もう一人の私は

たく~

こんな暑い日に毛糸?

どうかしてんじゃないの~



結局うまく編めない私に

だから言ったでしょ

よしゃいいのに

涼しくなったら編もうよ

私も一緒に編むからさ ねっ!









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いつかきっと



この間まで長いこと

空き地だった所に

好評分譲中の幟が立ち

整地され基礎が出来

家がどんどん建てられてゆく



今不況の時代にあって

建てられてなかなか売れなかった家にも

結局買い手がつき

いつの間にか人が住んでいる



戸建ちの家に住みたいと思いながら

数十年たってしまった

好評分譲中の幟が立っていたあの家にも

いつかきっと誰かが住むのだろう



いつの日か私も戸建ての家に住めたら

超猫の額に畠を作り

野菜を育てよう

ふふふ楽しみ









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幸せに生きてます



毎日同じ事の繰り返しに

少々うんざりしながら生きている



しかし同じ事の繰り返しの中の

ちょっぴり光る事に

好奇心という名のスパイスを振りかけ

少しづつ違う味をつけて

美味しく食べてます



私一人で食べるのは

もったいないから

写メなんか撮っちゃって

ブログに載せて観て貰い

コメントなんかして貰ったら

超嬉しくなって



うんざりしつつ生きていた事が

嘘みたいで…

私 幸せに生きてます









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水玉のダンス



蓮の葉の上で

水玉が踊っている

早朝の爽やかな散歩道

水玉のダンスが楽しくて

思わず足を止めて見入っていた



わずかな風に葉は揺れて

水玉は葉上を

縦横無尽にダンスしている



そして少しばかりの強い風に

水玉はダンスを終え

葉上の舞台から降りた



楽しませてくれた

水玉にお礼を云い

散歩の足を少し早め

帰途についた









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美しくならなくても…



体重が増えた

六キロも増えた

食い気が色気を凌駕した



腹が醜くつき出ている

何とかしなければ

何とかするったって…



余分に食べなければいいだけ

たったそれだけ



たったそれだけだけど

それが出来ないから

こんなになっちゃったのに



さあ 意志を強くもとう

美しくなろう!って



私 美しくならなくたって

美しくならなくっていい!!









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明日からは



お願い

今日までは泣かせて

突然あなたを失って

私どうしたらいいか分らなくなって…



私の横にはあたり前に

あなたが居るものと思ってた



あたり前の事を突然失うと

人って茫然自失してしまうんですね

失ってみて初めて分る

その大切さが



あなたとの楽しかった想い出だけが

波のように満ちては引いてゆく



お願い

今日までは泣かせて

明日からは

明日からこそ

泣かない私になるから









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日曜日

思いきり朝寝坊をした

目を覚ませば

太陽がギラギラ輝き

蝉時雨が耳をつんざく



眠りすぎたのか

体が気怠い

そのまま布団の中で

今迄観ていた夢を反芻してみる



嫌な夢だった

場面があちこちにとび

語れない様な夢だ



どこかの国の人と

闘う夢で

疲れてしまった



トーストを噛りながら

また夢を反芻してみた



濃いコーヒーを口の中に流し込み

さあ 今日も頑張ろう









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停ちつくす



君の瞳の

涙の海で

溺れてる

言葉探せず

ただ停ちつくす









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小さな秋Ⅱ


今日もまた猛暑だ

ギラギラ噛みつきそうな

日差しが容赦なく降りそそぐ



しかし空を見上げると

夏の雲の向うに遠慮がちに

秋の雲が広がっている



日差しは真夏のそれでも

雲や朝夕の葎の中には

小さな秋が

そっとそっとかくれんぼしている



吹く風も

小さな秋が

そこまで来ているよと

頬をなでてゆく









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私は私



私に下さい少しだけ

「もしも」を下さい少しだけ



もしも私が若かったなら

もしも私に勇気があったなら



私は多くの恋をして

精力的に仕事をして

楽しい日々を過ごすでしょう



だけどもしもはもしもだけ

私はやはり私です



私は私を生き抜いて

私のページを閉じるまで

私はやはり私です










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普通であること



普通でいること

普通であることが

一番幸せな事だと

今 心から想う



痛みのある

普通の体でない



普通である事の

ありがたさを知った



しかし

まだ動ける

動ける幸せを

感じている



坂道を自転車で

颯爽と駆け上がってゆく

若者よ



普通である事の

幸せを

満喫してくれ!









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小さな秋



暑い八月の片隅で

小さな秋を見つけた



早朝の散歩途中

賑やかな蝉時雨の中

蟋蟀の声を聴いた



季節が狂っているようにみえても

着実に次の季節が

じっと出番を待っている



このたけり狂った暑さも

やがて秋と云う季節に

徐々に移行してゆく



八月も中旬になろうとしている今

まだまだ猛暑は続くだろう

遠慮がちな秋と同居しながら









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自分の後には

どんな轍が出来ているのだろう

真っ直ぐで何の変化もないものか



それとも凹凸が激しく

左右に歪んだものか



どちらかと云えば私は後者の方だ

普通誰でも多少の変化はあるだろう



自ら望んで激しい轍を創る人

真っ直ぐな轍を創る人



どんな轍でも自分が満足できれば

それはそれで幸せだ

これから先私はどんな轍を残せるだろうか









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困ったね



坂の上から何かが転がって来た

拾いあげてみると「もうすぐ」

と言う言葉だった



坂の上を見ると

次から次に言葉が転がってくる



一体誰が転がしているのか

私の足元にはかなりの言葉が

溜まっている



その言葉を繋げてみると



もうすぐ梅雨明けだね

梅雨が明けたら

海へ行こうよ

海で泳いで船に乗って

夏を満喫しよう



と言う文章になった

でも私泳げないし

船酔いしちゃうんだよね

困ったね










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どこまでも



七日間の命を

君は啼いて啼いて啼き尽くし

腹を天に向け

時折り断末魔の羽ばたきをし

やがて完全に動きを止める



蝉よ君はおもむろに

見えない翅を羽ばたかせ

天へと昇ってゆく

気持ちよさそうにどこまでも









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好奇心



一つひとつ歳をとり

知らぬ間に父が逝った歳を越えてしまった



五十八歳だった父は

七十歳をすぎた老人のようだった



最近の一年間は

以前の半年程にしか感じない

生活に変化が無いからなのか

それとも若い頃より色々な事を吸収する

能力が無くなったからだろうか

確かに好奇心と云う物が

子供の頃より若い頃

若い頃より今の方が無くなっている



どんなにつまらない事でもいい

もう少し好奇心を抱き

世の中を生きてみよう









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子供たちの声



夏休みだというのに

子供達は何処へ行ったのか

ひとっこ一人外に居ない

暑さのせいもあるかもしれないが

最近の子供は外で遊ばない



家の中でクーラーをつけ

ゲームをしているのか

それとも沢山の習い事に奔走しているのか



外から子供達の声がしない夏休みは寂しい

唯一蝉の声だけが賑やかに聞こえ

今日も最高気温は三十五度を越える

陽炎がもえ眩暈がしそうだ



この暑さはいつまで続くのか

公園に子供達の声を返してほしい

今しかない

夏休みを楽しんでほしい









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ラムネ菓子



ラムネ菓子

プラスティックの

ラムネ瓶の中に入っている



揺するとカラカラ音がする

蓋をあけ一つ取り出し

口の中にほうり込む



ちょっぴり甘い味が

舌の上を転がり溶けてゆく

懐かしい味だ



口の中がタイムスリップしてゆく

無邪気にラムネ瓶を握り

暑い太陽の下

駆けていたあの頃



疲れるなどと云う言葉も知らず

陽が沈むまで遊んでいた



あの頃のラムネ菓子の味は

今感じる以上に旨かった



口の中のラムネ菓子は

すっかり溶け後味だけが残り

現実に引き戻された



あの頃の夏の暑さは

今より優しかった

ラムネ菓子の味のように









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こぼさぬように



久し振りにアルバムを出して

ページを繰ってゆく



ああこんな若い時もあったんだ

懐かしさに度々その手が止まる



生まれたばかりの息子を抱き

疲れたような顔をして微笑んでいる



この頃は必死になって子育てをしていた

少し位体調が悪くても

寝込んでなんていられない



若かったから出来た

若いと云う事はいい



そんな事を想いつつページを繰ってゆく

そんな中自分が微妙に齢をとってゆくのに気付く



どこがどう変化しているのか

顔のハリなどがなくなっている



しかしその分色々な知識が増している

齢をとると云う事は

体力が無くなった分

何かを得る事かもしれない



そしていつかその得た事すら

日々こぼしていってしまうのだろう

この先少しでも長く

こぼさぬよう生きてゆきたい









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お寝坊さん



藤の花が咲いている

この猛暑の続く中を



何を勘違いしたのか

うす紫の花を咲かせている



きっと春に咲くはずだったのに

寝坊をしていて

やっと目を覚ましたから

慌てて咲いているのかもしれない



藤の花にもお寝坊さんがいるなんて

ちょっぴり可愛くて面白いね









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潔 く



もしも蝉が啼かなかったら

蝉の存在感がなくなる



黙って木にとまっているだけなら

あの地中での忍耐は何だったのか



啼くから蝉

蝉だから啼く



啼いて啼いて地中での忍耐を

一気に爆発させ



そして一週間を啼き通し

潔く死んでゆく



蝉に生まれてきて良かった

蝉であることの誇りを

啼くことにより果たして



潔く死んでゆく

誇りを持って…









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愚かな弱い生き物



雲がせわしなく動いている

台風の前の

生暖かい南風が

時々強く吹き抜けてゆく



今回は直撃は免れそうだが

それでも油断はできない



雲も風も雨も

それぞれが意思を持って

動いているようだ



今年は全国各地で暑い

太陽も容赦なく攻めてくる



自然よ大自然よ

もう少し手心を加えてはくれないか

人間は愚かな弱い生き物だから…









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掌を広げ

自分の手相を見てみる

手相の事など何も分らないが

何となく見ている

今迄なかった線が

いつの間にか出来ていたりする

私の手相は何を物語ったているのか

多分今の生活が

そしてこれからの未来が

刻まれているのだろう

知ってみたいが

知らない方が

夢があっていいかもしれない

これからも何度となく

掌を見てみるだろう

手相の事など何も分らないが

何となく

唯何となく…









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