散歩

保育師さんのひく

乳母車の中に

沢山の園児が

つくつく立っている



一様に移ろう景色を見て

さかんに何かしゃべってる子

無口な子

ごったまぜの乳母車



保育師さんの

愛の言葉に

揺られながらゆく

散歩道



気持ち良いのか

立ったまま眠ってる

乳母車の散歩道









テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

こたつぶ

今にも雨が降り出しそうな空とにらめっこをしながら、洗濯物を干している。近くではごみ収集車がうなり声を上げ、ごみを次々と食べてゆく。毎日同じようで、それでも少しづつ違う日常が繰り返され、過ぎ去ってゆく。明後日からは十二月。残り一ヶ月。今年も終わってしまうのだ。

もう鬼も笑わないであろう、来年に心を馳せている。




テーマ : ひとりごと
ジャンル : 学問・文化・芸術

星 空

墨を流した空に

星はまたたく



昼間の喧騒を

闇の毛布がそっと包み込み



毛布の中で喧騒が蠢いている



空はどこまでも静寂を保ち

星のイルミネーションのみ



なのに心の中で

何かが騒いでいる









テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

肉じゃが

じゃが芋の

茶色の服を

包丁で脱がしてゆく

白いきれいな服が

何かさそっている様だ



次から次に

茶色の服を脱がし

その白い肌を

一口大に切ってゆく



玉ねぎ人参肉と共に

ことことことこと煮込み

茶色の化粧をほどこして



ほくほく熱々旨そうな

肉じゃがさんの出来あがり









テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

ダンゴ虫

短歌をコピーした紙が出て来た

一四年前新聞に投稿し掲載された物だ

そんな歌を書いた覚えはなかったが

何度も読んでいるうちに

何となく想い出してきた

「ダンゴ虫とアルマジロと吾

どことなく似ていておかし似ていて寂し」だ

この頃の私の性格がダンゴ虫に似ていたのだ

しかし一四年たった今の私も

やっぱりダンゴ虫だ



おかしさよりも寂しさが先にたった

ダンゴ虫から脱出したい!



でもダンゴ虫でもいいか









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ジャンル : 学問・文化・芸術

こたつぶ

昨日友人から突然電話が来た。
「今二重の虹が出ているから、すぐに空を見て」との事。
急いで窓を開けてみたが、こちらでは虹を見ることは出来なかった。
虹といえば、かなり以前に、虹の詩と、こたつぶをこのブログに載せた。今回の虹は見られなかったが、今年はなにか虹に縁があるみたいだ。なにか良い事があれば好いのだが。




テーマ : ひとりごと
ジャンル : 学問・文化・芸術

千羽鶴

一枚の紙が折られ

鶴となって空を飛び

願いを届ける



一羽いちわに想いを込め

千羽の鶴は空を飛ぶ



鶴よ千羽の鶴よ

どうか願いを届けてくれ

私に替って……









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憧 れ

猫が日向で

目をとじじっとしている

眠っているのか

考えているのか



名前を呼べば

かすかに「ミャーオ」と

瞳をつむったまま答える



一日の大半はこの状態だ

猫には猫の世界があり

それなりに大変だろう



しかし何となく憧れてしまう

そんな自分を寂しく想う









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ジャンル : 学問・文化・芸術

こたつぶ

2.3日前より急に寒くなり、通勤、通学の人の装いも、手袋、マフラー、コートと、見るからに重装備となり、早足に過ぎてゆく。

吹く風も木枯らしのように唸り声を上げている。

私の散歩も、思わず襟を押さえ、いつもより、ずっと速足になっている。




テーマ : ひとりごと
ジャンル : 学問・文化・芸術

枯葉の舞

枯葉がハラハラ散ってゆく

僅かな風に散ってゆく



木の枝にさよならをし

地上に舞いおりる



ほんの僅かな時間

枯葉は美しく

ハラリハラ散ってゆく



美しく優雅に舞う



そよ風にしずしず

強い風には荒々しく



枯葉が散ってゆく

風に誘われ散ってゆく









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ジャンル : 学問・文化・芸術

こたつぶ

私が散歩しているコースは比較的、自然が残っている。鷺、鴨、鵜、鴎等の水鳥がいて、今朝は翡翠も見ることが出来た。
春になれば、鶯や目白なども来る。

川面に釣り糸を垂らす人もよく見かける。

僅かだが、こんな自然が、まだまだ残っている。

それらを見ながら、散歩出来るなんて、本当に幸せなことです。




テーマ : ひとりごと
ジャンル : 学問・文化・芸術

十一月の雨

十一月の雨は殊の外冷たく

シトシトと降ってます

二三日前まで

あんなに暖かかったのに

今日の雨は冷たいです



小学生の子供達の

色とりどりの傘の花が

話をしている様に咲いてます

楽しそうに咲いてます



高校生のビニール傘が

自転車の上で揺れながら

足早に去ってゆく

逞しそうに去ってゆく



十一月の雨は殊の外冷たくて

私の心を冷やします

ちょっぴり寂しく冷やします









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ゾロ目

車に乗っていて

対向車や前方を走る車の

ナンバープレートが

ゾロ目だと

何か良い事がある様な気がして

嬉しくなる



結果として

何も良い事はない



しかしその瞬間

何かワクワクとするだけで

それはそれで良い事

幸せな事なのだろう









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ジャンル : 学問・文化・芸術

時代

中島みゆきの「時代」が流れている

あんな時代もあった

こんな時代もあった

走馬灯の様に

その時代の光景が

脳裏に浮かんでは消える



楽しい時もあったが

辛い時の方が多かった

十の中の一つの幸せがあれば

それを糧に生きてゆける



今の時代多くの若者が

生きてゆくのに大変だろう



しかしそれを乗り越え

あんな時代もあった

こんな時代もあったと

懐かしむ日が来るだろう


今の時代をバネにしてゆこう









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ジャンル : 学問・文化・芸術

こたつぶ

昨夜寝る前に夜空を見ていたら、光り輝く星の中に、点滅を繰り返し飛んでいる飛行機が見えた。

あの飛行機の中にはどんな人が乗っているのだろう、と想ってしまう。

何人乗っているのか分からないが、その一人一人が皆色々な人生を生きているんだ、と想うと、何か不思議な気持ちになった。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : 学問・文化・芸術

楽しい色

楽しい話をすると

心が楽しくなる



哀しい話をすると

心が哀しくなる



腹の立つ話をすると

心が腹だたしくなる



心は色々に染まるが

最後は自分の色になる



だから最後は

楽しい色に

楽しい色にしたい!!









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こたつぶ

今朝は風が強く、枯葉がまるで生き物のように舞い散っている。
その風も晩秋のそれではなく、少々生暖かささえある。
しかし、今日を境に、少しずつ寒くなるとの事。
それを体によく言い聞かせておかないと、体調を崩しかねない。何とも落ち着かない陽気である。




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ジャンル : 学問・文化・芸術

夜と雨

夜雨が

ポツリポツリと降りだした



雨が夜

ポツリポツリと呟いた



夜雨が

バシャバシャと降りだして



雨が夜

バシャバシャと怒鳴ってる



夜雨が

ポツンポツンと止みかけて



雨が夜

ポツンポツンと黙りだす



雨の夜

呟き

怒鳴り

黙ったよ









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想い出した

冷蔵庫を開けた

何で開けた

何かを取り出したくて開けた

何を取り出したくて開けた?



それを忘れたから困った

困ったから扉を閉めた

閉めたら想い出せると思った



閉めたら思い出した

何を取り出したいか想い出した









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石の心

何となく

何となく小石を

けとばした



小石は痛そうに

ころがっていった



どうして石が痛いかって?

石だって心があるからさ



石に心なんてないって?

心がないってどうして分かるの?

あるよ!石にだって心




あなたにだってあるでしょ?











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